たんぽ

実用日本語表現辞典

担保

読み方：たんぽ

担保（たんぽ）とは、債務の履行を保証するために提供される資産や権利のことである。債務者が債務を履行できない場合、担保となる資産や権利は債権者に移転し、債権者はこれを売却して債務の回収を図る。担保には不動産、有価証券、預金などが用いられることが多い。また、担保は信用取引においても重要な役割を果たす。例えば、株式の売買においては、売り手が約束通り株式を提供できない場合の保証として担保が設定されることがある。

（2023年9月21日更新）

担保

読み方：たんぽ

担保とは、担保の意味

担保とは、契約や取引を履行できず不利益が生じた場合に備えるために、あらかじめ何らかの約束をしたり何らかの物品を差し入れたりする行為、またはその約束や物品のことである。簡単にいうと、契約や取引に関する保証全般のことである。英語では、collateral、security、mortgage、guarantee などと表現する。

担保には、人的担保と物的担保の2種類がある。人的担保とは、Aから借りたお金をBが返せない場合に、Bに代わってCがお金を返済するといった約束事のことである。保証人が人的担保に該当する。

物的担保は、お金が返済されない場合に備えて、一定の価値を有する物件を差し入れるといった約束事のことである。具体的には不動産や有価証券や預貯金などが、担保物件とされることが多い。

人的担保や物的担保は、契約や取引を行う当事者間の合意により設定されるが、契約や取引の内容に瑕疵（欠陥・不具合・過失など）があった場合には、担保の有無にかかわらず不利益を与えた側は何らかの保証を行うことが必要になる。この時に不利益を与えた側の保証責任を意味する用語が、「担保責任」である。日本では民法により、不利益を被った側には契約の解除・代金減額請求・損害賠償請求などの権利が認められており、不利益を与えた側はこれに応えることが義務付けられている。

関連サイト：民法（e-Gov）

（2020年8月18日更新）

デジタル大辞泉

たんぽ

綿などを丸めて皮や布で包んだもの。けいこ用の槍の頭につけたり、拓本をとるとき墨を含ませたりするのに用いる。

たん‐ぽ【担保】

読み方：たんぽ

［名］(スル)

１ 将来生じるかもしれない不利益に対して、それを補うことを保証すること、または保証するもの。抵当。「土地を—に入れる」

２ 債務者が債務を履行しない場合に備えて債権者に提供され、債権の弁済を確保する手段となるもの。物的担保と人的担保とがある。

３ （特に、物品などの形(かた)を取らないで）その事を保証するもの。「消費者保護実現の—はない」「法律によって—する」

たん‐ぽ【^▽湯^▽婆】

読み方：たんぽ

《唐音》

１ 湯たんぽ。《季 冬》

２ 京阪地方で、酒を温めるのに用いる、銅・真鍮(しんちゅう)製の筒形の器をいう。ちろり。

法律関連用語集

担保(たんぽ)

民法基本用語に関わる用語

債務不履行があるときに備えてあらかじめ債権者に提供され、債務の弁済を確保する手段となるもの。保証人、連帯保証人等の人的担保と抵当権、質権等の物的担保がある。

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リフォーム用語集

担保

債務者がその債務を履行しない場合に債務の保証として債権者に提供する手段。抵当権・質権などの物的担保と、保証債務・連帯債務などの人的担保がある。

隠語大辞典

たんぽ

1. 惣シテ菜ヲ云フ。〔第三類　飲食物之部・石川県〕
2. 料理物を云ふ。
3. 料理物をいう。

分類 石川県

Tampo

読み方：たんぽ

1. 金魚。

分類 露店商

タンポ

読み方：たんぼ，たんぽ

1. 肴ノコトヲ云フ。〔第三類　飲食物之部・岩手県〕
2. 肴ノコトヲ云フ。〔第三類　飲食物之部・宮城県〕
3. 酒席料理物。〔第六類　器具食物〕
4. 酒肴。たんぽ（湯婆）はちろり（銚釐）ともいい酒を燗する金属製の器で、酒には肴が付き物で何時か「たんぽ」は酒肴を意味するようになつた。〔香〕

分類 宮城県、岩手県、香

タンポ

読み方：たんぼ，たんぽ，たんぽう

1. 魚類ヲ総称シタルナリ。〔第三類　飲食物之部・茨城県〕
2. 魚ノコトヲ云フ。〔第三類　飲食物之部・福島県〕
3. 魚のこと。〔一般犯罪〕

分類 犯罪、福島県、茨城県

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反保

姓	読み方
反保	たんぽ

丹保

姓	読み方
丹保	たんぽ

田甫

姓	読み方
田甫	たんぽ

丹甫

姓	読み方
丹甫	たんぽ

畝

姓	読み方
畝	たんぽ

ウィキペディア

たんぽ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/16 03:29 UTC 版)

{Wiktionary|たんぽ} たんぽ

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

たんぽ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:57 UTC 版)

名詞

たんぽ

1. 綿を丸めて、皮や布に包んだもの。稽古用の槍の穂先につけたり、墨を含ませて拓本を取るのに用いる。

翻訳

槍の穂先につける

• 英語: protector ^(en)

拓本を取るのに用いるもの

• 英語: dabber ^(en)

同音異義語

たんぽ

• 【担保】未履行の債務に対して、期日に履行できなかった場合、代替として債権者に提供されることを予定される利益。
• 【湯婆】ゆたんぽ。

Weblio日本語例文用例辞書

「たんぽ」の例文・使い方・用例・文例

• あなたはどれだけきりたんぽが好きなの？
• そのとき彼らはたんぽぽをつみとって、彼らの耳につけました。
• そして、その小さなウサギの二人は大きな森の中でいっしょに幸せに暮して、たんぽぽを食べたり、ひなぎくを飛んだりクローバーを通りぬけたりオークの実を探したりして長い間暮らしました。
• 湯たんぽを入れて寝る
• 子どもを湯たんぽを入れて寝かす
• 痛みを和らげ、体の特定領域の循環増進する赤外線放射（赤外線ランプ、かいろ、または湯たんぽ）の使用
• 北部の温暖な地域の低くからまるつた性の黄色い花をつける多年草の植物属：ふきたんぽぽ
• きりたんぽという料理
• たんぽを付けた槍
• また，回答者の40.3％がボトル入り飲料水を凍らせたことがあり，４％が空になったボトルを湯たんぽとして利用していたこともわかった。