かぐらや
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「花嫁のれん (2010年のテレビドラマ)」の記事における「かぐらや」の解説
谷本 照子(たにもと てるこ) 演 - 烏丸せつこ(第1 - 3シリーズ) 55歳→58歳。仲居頭。富山県氷見市出身。裁縫が得意。「かぐらや」への愛情が人一倍強いが、新人の仲居がすぐに音を上げて辞めてしまうほど、仕事の指導教育は厳しい。母親代わりとなって育ててきた瑠璃子を次の女将にするために、邪魔となる奈緒子を追い出そうとするが、次第に奈緒子を認めるようになる。戻ってきた宗佑が「かぐらや」を継ぎたいと言ったことに焦りを感じ、丈太郎との縁談を勝手に進めようとした伸也を非難する。夫を亡くした後、能登や金沢の旅館で住み込みで働いた後、30年前から「かぐらや」で働き、深雪の死後は神楽家の家事も世話している。子供がいなかった夫の姉夫婦にゆかりの面倒を見てもらい養女に出した際、二度と会わないと約束したため、「かぐらや」を訪れたゆかりと会うのを拒んだが、ゆかりが大切にしていた加賀手鞠を手渡した奈緒子に後押しされ、有紀子と村田たちの会食の手伝いを抜け出し、金沢駅でゆかりと再会。伸也の不在中は支配人代行を務めたが、俊平が正式に支配人に就任したので、仲居頭に戻る。ゆかりから夫の転勤をきっかけに富山で同居することを提案され、かぐらやに残ろうとするが志乃の言葉により同居することを決め、奈緒子にかぐらやの女将としても嫁としても認めている旨を話す。しかしかぐらやにやってきた伊川の件でまだまだ奈緒子には後を任せられないと思い直し、同居は先延ばしにしてかぐらやに残ることにした。 瀬野 有紀子(せの ゆきこ) 演 - 吉田羊(第2シリーズ5話 - 23話) 40歳。志乃の姪で山中温泉の旅館「花かぐら」の娘。子供の頃から女将となるべく育てられ、「美しい所作はおもてなしの基本、お客様を敬う心につながる」と教えられてきたため、立ち居振る舞いは美しい。華道は宇田川流の免許皆伝をしている。奈緒子が台湾に出かけている間、志乃に頼まれ「かぐらや」を手伝うが、その後自ら志願して女将修行を始める。結婚を機に実家を出るが、夫と浮気した女性との間に子供が生まれ、3人で新しい家庭を作りたいと告げられ、離婚調停中だった。自身の結婚後、弟夫婦が旅館を継ぎ、弟の嫁が女将となり実家にも帰れないため、このまま「かぐらや」の女将におさまろうと画策する。九兵衛の茶碗を割ったことを名乗り出ず結果的に奈緒子に罪を着せるが、木箱を落としたのを目撃した榛名に口止めしたり、奈緒子と榛名が仕事の後も一緒に出歩いている噂を村田に吹聴する。やがて夫から署名捺印入りの離婚届が送られ、「かぐらや」の人々にも真実を知られることとなり、精神的に追い詰められていく。そして志乃が紹介した片山津にある知り合いの旅館で働くことになり、「かぐらや」を去る。 城之内 みちる(じょうのうち みちる) 演 - 浅見れいな(第2シリーズ24話 - 最終話) 観光協会からの依頼で日本旅館のおもてなしを学ぶため、高級外資系ホテル・ルッツホテルから来た仲居研修生。同期の中で一番早くコンシェルジュとなり、ルッツホテルで一番のコンシェルジュになることが目標。支配人からホテルマンとして何か足りないものがあると言われ、それを見つけるべく「かぐらや」への研修に行くことになるが、その間に同期に追い抜かれる不安もあり、当初は旅館での研修や仲居の仕事に疑問を抱いていた。しかしズボンのアイロンがけを依頼した宿泊客にアイロンを渡そうとして相手を怒らせたり、そば殻入りの枕を出した宿泊客がアレルギー反応で病院に運ばれた際、奈緒子に一喝され、以降は気持ちを入れ替えて仲居の仕事に取り組むようになる。 榛名 武司(はるな たけし) 演 - 岩永洋昭(第2シリーズ) 36歳。ローマでイタリア料理の修行をした後、和倉温泉の旅館「みやびや」で3年間修行し、「かぐらや」にやってきた板前。寡黙だが真面目な性格で、「かぐらや」の味を学ぶ一方で新作料理の研究にも余念がなく、いつかは和食とイタリアンを合わせた創作料理に挑戦してみたいと思っている。いつも「みやびや」の料理長からもらった下駄を履いていて、アトリエ禅で下宿している。女将修行に励む奈緒子の真っすぐなところに次第に惹かれていく。 松本 咲子(まつもと さきこ) 演 - 田中こなつ(第3シリーズ) かぐらやの新人仲居。以前は福井の料亭で仲居として働いていた。現在奈緒子行きつけのお茶屋カフェの二階で下宿中であり、休みの日などはお茶屋カフェの接客などの手伝いをすることもある。俊平が仲居の仕事を行っていた際は、教育係を行っていた。 柿沼 俊平(かきぬま しゅんぺい) 演 - 鈴之助(第3シリーズ) 能登の老舗旅館「柿沼」の長男。金沢の方言で「ぼんち」と呼ばれる跡取り息子。修行のためかぐらやで支配人見習いとして働き、支配人に就任。仲居の仕事を学ぶ際に教育係だった咲子に気がある様子。 増岡 均(ますおか ひとし) 演 - 中西良太(第3シリーズ - ) 俊平の付き人としてかぐらやにやってきた。庭師の仕事をしながら俊平の世話を焼く。咲子が休み仲居の人手が足らなくなった際は、自ら志願し客室に夕食を運び、料理の説明を宿泊客にすることもあった。第4シリーズからは支配人を兼任している。 小島 房子(こじま ふさこ) 演 - 沢田雅美(第4シリーズ) 照子の後任の仲居頭。仲居として数々の旅館を渡り歩いてきたベテランで、かつて志乃に仕えていたこともあり、“最後のご奉公”としてがぐらやへ。仲居や女将塾生に厳しい指導をしているが、綾を以前から知っていることから2人しかいない場所では“お嬢”と呼び、贔屓している様子が見られる。また女将塾生の寮の寮母もしている。 その他 広沢 知子(仲居) - 棟里佳 寺内 弘美(仲居) - 鈴木美恵(第1シリーズ)、西慶子(第2シリーズ - ) 篠原 和代(仲居) - 宮田真帆 西田 亜希(仲居) - 谷本知美 山本 哲(辰夫の下で働く板前) - 神木優 川上 健太(辰夫の下で働く板前) - 大久保浩 伊原 純(辰夫の下で働く板前) - 瀬戸尚哉(第4シリーズ)
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