老舗

実用日本語表現辞典

老舗

老舗（しにせ）とは、長い歴史と伝統を持つ商店や企業を指す言葉である。これらの商店や企業は、一定の品質とサービスを維持し続け、時代を超えて顧客から信頼を得ている。老舗は、その地域の文化や風俗を反映し、地域の歴史や伝統を伝える役割も果たしている。 老舗には、飲食店や旅館、工芸品店など、さまざまな業種が含まれる。例えば、数百年にわたり続く和菓子店や酒造店、伝統的な工芸品を扱う店舗などが挙げられる。また、一部の老舗は、その製品やサービスが地域の名産や特産品となり、地域のブランドとして認知されていることもある。

（2023年9月16日更新）

デジタル大辞泉

し‐にせ【老^‐舗】

読み方：しにせ

《動詞「しに（仕似）す」の連用形から》

１ 代々続いて同じ商売をしている格式・信用のある店。

２ 先祖代々の家業を守り継ぐこと。

「かみは正直、商売は所柄なり、—なり」〈浄・天の網島〉

ろう‐ほ〔ラウ‐〕【老舗／老^×鋪】

読み方：ろうほ

何代も続いている古くからある店。しにせ。

難読語辞典

老舗

読み方：シニセ（ｓｈｉｎｉｓｅ），　ロウホ（ｒｏｕｈｏ）

代々同じ商売を続けている店

ウィキペディア

老舗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/10/29 07:55 UTC 版)

老舗（老鋪、しにせ、ろうほ）とは、先祖代々にわたって伝統的に事業を行っている小売店・企業（会社）などのことである。広義には商業に関係しないながらも古くから関連する活動形態の先駆的な組織・団体を指す場合もある。

ウィキペディア小見出し辞書

老舗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/17 03:59 UTC 版)

「旭川ラーメン」の記事における「老舗」の解説

蜂屋：1947年（昭和22年）創業。Wスープとラードを用いる、旭川ラーメンの特徴を確立した老舗の一つ。創業当初はスープに鯛節を用いており、鯵の丸干しでスープを作り、中太な自家製麺を用いる現在とは異なるラーメンであった。ライナーネットワーク主催「旭川ラーメングランプリ2021」しょうゆ部門で1位に選出。 旭川らうめん青葉：蜂屋と同年に屋台営業で創業。創業当初から現在に至るまで化学調味料不使用のスープを提供する老舗。 特一番：1950年（昭和25年）創業。旭川市外や北海道外にまで暖簾分け店がある老舗。現在はラーメンだけでは無く定食も扱っている。 天金：1952年（昭和27年）創業。トンコツ・鶏ガラのシングルスープを用いる老舗。「旭川ラーメングランプリ2022」しょうゆ部門で1位に選出。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

老舗

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 12:19 UTC 版)

名詞

老 舗（ろうほ）

1. 昔から代々続いている店。しにせ。

発音^(?)

ろ↘ーほ

和語の漢字表記

老 舗

1. 「しにせ」の漢字表記。

Weblio日本語例文用例辞書

「老舗」の例文・使い方・用例・文例

• 彼が老舗の出会い系サイトを利用する
• 10年前にその老舗の大商店は倒産した。
• 老舗の和菓子屋が自主廃業しました。
• それは、千年以上続く老舗だった。
• このお店は創業６０年の老舗です。
• 老舗を売る
• 東京の日比谷公園内にある老舗(しにせ)レストラン｢松(まつ)本(もと)楼(ろう)｣は，毎年９月25日に｢10円カレー｣を提供している。