お笑い第四世代とは? わかりやすく解説

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お笑い第四世代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/25 04:08 UTC 版)

お笑い第四世代(おわらいだいよんせだい)とは、1989年以降にデビュー[1]した若手お笑い芸人を総称した俗称。


  1. ^ 千原兄弟、FUJIWARA、極楽とんぼ…なにかと“もめ事”が多い平成元年結成コンビ”. リアルライブ. 2019年5月20日閲覧。
  2. ^ お笑い第四世代 1995年7月号 VOL.1、ビクターエンターテイメント
  3. ^ 2008年6月号「日経エンタテインメント!」
  4. ^ 2008年4月号「日経エンタテインメント!」
  5. ^ 「お笑い3.5世代」ゆえの苦悩とは?”. エンタMEGA. 2020年9月27日閲覧。


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お笑い第四世代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:26 UTC 版)

日本お笑い史」の記事における「お笑い第四世代」の解説

詳細は「お笑い第四世代」を参照 1990年代に入ると、これまでのバラエティ番組人気中心となっていたフジテレビに倣う形で、ターゲットおよび内容サブカルチャー観点絞り込んだ多種多様なバラエティ番組多く制作されることとなったボキャブラ天国シリーズ 視聴者投稿元に作られていたテレビ番組タモリのボキャブラ天国』(フジテレビ)が、「大勢若手芸人ネタ競い合う番組」に変化すると、若い女性などを中心とする特定層の支持集めた。この番組きっかけ知名度得た世代をお笑い第四世代と呼ぶことが多い。爆笑問題ネプチューン海砂利水魚(現:くりぃむしちゅー)などは、のちに各局で冠番組を持つことになる。 電波少年シリーズ進め!電波少年』(日本テレビ松本明子らが司会)は、アポイントメントなしの突撃インタビューはじめとして台本のないドキュメンタリー味わい取り込んだドキュメントバラエティであったが、特に後半若手芸人私生活犠牲にした体験チャレンジ企画をさせて笑いの種とする構成となり、過剰演出(やらせ)の傾向強くなるそんな中で、過酷なヒッチハイク旅行行なった猿岩石が、お笑いというよりも共感できる等身大若者といった位置付け人気博し、彼らが唄った楽曲一定の売り上げ集めたり旅行中記した日記をまとめた書籍売り出され版を重ねるなど社会現象化する。 しかし、その後同様のコンセプトドロンズ、なすび、ロッコツマニア、矢部太郎カラテカ)らを起用して話題提供しつづけたが、あくまで芸人よりも企画自体面白さ中心であったために、企画自体パターン化する飽きられるのも早く企画終了同時に芸人人気なくなりテレビから消えることが非常に多かった芸人育てるというよりも消費し尽くすといった側面強く視聴者からの苦情批判殺到するようになり、これも番組終了するきっかけにもなった。 ナインティナインとロケの多様化、同時代性 広告代理店ジャーナリズムによる造語第四世代」という定義に厳密に合致していないが、ほぼ同時期のものとして、フジテレビとぶくすり』(のちの『めちゃ2モテたいッ!』→『めちゃ2イケてるッ!』)や日本テレビぐるぐるナインティナイン』などがあり、これらの番組からナインティナイン、よゐこらが1993年頃から知名度得た。これらに通底しているのはロケーション撮影ロケ)の多用、そして同時代性である。 1990年代初頭漫才スタイルダウンタウンのもとで飽和達しそれ以降芸人お笑い番組は違うスタイル築きあげる必要にせまられた。その経済学的にいう(商品差別化の中でたどり着いたのが、街に繰り出し現場社会笑いネタにするというロケーションの手法であり、「リアル」を笑いにして視聴者惹きつけるとともにテレビに映る若者参加しているという同場所性や、それを通して若者同世代生きているという同時代性親近感醸成しヨコ繋がり生み出して漫才コントとは違う人気に結びついた。 その結果お笑い第一世代から第三世代までの時代全盛極めたコント番組減少しコント番組以外でもブレイクする芸人タレントが非常に多くなったのもこの世代からである。 その他 前述通り、この時代芸人ブレイクするきっかけとなった人気番組ロケ企画中心のものがほとんどであったため、ロンドンブーツ1号2号猿岩石どのようにお笑い芸人ありながら自身漫才コントテレビでほとんど披露せずにブレイクした芸人前後世代比較して多いことが特徴であるといえるロケ企画中心だったのはジャニーズ番組例外ではなくV6の『学校へいこう』やTOKIOの『鉄腕ダッシュ』などがヒットしている。 バラエティ番組におけるテロップ頻繁に使われだしたのがこの頃である。出演者発した言葉逐一字幕化する手法多用され一方、『電波少年『めちゃイケ』などでは補足テロップ『探偵!ナイトスクープ』発祥とされているツッコミテロップ)を挿入する手法取られ以降番組制作多大な影響与えた吉本興業東京銀座進出し、「銀座7丁目劇場」を開場当初吉本印天然素材東上売りであり、日本テレビテレビ朝日タイアップ番組作成されたが、間もなく他に劇場出演していたココリコロンドンブーツ1号2号らがテレビ番組集中的にフィーチャーされることになる。また、NSC東京校1995年開校し東京も本格的なタレント育成手がけるようになったジャニーズ事務所所属グループSMAP自身冠番組『SMAP×SMAP』において、当時衰退し始めていたスタジオコントに積極的に取り組み視聴率30%超の人気博し平成クレージーキャッツ」の異名を取る。その後所属事務所後輩TOKIOV6KinKi Kids、嵐、関ジャニ∞等のジャニーズ事務所所属のタレント・アーティスト等がお笑い系のバラエティ番組等進出する契機となった鈴井貴之大泉洋安田顕らがディレクター過酷な旅を行う、北海道テレビの『水曜どうでしょう』で、深夜23時放送にも拘らず最高視聴率18.6%を記録全国番販され、全国の他のローカル局でも同様のスタイルによる番組制作されるようになった

※この「お笑い第四世代」の解説は、「日本お笑い史」の解説の一部です。
「お笑い第四世代」を含む「日本お笑い史」の記事については、「日本お笑い史」の概要を参照ください。

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