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いちじく 2 【〈無花果〉/〈映日果〉】

クワ科落葉小高木小アジア原産。高さ2~4メートル互生し、大形掌状切れ込む枝葉を切ると、白色乳液が出る。春から夏にかけ、葉腋に壺状の花序をつける。中に無数の白色小花がつくが、外から見えないので「無花果」と書かれる。果実熟すと甘く食用乾燥した茎葉果実緩下剤とされ、乳液はいぼ取り、生殺虫などに利用唐柿(とうがき)。[季]秋。《―をもぐ手に伝ふ雨雫/虚子


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いちじく (無花果)

Ficus carica

Ficus carica

Ficus carica

Ficus carica

西アジア原産です。紀元前2世紀ごろには、すでに栽培されていたそうですわが国へは江戸時代初め中国から渡来しました。高さは6メートルくらいになり、掌状に3~5裂した互生します。5月から9月ごろ、倒卵球形隠頭花序をつけます。これが熟すと暗い紅紫色になり、食用にします。名前は、果実1か月熟すことから、あるいは1日に1果ずつ熟すことから一熟いちじゅく)で、その転訛といわれています。
クワ科イチジク属落葉小高木で、学名Ficus carica。英名は Fig
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イチジク:  柏葉ゴムの木  榕樹  湘南ゴム  無花果  犬枇杷  細葉犬枇杷  菩提樹擬き


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隠語大辞典

皓星社皓星社

無花果

読み方:いちじく

  1. 私はあなたを憎みますといふ意味を含む。〔花言葉
  2. 〔花言〕富裕を意味する。

分類 花言葉

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読み方
いちじく

一軸

読み方
一軸いちじく


ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

イチジク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/07 07:11 UTC 版)

(いちじく から転送)

イチジク
Illustration Ficus carica0 clean.jpg
果実
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: イラクサ目 Urticales
: クワ科 Moraceae
: イチジク属 Ficus
: イチジク F. carica
学名
Ficus carica L. (1753)
和名
イチジク
英名
fig tree

イチジク(無花果、映日果)は、クワ科イチジク属落葉高木。また、その果実のこと。原産地はアラビア南部。不老長寿の果物とも呼ばれる。

目次

名称

無花果」の字は、花を咲かせずに実をつけるように見える[1]ことに由来する漢語で、日本語ではこれに「イチジク」という熟字訓を与えている。

映日果」は、中世ペルシア語「アンジール」(anjīr[2]を当時の中国語で音写した「映日」に「果」を補足したもの。通説として、日本語名「イチジク」はこれの音読「エイジツカ」の転訛とする[3][4]。 中国の古語では他に「阿駔[5]」「阿驛」などとも音写され、「底珍樹」「天仙果」などの別名もある[要出典]

伝来当時の日本では「蓬莱柿(ほうらいし)」「南蛮柿(なんばんがき)」「唐柿(とうがき)」などと呼ばれた。いずれも“異国の果物”といった含みを当時の言葉で表現したものである。

属名 Ficus (ficus)はイチジクを意味するラテン語イタリア語: fico, フランス語: figue, スペイン語: higo, 英語: fig, ドイツ語: Feige など、ヨーロッパの多くの言語の「イチジク」はこの語に由来するものである。

形態・生態

葉は三裂または五裂掌状で互生する。日本では、浅く三裂するものは江戸時代に日本に移入された品種で、深く五裂して裂片の先端が丸みを帯びるものは明治以降に渡来したものである。葉の裏には荒い毛が密生する。葉や茎を切ると乳汁が出る。

初夏、花軸が肥大化した花嚢の内面に無数の花をつける。このような花のつき方を隠頭花序(いんとうかじょ)という。雌雄異花であるが同一の花嚢に両方の花をつける。栽培品種には雄花がないものもある。 自然では花嚢内部にはイチジクコバチが生息し、受粉を媒介する。日本で栽培されているイチジクはほとんどが果実肥大にイチジクコバチによる受粉を必要としない単為結果性品種である。

果実は秋に熟すと濃い紫色になる。食用とする部分は果肉ではなく花托(かたく)である。

利用

歴史

原産地に近いメソポタミアでは6千年以上前から栽培されていたことが知られている。地中海世界でも古くから知られ、古代ローマでは最もありふれたフルーツのひとつであり、甘味源としても重要であった。 最近の研究では、ヨルダン渓谷に位置する新石器時代の遺跡から、1万1千年以上前の炭化した実が出土し、イチジクが世界最古の栽培品種化された植物であった可能性が示唆されている[6]

日本には江戸時代初期、#名称節にもあるように、ペルシャから中国を経て、長崎に伝来した。当初は薬樹としてもたらされたというが、やがて果実を生食して甘味を楽しむようになり、挿し木で容易にふやせることも手伝って、手間のかからない果樹として家庭の庭などにもひろく植えられるに至っている。

食利用

乾燥イチジク

果実は生食するほかに乾燥イチジクとして多く流通する[7]

生果・乾燥品ともに、パンケーキビスケットなどに練りこんだり、ジャムにしたり、スープソースの材料として、またワイン醸造用など、さまざまな用途をもつ。ほかにペースト、濃縮果汁、パウダー、冷凍品などの中間製品も流通している。日本国内では甘露煮にする地方もある。

果実には果糖ブドウ糖蛋白質ビタミン類、カリウムカルシウムペクチンなどが含まれている。クエン酸が少量含まれるが、糖分の方が多いので、甘い味がする。食物繊維は、不溶性と水溶性の両方が豊富に含まれている。

その他の利用

熟した果実、葉を乾燥したものは、それぞれ無花果(ムカカ)、無花果葉(ムカカヨウ)といい生薬として用いられる。果実を干したものは緩下剤に使われた。 また果肉や葉から出る乳液にはゴムに近い樹脂分が含まれるが、民間薬として、(いぼ)に塗布したり、駆虫薬として内服した。

またイチジクの樹液にはフィシンという酵素が含まれており、日本の既存添加物名簿に収載され、食品添加物の原料として使用が認められている。 ほかにイチジク葉抽出物は製造用剤などの用途でかつて同名簿に掲載されていたが、近年販売実績がないため、2005年に削除された。


  1. ^ 実際には花をつけている。#形態・生態節を参照。
  2. ^ 中国の特産地である新疆ウイグル自治区のウイグル語や、中央~南アジアの多くの言語で類似の語形をもつ。またトルコ語ロシア語には「インジール」に近い語形で伝わっていて、これは「映日」の中国語音(現代語音では yìngrì 「インジー」)にも近い。
  3. ^ 音位転換も参照。
  4. ^ 別説として、果実が一ヶ月程度で熟すから、または、一日一果実ずつ熟すから「一熟(イチジュク)」と呼び、「イチジク」はこの転訛であったとするが、実際には果実が熟するまでに2ヶ月半程度要することから、前者の理由については全く当たるものでない。後者についてもそのような事実はないが、あえて大雑把に言うなら大半の植物は何日にもわたってひとつふたつと実りつづけるのであり、なぜイチジクがその“代表”に選ばれたか、またそもそも、なぜそのような当たり前の事象が名称とされたかの説明を欠いている。また仮にこのような造語が行われたとして、造語法としても普通に見られるものではない。
  5. ^酉陽雑俎』に記載があるという。
  6. ^ Mordechai E. Kislev, Anat Hartmann, Ofer Bar-Yosef “Early Domesticated Fig in the Jordan Valley,” Science Magazine, Vol.312.no.5778, 2006, pp.1372-1374 [1]
  7. ^ イラントルコなどでは伝統的に収穫後に天日乾燥させるのに対し、米国カリフォルニア州では樹上で乾燥させてから収穫する方法がとられている[要出典]
  8. ^ [2]。 ※Countries by commodity をクリックし、Selected item 欄で Figs を選択。MT とあるのは metric ton の意で、日本語でいう「トン」のこと。


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