KEIBAワンダーランド 変則的な事例

KEIBAワンダーランド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 20:20 UTC 版)

変則的な事例

薄暮競走実施

2009年(平成21年)以降は事実上春夏クールは17:00まで、秋冬クールは土曜日は16:30、日曜日は16:45(KBS京都以外は16:30まで)までの放送。

  • 2005年から小倉夏開催時に薄暮競走を実施(土日とも小倉最終レース発走16:50)。
  • 2008年(平成20年)からは6・7・9月の3回、4回阪神開催で実施(最終レースは2008年(平成20年)は16:40、2009年からは6・7月開催で16:50)[4][5][6]
  • 2009年以降は3・4月の2回阪神開催、4・5月の3回京都開催、5・6月の2回中京開催(2010年は中京改修で京都で開催)でも実施(最終レースの発走時刻16:40)[7]

特別編成時の措置

全国高等学校野球選手権大会期間中は朝日放送との高校野球リレー中継放送のため、日曜日第1部は14:10からとなる。(雨天中止時は通常の日曜の放送時間に戻る形になる)

毎年7月下旬頃に放送されるフジテレビ系列の『FNSの日』特別番組放送日は、15時台の休憩なしでノンストップで放送される(2005年10月9日2006年10月8日2009年10月4日にフジテレビ系列でF1日本グランプリ生中継が行われた際も同様の措置がとられた)。

2007年9月23日は報道特別番組のため、また2007年9月30日2008年(平成20年)10月12日F1日本グランプリ生中継が行われた際、この日の関西テレビ系列の『DREAM競馬』が15:15(2007年9月23日は15:30)から放送開始だったがこの場合の第1部は通常通り15:00までの放送となる(この間に、発走するレースは地上波では放送されないことになる)。

以上の措置は後述のネット局の内、土日共に放送の3局(三重・奈良・兵庫サンテレビ)でも同様。但し下記の例外がある。

  • 高校野球リレー中継に関しては三重テレビ放送を除く。この期間中三重テレビへのネットは、KBS京都からの裏送りで放送。
  • 薄暮開催の内、2008年(平成20年)については6・7・9月の阪神開催については三重テレビ(土日共に)とサンテレビ(6・7月の土曜日のみ)が編成上の都合で16:30で飛び降りとなった。また2009年は三重テレビが日本ダービー当日と夏の小倉開催を除き編成の都合で16:30で飛び降りとなる。3月28日・29日の放送で奈良テレビ、3月28日の放送でサンテレビがそれぞれ編成上の都合で16:30で飛び降りた。2010年も三重テレビでは、2009年同様編成の都合で16:30で飛び降りとなる。

変則開催時

1月5日の京都金杯当日、及び1月第2月曜の成人の日と9月第3月曜の敬老の日と10月第2月曜のスポーツの日(2007年のみ。当時は体育の日)のハッピーマンデー制度に伴う変則的な月曜開催、その他代替開催など土曜・日曜以外に実施される場合も原則として土曜日の放送時間帯での放映となる(ネット局は別途定める)。

1995年(平成7年)6月3日・4日は「震災復興支援競走」として関西エリアでは京都競馬と中京競馬が同時開催となったが、通常は夏競馬の期間のみKBS京都制作で放送している(春と秋の開催はテレビ愛知が制作)中京競馬場にも、臨時にKBS京都のスタッフを派遣して放送時間内に行われた両場のすべてのレースの生放送を行った[8]

2003年(平成15年)11月3日に福島競馬場で中央競馬が開催された当日は、KBS京都・サンテレビともに関東の独立局向けに放送している『中央競馬ワイド中継』(発局・テレビ埼玉)を放送した。またこれまで関東地区のみが天災などによる開催中止の代替開催が行われた場合は関西地区での競馬中継は行わなかったが、2006年1月23日中山競馬場代替開催が実施された時も『ワイド中継』(このときの発局はチバテレビ)をネットした。同様に2008年(平成20年)2月4日東京競馬場代替開催時もKBS京都のみだが『ワイド中継』(このときの発局はtvk)がネットされた。

2004年から9月の敬老の日を含めた3連休は中山、阪神、札幌の3場の開催スケジュールを調整し土曜日は中山と札幌での開催となり阪神開催が行われない(月曜日に阪神、札幌開催)がその場合は15:00から1時間の中継のみとなる。この場合はKBS京都本社スタジオ(2009年の変則開催は阪神競馬場)からの進行で、中継映像は通常の中継同様それぞれTXN各系列局から配給されたものを使う(TXN系列局であるテレビ愛知・TVQ九州放送・テレビせとうちは2006年までテレビ東京制作の『ウイニング競馬』を放送していた)。2008年(平成20年)11月22日 - 24日の東京・京都福島の変則開催時も、京都開催がなかった22日に同様の短縮放送を行った。なお、2009年以降BSジャパンが視聴可能であれば、14:30以降はこの番組より先に『ウイニング競馬』で視聴することが可能になった。

2006年(平成18年)から東京競馬場で日本ダービーが行われる日に目黒記念が最終レース(17:00発走)に組まれる(中京の最終レースの発走も16:40に繰り下がる)為、当日はそれを中継する関係で17:15まで延長して放送する(2006年はKBS京都と三重テレビのみ17:25まで)。また2010年の宝塚記念当日は阪神競馬の最終レース(JRAプレミアムレースの阪神ドリームプレミアム)が17:00発走に組まれるため、17:15まで中継を延長して放送。

2007年8月18日と翌19日の放送は馬インフルエンザウイルスの蔓延により全72レースが中止となったことを受け、小倉競馬場からではなくKBS京都本社からの放送に変更された。内容も変更され、この年これまでの内容を振り返る企画(18日はGIレース・2歳新馬戦回顧、19日は「笑顔をキャッチ」総集編)に加えJRAが六本木事務所で行った記者会見の中身についても放送した。

2007年(平成19年)11月17日の福島、24日の中京のメインレースは急遽開催が決まった影響から地元局[9]からは放送がなかったためJRAの公式映像を利用した。また23・24日はテレビ愛知(24日のみ)、三重テレビも自主制作はせずKBSからのネット受けのみをした。

2008年(平成20年)2月11日は京都競馬場で9日の続行競馬、東京競馬場で10日の代替競馬が行われたがこの日は中継そのものが行われなかった(15:30 - 16:00に「阿含の星まつり」の中継が組まれており放送枠やスポンサーの都合が付かなかったほか実況担当アナウンサーの内、澤武・梶原・森谷の3人がこの日レギュラー番組の担当に当たっていた事も災いした)。代替開催で中継がなかった珍しいケースである。この日は深夜のダイジェストや関西地区のラジオの競馬中継も行われなかった為(関東地区でも、テレビ・ラジオともに中継局は限られた)、グリーンチャンネルかラジオNIKKEIを受信できなければ競馬を視聴できない状況となった。その事もあり前日10日の放送では、「ぜひ明日(11日)は競馬場・ウインズで競馬をお楽しみ下さい」という旨のコメントがなされた。また当時は関西地区メインレースの実況がKBS京都からRFラジオ日本に音声のみ配信されていたがそれもできなくなり、ラジオ日本のアナウンサーが急遽派遣され全レースを実況することになった。

2010年(平成22年)4月19日の福島競馬が代替開催された時も、関西地区での地上波では中継がなかった。

サンテレビ

プロ野球阪神タイガース戦の中継が放送される場合、土曜日は野球中継の開始時刻(主に14:00に飛び降りのケースが多かった)で競馬中継を終了。まれに競馬中継が全面休止となる事もあった。

日曜日の場合は、ABCとのリレー中継が実施される場合は、第1部もしくは第2部のどちらかが休止になるケースが多かった。

1995年(平成7年)1月28日・29日は、阪神・淡路大震災の影響で兵庫県大阪府の馬券の発売が休止になった影響で、放送を全面休止した。

なお、兵庫リレーカーニバル(4月下旬)、神戸まつり(5月中旬)が行われる日には11時頃から17時ごろまで中継が組まれる為、競馬中継は全面休止となる。 但し神戸まつりは2009年度は5月17日に開催予定であったものの、新型インフルエンザ流行に伴い、前日の5月16日に開催中止決定に伴い、当初放送は全面休止のはずだったが、急遽放送された。

その他事例

2001年(平成13年)2月3日の中継直前の午前11時過ぎに京都放送(KBS京都)本社の電気設備の更新作業中のトラブルで放送の送信が停止する事故があった。このとき競馬中継に使用する予定のテロップやコマーシャルが全て使えず、やむを得ず画用紙に手書きしたフリップの出馬表や競馬場のモニターでオッズや結果・払戻金を放送したことがあった。このときも本来TVQから小倉、テレビ東京から東京のメインレースを送ってもらう予定だったが受信することが出来なくなったため急遽JRA公式レース映像(グリーンチャンネルで使用されているものと同じ映像)で・ラジオNIKKEI(当時はラジオたんぱ)の実況を使う事になった。

2008年(平成20年)8月23日はTXN系列で北京オリンピックを中継するため、テレビ愛知・テレビせとうち・TVQ九州放送は放送を休止(この日は山陰放送も特番のため休止だった)。

  • これに伴い、通常はテレビ愛知の時間帯は中断している三重テレビではこの日は中断なしで放送した(ただし競輪ふるさとダービー中継のため、16時までの放送)。

2009年10月4日はGIスプリンターズステークス開催日だったがフジテレビ系列ではF1日本グランプリ生中継が行われた為、この日の関西テレビ系列の『DREAM競馬』は15:40 - 16:20の予定だったがF1中継の進行状況に最大30分放送短縮ありの可能性があった為にGIレースが生中継できない可能性があったためKBS京都、奈良テレビでは15時台も中断せずに放送した(サンテレビ、三重テレビは通常通り15時台は中断)。そのため日曜日に行われるGIレースでは2003年宝塚記念以来、6年ぶりにGIレースが生中継された[10]

GI開催日の日曜日には時々、最終レースの発走が5 - 10分遅れることがあるためレースの途中で放送が途切れたり放送できないケースもある。KBS京都の日曜日は16:45まで中継があるがその場合でも16時28分30秒で強制的にCMが入るので(ネット局はこの時点で各局別のエンディングとなる)、CMが終わってから改めてVTRで放映し直していた(ただし、薄暮競走開催時は除く)。


  1. ^ a b c 日本中央競馬会広報室 編『日本中央競馬会30年史』1985年、214頁。 
  2. ^ netkeiba.com・しましまんず池山(池山心)・今週の叫び(2010年11月5日付け) 参照。なお、関東地区の独立UHF放送局で放送されていた『中央競馬ワイド中継』も2010年(平成22年)12月26日で放送を終了している。
  3. ^ 最終回当日は中央競馬の年内最終レース小倉競馬の2010アンコールステークスが16:35発走(例年、中央競馬の年内最終レースは阪神競馬の2010ファイナルステークスだがこの年は中京改修で小倉開催)で行われるが、KBS京都以外は通常通り16:30に放送を終了した。
  4. ^ 2008年(平成20年)の宝塚記念当日は16:50、2009年宝塚記念当日は16:55、2010年宝塚記念当日は17:00、2009年スプリンターズステークス当日は16:45がそれぞれの最終レース発走時刻。
  5. ^ 2006年以後のダービーデー(最終が東京競馬でGII目黒記念)と、2010年の宝塚記念デーは阪神競馬最終第12競走のJRAプレミアムレースの発走時刻が17時になるための特例で17:15まで放送する。
  6. ^ 通常夏季開催の北海道(1・2回函館・1回札幌)では第11競走、第12競走が薄暮レースとして行われるため最終第12競走は17:10発走なのでその分の生中継は不可だが、2010年宝塚記念デーについては函館最終レースも生中継された。
  7. ^ 2009年高松宮記念及び桜花賞天皇賞(春)及び2010年安田記念当日は16:50。
  8. ^ 通常は京都及び阪神と中京及び小倉が同時開催になる場合、当番組では中京及び小倉のレースはメインレースのみ生中継する。
  9. ^ 17日は福島テレビ、24日はテレビ愛知。
  10. ^ 結果として当日の『DREAM競馬』は15:45 - 16:20にかけて放送されたが、当日16:10に発走された阪神競馬第11競走(道頓堀ステークス・1600万下)は、関西テレビと独立U局(京都・サン・奈良・三重)の双方で中継されるという非常に珍しい事態となった。
  11. ^ 2023年現在もテレビでは『KBS京都エキサイトナイター』、ラジオでは『KBS京都エキサイティングナイター』でそれぞれ使用されている。
  12. ^ 例として、1990年前後の数年間は、THE SQUAREの『君はハリケーン 』が使用されていた。
  13. ^ a b 午前中のレースは中継枠内の「午前中のレース再生」と深夜のダイジェスト番組用に収録。
  14. ^ BSSは鳥取・島根両県をエリアとするが、テレビ本局の所在地の関係上島根大会を放送。






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