伊藤ゆみ 来歴

伊藤ゆみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/22 08:35 UTC 版)

来歴

1984年 - 2000年:生い立ち

1984年 在日韓国人二世の父親と、韓国人の母親の元に生まれる。中学1年生の時に聴いた宇多田ヒカルの曲に衝撃を受け歌手を志す[10]。中学2年の時に母親と韓国旅行に行った際、ソウル明洞スカウトされるも、父親から「韓国語を話せない」などの理由から芸能界入りを反対されていた。2000年、渡韓。芸能界デビューするため、レッスンを行う。

2001年 - 2007年:Sugar、アユミ時代

2001年末に韓国のアイドルグループ「Sugar」のメンバー・Ahyoomi[11](アユミ、아유미)として韓国でデビューを果たす。2003年に所属事務所スターワールドはホリプロと契約を交わし、翌2004年にSugarは日本へ進出。日本テレビの『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』 K-POP大図鑑を担当。2005年には「Xメン」(SBS)など多くのバラエティ番組で活躍する。年末、MBC放送芸能大賞受賞。2006年には倖田來未がカバーした「キューティーハニー」の韓国語訳詞を手がけ、この曲で「Ahyoomee(アユミ)」としてソロデビューも果たし、同曲を含むシングル2作品をリリースした。同時に、ローマ字表記を「Ahyoomee」から「AhYooMi」に改めた。同年12月31日、Sugar解散[12]

2007年2月14日、ソロ歌手「Ahyoomee(アユミ)」としてSMエンターテインメントに移籍し、BoA東方神起らと同じ所属事務所となる。同年7月5日、SMエンターテインメント所属の歌手によるコンピレーションアルバム『2007 SUMMER SMTOWN』の2曲目に収録されている「旅行に行こう」にワンフレーズだけではあるが参加し、これが事実上事務所移籍後初のCDリリースとなった。

2008年 - 2009年:伊藤ゆみ時代

2008年、エイベックス・エンタテインメントに移籍し、「伊藤ゆみ」として日本を拠点に女優として活動開始。 日本テレビの連続ドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』に出演。2009年1月、初の主演映画『約束の地』が公開。

同時期にアメリカ合衆国ロサンゼルスへ留学。音楽、ダンス、語学を学ぶ。

2009年 - 2016年:ICONIQとして再デビュー

2009年11月東名阪での野外ボードにてロングヘアを大胆にカットしたベイビーショートの「ICONIQ(アイコニック)」としてのビジュアルが初公開され、歌手として再デビュー。 2009年12月9日rhythm zoneより、再デビュー1枚目のシングルで、EXILE ATSUSHIとのコラボ曲「I'm lovin' you」が発売され、上野樹里が出演する「マキアージュ」のCM曲として使用された。2010年(平成22年)元日資生堂は彼女の単独写真広告を新聞各紙に掲載した[10]。2枚目のシングル「Change Myself」は彼女が出演する「マキアージュ」のCM曲として起用された[10]。2010年2月24日に1枚目のアルバム『Change Myface』からの3曲が着うたサイト別に配信された。m-floVERBALコラボレーションした『I.D feat.VERBAL(m-flo)』はミュウモ、アメリカの歌手マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」のカバーmusic.jp、「Crystal Girl」はdwangoで配信された[13]

2010年3月8日、アルバム発売前日の9日から、資生堂や全日空スターバックスなど7社のCMに出演することが発表された。再デビュー後初となるアルバム『CHANGE MYSELF』はオリコン週間チャートで3位を記録した。女性歌手のデビューアルバムが同チャートの3位以内に入るのは、2007年平成19年)12月新垣結衣のアルバム『そら』が2位になって以来、2年3ヶ月ぶりである[14]。一方、アルバムの実売枚数は4万枚程度で、億単位に上るとみられるプロモーション費の元を取るのは困難であるという報道もあったが[15]、YAHOO!JAPANの「5,000万人が選ぶ!ネット番付2010」音楽部門新人アーティスト賞で最多得票を獲得[16]、「レコチョク年間ランキング2010」新人アーティストランキング「着うた」部門で女性ソロ1位獲得[17]、さらにコラボ曲「I'm lovin' you」が「2010年TSUTAYA年間ランキング」CDレンタル部門・限定シングル1位を獲得した[18]。また、同年11月25日の『ベストヒット歌謡祭』では地上波テレビ初出演し歌唱、同年末の『第52回日本レコード大賞』でも新人賞を受賞した[19]

2010年、2011年と夏の野外フェスティバル「a-nation」に2年連続出演。2010年はこの年リリースしたシングル「TOKYO LADY」、2011年は未発表曲「LADIES」を披露した。

2012年3月14日、昨年のa-nationで初披露された「LADIES」と新たに作られた新曲「MAKE IT RIGHT」をデジタルシングルとして同時リリースした。

音楽活動の一方で『Girls Award 2012 SPRING/SUMMER』などのファッションイベントにも出演し、写真展『ICONIQ UNKNOWN展』を開催。女優として2011年4月の『どんど晴れ スペシャル』を皮切りに『間違われちゃった男』『白衣のなみだ』などのテレビドラマに出演。2013年1月にはビューティー演劇『14番目の月〜僕達が貴女をキレイにします!〜』で初舞台にして初主演、同年11月には宮本亜門演出の『メリリー・ウィー・ロール・アロング〜それでも僕らは前へ進む〜』でミュージカルに初出演しヒロイン役を演じた[20]

2016年 - :伊藤ゆみとして再始動

2016年8月10日発売の雑誌『SENSE』グラビアを皮切りに、「伊藤ゆみ」に名前を戻し、女優業を中心に再始動[21]。8月26日発売の写真週刊誌『フライデー』でグラビアに初挑戦し、撮影の為に作り上げた究極ボディを9ページにわたって披露した[22][23]。同年9月の舞台『ReLIFE』で伊藤ゆみとして初舞台に立ち、女優業に本格復帰した[24][25]

2017年5月には『母になる』で3年ぶりにテレビドラマに出演[26]、同年7月にはフジテレビ月9ドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』にレギュラー出演する[27]

2020年1月30日をもって所属事務所・エイベックスマネジメントを退所[8]


注釈

  1. ^ Sugar時代のプロフィールにはA型[6]、O型[3] の記載もある。
  2. ^ なお2012年2月現在の公式プロフィールにおいては、鳥取県生まれの在日韓国人三世であることが記載されている[2]
  3. ^ ブロードウェイミュージカル作品。
  4. ^ アニメ『キューティーハニーF』の韓国放映版(1998年SBS)の主題歌とは同じ曲だが歌詞が異なる。

出典

  1. ^ “元ICONIQ”伊藤ゆみ、韓国名を告白…生い立ちにも言及”. Kstyle. LINE (2021年2月14日). 2022年4月22日閲覧。
  2. ^ a b PROFILE”. iconiq.jp. 2012年2月19日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2022年4月22日閲覧。
  3. ^ a b Sugar?”. Sugar Official Website. トイズファクトリー. 2006年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月8日閲覧。
  4. ^ a b “ICONIQあらため伊藤ゆみ『豊穣なる裸』”. 週プレNEWS (集英社). (2016年9月4日). https://wpb.shueisha.co.jp/gravure/2016/09/04/71518/ 2016年9月8日閲覧。 
  5. ^ a b PROFILE”. ICONIQ Official Website. 2015年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月14日閲覧。
  6. ^ Sugar?”. Sugar Official Website. トイズファクトリー. 2005年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月8日閲覧。
  7. ^ ICONIQ改め伊藤ゆみ、グラビア初挑戦! 大胆ヌードで美ボディ披露”. マイナビニュース (2016年8月29日). 2020年1月27日閲覧。
  8. ^ a b “伊藤ゆみ、所属事務所を退所 今後も活動の場を広げ「全力を尽くす」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年1月31日). https://www.oricon.co.jp/news/2154357/full/ 2020年1月31日閲覧。 
  9. ^ すばらしき同胞・この人この顔 アイドルグループ「sugar」 李亜由美さん”. 在日韓国人 Online Community. 在日本大韓民国民団中央本部 (2002年12月27日). 2015年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月6日閲覧。
  10. ^ a b c d e f 「ICONIQ 大型コラボやタイアップが続くベイビーショートの新歌姫」『日経エンタテインメント!』第14巻第5号、日経BP社、2010年3月、 pp.7。
  11. ^ 프로필(プロフィール)”. Sugar 공식 홈페이지(公式ホームページ). スターワールド. 2003年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月15日閲覧。
  12. ^ “グループ・シュガー、結成4年で解散へ”. 中央日報. (2006年12月20日). http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=82926&servcode=700&sectcode=720 
  13. ^ “ICONIQ、2/24より着うた3曲同時配信決定!”. エキサイトミュージック. (2010年2月25日). http://www.excite.co.jp/music/news/story/68156/ 
  14. ^ “ICONIQ 日本デビューアルバムがオリコン3位”. 中央日報. (2010年). http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=127229&servcode=700&sectcode=720 
  15. ^ “エイベックスが社運を掛けた"新人"ICONIQ 早くも「大コケ」が顕在化!?”. 日刊サイゾー. http://www.cyzo.com/2010/03/post_4177.html 2010年6月15日閲覧。 
  16. ^ 音楽部門 ネット番付2010決選投票! - Yahoo! JAPAN”. YAHOO!JAPAN. 2011年3月4日閲覧。
  17. ^ 「着うたフル®」・「着うた®」なら「レコチョク」 - 年間ランキング”. レコチョク. 2011年3月4日閲覧。
  18. ^ 2010年 レンタルCD 【限定シングル】ランキング - TSUTAYA online - ランキング”. TSUTAYA. 2011年3月4日閲覧。
  19. ^ 第52回 輝く!日本レコード大賞 | TBSテレビ”. TBSテレビ. 2011年3月4日閲覧。
  20. ^ “ICONIQ、ミュージカル初出演でヒロイン”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2013年7月27日). オリジナルの2013年7月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130731013704/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130727-OHT1T00035.htm 2016年9月14日閲覧。 
  21. ^ ICONIQから伊藤ゆみへ。30歳を迎え、更なる高みを目指し、ネクストステージへ旅立つ 。雑誌『SENSE』撮影時の貴重なオフショットも披露!”. 2016年8月10日閲覧。
  22. ^ “ICONIQ”あらため“伊藤ゆみ”、グラビアで究極ボディ披露” (2016年8月26日). 2016年8月30日閲覧。
  23. ^ “ICONIQ改め伊藤ゆみ、再出発へ決意のフルヌード スリムボディを惜しげも無く披露” (2016年8月30日). 2016年8月30日閲覧。
  24. ^ a b “「ReLIFE」追加キャスト6人、ICONIQ改め伊藤ゆみは初舞台”. ステージナタリー. (2016年8月22日). http://natalie.mu/stage/news/199018 2016年8月23日閲覧。 
  25. ^ “「伊藤ゆみ」で再始動のICONIQ、女優業本格復帰の第1弾を発表”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2016年8月22日). https://mdpr.jp/news/detail/1608075 2016年11月26日閲覧。 
  26. ^ 小山美咲 (2017年5月10日). “あのICONIQが現在“伊藤ゆみ”として女優やってた!「母になる」にも出演”. シネマトゥディ. https://www.cinematoday.jp/news/N0091454 2017年7月25日閲覧。 
  27. ^ “伊藤ゆみインタビュー「プロとしての責任感を表現できれば」『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』に出演”. TVLIFE web (学研プラス). (2017年7月24日). http://www.tvlife.jp/pickup/130567 2017年7月25日閲覧。 
  28. ^ 「ジョイニュース24」のインタビューより(2006年8月)
  29. ^ アユミ(伊藤ゆみ)、「日本人ではない…母はソウル生まれ、父は在日韓国人」”. WoW!Korea. エイアイエスイー株式会社 (2021年10月21日). 2021年10月21日閲覧。
  30. ^ イ・ミンジ (2021年10月20日). ““元ICONIQ”伊藤ゆみ、日本人と遠距離恋愛も?デートから別れまで過去の経験を告白”. Kstyle. LINE株式会社. 2021年10月21日閲覧。
  31. ^ ドラマL『パーフェクトクライム』”. ドラマL. ABC TV. 2019年2月12日閲覧。
  32. ^ “フジテレビ系『魔女に言われたい夜』、4月10日(月)深夜より、リニューアルして放送開始” (プレスリリース), ディノス・セシール, (2017年4月7日), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000781.000003084.html 2017年7月25日閲覧。 
  33. ^ スポーツ報知 (2013年7月27日). “ICONIQ、ミュージカル初出演でヒロイン”. 2013年7月27日閲覧。
  34. ^ マイナビニュース (2013年7月27日). “ICONIQ、宮本亜門演出でミュージカルデビュー! 高橋愛相手に、不倫略奪婚!?”. 2013年7月27日閲覧。
  35. ^ さまぁ〜ずハウス シーズン1 | 動画 | Amazonビデオ”. www.amazon.co.jp. 2018年4月20日閲覧。


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