ラグナシア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 09:55 UTC 版)
概要
ラグナシアのテーマは、海。大航海時代や海洋冒険譚をイメージしたパークで、その全体が地中海の交易で栄えた中世のアドリア海に面した港町という設定になっている。スペインからイタリア、ギリシアの文化や雰囲気が渾然一体となったもので、パークの中心にウォーターパーク、大規模プールがあり、夏はプール、秋冬はカヌーやボート体験ができるようになっており、秋は「ラグーナハッピーハロウィーン」や「世界のビールとワインまつり」、冬はイルミネーションやプロジェクションマッピングに富んだ「史上最光の冬ラグーナ」が開催される。道路を挟んだ場所に、おさかな市場・ラグーナアウトレット・レストランなどの商業施設が入居する「ラグーナフェスティバルマーケット」がある。フェスティバルマーケット(2009年に増床・全面リニューアル)とラグナシアはペデストリアンデッキ(連絡通路)で繋がっている。エレベーター・エスカレーター(フェスティバルマーケット内のみ)は全て三菱製。機種は2002年開業エリアにはエレパック、2004年開業エリアにはエレパック・アイが設置されている。なお、エスカレーターの機種はJシリーズ。
施設
- アトラクション、ショッピング、レストラン等の全ての施設を水着のままで利用することができ(一部上着着用あり)、それを売りにしている。
- 屋内型アトラクションが多く、雨の日でも多くのアトラクションが楽しめる。
- 夏は伝説の港町が「ジョイア マーレの浜辺」、「ルナポルト」、「ゼウスの稲妻」などの合計6つのプールとなり、水着のままアトラクションに乗ることが可能。更に、2019年7月13日「やどかりさんの海」及び「ポレールの船」は「JULAGOON」(ジュラグーン)となった。
- ゲルストラウアー社(ドイツ)の日本における初の設置となるローラーコースター「アクアウィンド」、ボック型ライドアトラクション「マジカル パウダー」、お菓子工場が秘密基地の「キャンディ ファクトリー」が登場(2004年4月24日)。
- 屋根付きの多目的ホール「セロシアホール」と新アトラクション「パイレーツブラスト」(トレジャーハンティングのリニューアル)が登場(2007年3月17日)。投資額5億円(パイレーツブラストとセロシアホールの合計)。
- 日本初登場の実体験RPG空間アトラクション「マジクエスト」がオープン。子供向けゾーン「ステラパーク」にもガトーのサイクルモノレール「パラレルウォーク」・噴水「ジャンピンウォーター」・幼児向けアスレッチク遊具「パラレルデッキ」が同時オープン(2008年3月20日)。投資額5億円(ステラパークとマジクエストの投資額)。
- 新エリアにフラワーラグーン(変な森)・ラグーナテンボスアートシアター・変なホテルラグーナテンボスがオープン。2015年の史上最光の冬ラグーナより、新エリアにてカーアクションマッピング「AMAZE」(アメイズ)とイルミネーション「光の草原」、その新エリアへの架け橋に「幸福のレインボーアーチ」が追加された。
- パイレーツブラストのコースターに乗りながらVRで仮想空間を探検できるVRアドベンチャーがオープンした。[3]
アトラクション
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- パイレーツ ブラスト
暗闇の中トロッコに乗って洞穴をめぐる半屋内型コースター。最後に屋内から外へ抜け出すといった特徴がある。
- レジェンド オブ ラビリンス
丸太のボートに乗って高さ10メートルから降りる急流すべり型アトラクション。水しぶき対策としてポンチョが売られている。
- アクア ウィンド
日本初登場のドイツ製コースターが特徴的なトロッコ型コースター。冒頭に「シュワルツコフカーブ」と呼ばれる急降下ポイントがある。
- しまじろう シーパーク ガオガオさんのかいていけんきゅうじょ[4]
2022年7月16日オープンのキッズ・パーク。3階建ての施設で遊びながら海の生き物や海をきれいにする方法が学べるようになっている。最後には限定シールがプレゼントされる。
- マジカル パウダー
ボックス型ライドに乗ってラグナシアに住む妖精の物語を楽しむシアター型アトラクション。ベビーカーのまま利用することができる。ライドにはそれぞれアレン、ボブ、キャロル、ディーン、エディー、フレディ、ジョージ、ハリー、イザック、ジュリエット、ケント、ルイスという名前がついている。[5]
- しまじろう シ―パーク[6]
巨大ネットやお寿司屋さんごっこ体験などで遊ぶことのできる全天候型キッズ・パーク。「はじめましてのうみエリア」、「あわあわラグーンエリア」、「かいていガーデンエリア」の三つで構成されている。「はじめましてのうみ」内では「もしもしせんすいかん」、「かにかにバランス」、「こばんざめクライミング」、「おしゃれやどかり」、「なぞなぞアンコウ」のアトラクションがあり「あわあわラグーンエリア」内ではネット遊具やボールプールで遊ぶことができる。「かいていガーデンエリア」内のステージでは「しまじろうのシーパーク・セレびれーション」が催されている。
- ドリーミングクエスト
青い涙と呼ばれる携帯ツールを持ち園内を巡って宝探しを行うモバイルラリー。最後にもらえる「冒険の書」に「ラッキー」の文字があるとプレゼントがもらえる。
- ラグナシア 伝説冒険ツアー
5つのアトラクションを巡り、ラグナシアのバックストーリーを読み解くパスポート所有者限定のアトラクション。5つのアトラクションを巡ると限定カードがもらえる。
- ファイア ファイア NEXT~レビヤタンの逆襲~
3Dプロジェクションマッピングを搭載したシューティングライド。上位3位の得点はアトラクション外の画面へ映し出される。
- プエルプエラ
カラフルな室内が特徴的なキッズ向けプレイルーム。
- アルキン ベーダー[7]
最大10人で遊ぶことのできるスペースインベーダー。壁と床に投影されたインベーダーの大群を足を使って撃ち落とす。
- 観覧車
ラグーナフェスティバルマーケットにある高さ65mの観覧車。三河湾が一望できる。
- 3D水族館
自分で書いたイラストを巨大なスクリーンで泳がせることのできるシアター型アトラクション。2Dエリアと3Dエリアに分かれている。
- たまご調査隊 不思議なたまごの謎
ラグナシア内を巡りながらなぞ解きをするウォークラリー。クリアすることができれば限定ステッカーをもらうことができる。
- ウォーターアクティビティ
プールオフ期限定で楽しむことのできるアクティビティ。電動ボートや足漕ぎボートに乗ってプールを周遊することができる。
- アスレチックパーク「変な森」[8]
フラワーラグーンの跡地に設置された2022年7月2日オープンの新アスレチックエリア。「ハラハラ櫓」、「ドキドキ砦」、「ワクワク城」の三つで構成されている。「ワクワク城」内ではスタンプラリーが実施されている。
- びーくるらんど
室内に設置されたゲームやコインライドで遊ぶことのできるコーナー。
- ジュラグーン
恐竜や卵をモチーフにしたネットアスレチック。迷路のような構造が特徴的である。
ステラパーク内のアトラクション
- ステラコースター
- セイル アウェイ
- スイム&スイング
32人同時に乗ることができる回転ブランコ
- キッズ パイロット
上下に操縦することのできる回転飛行機
- パラレル ウォーク
ラグナシアキャラクター「ガトー」のサイクルモノレール。高さは3m、全長130m。
- しまじろう シーパーク ぷくぷく トレイン[9]
2021年3月6日オープンの6つのポイントを巡るミニサイズ汽車
- マーメイド カルーセル
海の生き物に乗るメリーゴーランド
- ^ a b “ラグナシアに劇場がオープン!ハウステンボス歌劇団がこけら落とし公演”. ステージナタリー (2016年3月2日). 2016年3月2日閲覧。
- ^ “愛知)ラグーナテンボスにシアター 歌劇団がショー”. 朝日新聞デジタル (2016年4月30日). 2016年5月1日閲覧。
- ^ 2021年6月20日をもって運営を終了している 次世代アトラクション「VRコースター」
- ^ しまじろう シーパーク ガオガオさんのかいていけんきゅうじょ特設ページ
- ^ ラグナシアブログ マジカルパウダー②
- ^ しまじろうシ―パーク特設ページ
- ^ アルキンベーダ― in ラグナシア特設ページ
- ^ アスレチックパーク 変な森特設ページ
- ^ しまじろう シーパーク ぷくぷく トレイン特設ページ
- ^ “新生ラグーナ始まる! 日本初!2大3Dマッピングが11月14日に登場”. 2014年10月16日閲覧。
- ^ “キャラクター|ラグナシア|ラグーナテンボス”. lagunatenbosch.co.jp. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “海洋リゾート施設「ラグーナ蒲郡」、8月からHIS運営”. 日本経済新聞. (2014年6月25日)
- ^ 『当社グループによるラグーナ蒲郡の主要事業承継に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)HIS、2012年6月24日 。
- ^ a b 『ラグナシアに次世代アトラクション「VRアドベンチャー」7月16日(土)登場!』(プレスリリース)株式会社ラグーナテンボス、2016年6月10日 。2021年6月6日閲覧。
- ^ “8の字描いた水上バイク、客席に突っ込む…観客の女子中学生と母が負傷”. 読売新聞 (2022年4月23日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “水上バイク無免許でショー出演 事故のテーマパーク、8人が2月まで”. 毎日新聞 (2022年4月26日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “水上バイクショー事故で書類送検 出演者ら、観客2人けが”. 共同通信 (2023年2月2日). 2023年2月2日閲覧。
- ^ “ラグーナ社員ら書類送検 ラグナシア水上バイク事故”. 中日新聞 (2023年2月2日). 2023年2月2日閲覧。
- ^ a b c “公共交通機関をご利用の場合 交通アクセス”. ラグーナテンボス (2015年1月19日). 2015年3月6日閲覧。
- ^ “蒲郡市内の路線バスについてご案内します”. 交通防犯課. 蒲郡市 (2017年7月1日). 2018年4月22日閲覧。
固有名詞の分類
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