ベンガル語 話者分布

ベンガル語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 15:10 UTC 版)

話者分布

印欧語族インド語派の話者分布の一例を示す図

ベンガル語母語話者の概算分布(概算で約2億6100万人)

  バングラデシュ (61.3%)
  インド (37.2%)
  その他 (1.5%)

ベンガル語を母語とする話者(母語話者、第一言語話者)は、バングラデシュとインドの西ベンガル州を中心とした地域(ベンガル地方)に分布する[6]。ベンガル語母語話者が最も多いのはバングラデシュであり、母語話者全体の61.3%を占める。バングラデシュ国内のベンガル語母語話者は同国人口の90%以上、2009年のデータでは98.74%に達するが[22]、これを母語としない少数民族もほぼ全員がベンガル語と母語とのバイリンガルである[7]。2001年のバングラデシュのセンサスによると、同国内のベンガル語話者は約1億1000万人である[23]

ベンガル語母語話者が次に多いのはインドであり、母語話者全体の37.2%を占める。2001年のインドのセンサスによると、同国内のベンガル語話者は約8300万人である[23][24][25]。これは、インド国内においてもヒンディー語に次いで使用人口は2位となる数字である[26]。その内訳は絶対数が多い順に、西ベンガル州が約6800万人、アッサム州が700万人、ジャールカンド州が260万人、トリプラ州が210万人である[25]。とりわけ西ベンガル州は州人口の85%がベンガル語を第一言語とする[24][25]。バングラデシュの東に位置するトリプラ州では、ベンガル語話者が州全体の人口の約3分の2を占める[24][25]。アッサム州では州人口の3分の1、ジャールカンド州とミゾラム州では10分の1がベンガル語を第一言語とする[24][25]

このほかの国家に居住するベンガル語母語話者は全体の1.5%を占め、北米、イギリス、ペルシア湾岸諸国、ネパールやパキスタンなど南アジアに、かなり規模の大きいベンガル語話者ディアスポラのコミュニティがある[23]。ロンドンのタワーハムレッツ区には、ブリック・レイン通り英語版を中心にベンガル語話者が集住するコミュニティがある[27]。日本にもベンガル語話者が15000人ほど居住している[28]。正確な見積もりは難しいが、21世紀前半現在の時点で母語話者人口が2億人を超えることは確実であり、ベンガル語を第二言語として話す人口は5000万人[23]、トータルの話者数は3億人に迫る[6]


注釈

  1. ^ 本来「バングラデシュ」とはベンガル語話者が住むベンガル地方全体を指す語であった。

出典

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