ナマ虎スタジアム 放送時間

ナマ虎スタジアム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 09:48 UTC 版)

放送時間

2023年の編成を基準に記載。全て日本時間である。

ナイトゲーム(火曜日)
放送対象地域 ネット局 放送時間 備考
大阪府 テレビ大阪 17時30分[11] - 20時54分 最大延長21時54分まで
(延長時はマルチチャンネル編成(073)にて放送)
奈良県 奈良テレビ 18時25分[12] - 20時54分
和歌山県 テレビ和歌山
ナイトゲーム(2021年までの土曜日)
放送対象地域 ネット局 放送時間 備考
大阪府 テレビ大阪 18時30分 - 21時00分 延長オプションを設定していないが、2020年には放送時間を21時00分にまで拡大していた[13]。2022年以降は、土曜日の中継を見送っている。
奈良県 奈良テレビ 2020年には放送時間を21時00分にまで拡大していたが、テレビ大阪の中継日に編成を見送る場合があった。
和歌山県 テレビ和歌山 例年は『独占!タイガースナイター』というタイトルで放送しているが、2020年以降には編成せず。
デーゲーム

日曜日と月曜日〜金曜日が祝日になった際放送。放送時刻は不定で、延長なし。原則としてテレビ大阪のみの単独放送となり、独立局との同時ネットは行われない。

備考

テレビ大阪

2013年まで18時30分から放送していたテレビ大阪では、19時からの飛び乗り局に配慮して18時57分頃にCMを挿入する場合がある(この点は他の放送局でも同様である)。また、かつては19時丁度になってから「ハイビジョン制作」のテロップを表示していた。

副音声では基本として、中継先の球場内から、集音マイクで拾える限りの音声(打球音や場内アナウンスなど)だけを流している。火曜日の中継には延長オプション(『開運!なんでも鑑定団』との同時放送)が設定されているが、オプションを行使する時間帯には、メインチャンネルでの実況中継を副音声用のサブチャンネルで継続する。

1987年頃から阪神ホームゲームの中継を開始したが、1995年限りでいったん撤退。2007年4月24日の対ヤクルト戦から中継を再開した。ただし、当日は生中継ではなく、1時間の放送枠に合わせて編集した収録映像をNEARLIVE方式で深夜に放送。阪神はこの試合に勝利したものの、ヒーローインタビューをサンテレビのアナウンサーが担当した。

火・土曜日とも、阪神戦の中継と並行しながら「タイガースグッズプレゼント」を実施。(固定電話と一部の携帯電話を除く)電話から、中継当日の24時まで「67コール[14]」で応募を受け付けている。受付時間の終了後に抽選したうえで、後日に番組スタッフから当選者の応募番号へ電話で連絡。「タイガースグッズ」は毎回1 - 2種類で、阪神球団の公認グッズに限らず、阪神の首脳陣・選手のサインが入った市販品や、解説者のサインが入った著書などからも選ばれている。

2003年8月5日には、神宮球場でヤクルト対阪神戦、隣接する初代・国立競技場Jリーグプレシーズンマッチの一環として企画された「サントリードリームマッチ・FC東京レアル・マドリード[15]スペイン)」の国際親善試合が同時開催されることが決まっており、テレビ東京系は後者の実況生中継を行うことを決めていたが、テレビ大阪に関してはこのサッカーの親善試合の前にあらかじめ前者の生中継の予定が決まっていた(テレビ東京から裏送り放送)ため、テレビ大阪と同時ネットをするびわ湖放送・奈良テレビ・テレビ和歌山に関してはサッカーを深夜放送(8月6日0:58-3:00の枠)に移動し、プロ野球中継の生放送に踏み切ろうとした。しかし試合直前に東京都心が豪雨に見舞われた影響もあり試合開始の遅延も検討されたものの、最終的には天候の回復が見込めないとして中止が発表され、プロ野球中継を行う予定だった各局はやむなくサッカー中継の生放送に切り替えた。

新型コロナウイルスへの感染が拡大している2021年には、感染拡大防止策の一環で、阪神ビジターゲームの中継にいわゆる「リモート方式」を導入している。最初に導入した4月27日の対中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)では、実況担当の福谷清志(テレビ大阪アナウンサー)がドーム内の放送席、解説者の江夏がテレビ東京のスタジオから二元中継方式で出演した。江夏は5月15日の誕生日で73歳に達したことから、以降のリモート中継でもテレビ東京のスタジオから登場していたが、シーズン最後の中継(10月19日の対ヤクルト戦)では甲子園球場の放送席から出演している。

関連番組

少なくとも2012年以降は、阪神に焦点を当てた特別番組を、年末年始やセントラル・リーグ(セ・リーグ)のレギュラーシーズン開幕直前などのタイミングで大阪府内向けに放送。このような番組の映像の一部は、当番組の中継時間内に対象試合が終了した場合や、中継対象試合が雨天などで中断した場合のフィラー素材に活用されている。ちなみに、阪神OBの江夏豊が当番組のメイン解説者だった時期(2022年まで)は、江夏と阪神関係者による対談を中心に据えていた[16]

このような番組に加えて、阪神や(テレビ大阪の本社が所在する大阪市内に本拠地を置く)オリックス・バファローズのリーグ優勝や「日本一」(日本シリーズ制覇)が決まった場合には、生放送による特別番組を以下のように深夜帯で編成している。

2022年には、オリックスが10月30日に東京ヤクルトスワローズとの日本シリーズ第7戦(明治神宮野球場)で(ブルーウェーブ時代の1996年以来26年振りに)「日本一」を決めたことを受けて、『オリたちは待っていた!祝26年ぶりの日本一』(東京都内の祝勝会場と本社スタジオの二元生中継による関西ローカル向けの優勝記念特別番組)を当日の未明(翌31日の1:10 - 1:40)に急遽編成。スタジオからは、福谷、ウーデンジェニファー里沙(後輩アナウンサー)、藤井康雄(この年に阪神の巡回打撃コーチを務めていたブルーウェーブOB)が出演した。ちなみに、地上波の在阪民放テレビ局では、NHK大阪放送局毎日放送も同様の特別番組を当該時間帯の前後に近畿地方(関西ローカル)で放送している。
この年のテレビ大阪では、パシフィック・リーグ(パ・リーグ)のレギュラーシーズンでも日本シリーズでも、オリックス戦を自社で中継しなかった。日本シリーズのパ・リーグ主管試合が京セラドーム大阪(オリックスの本拠地)で組まれていたにもかかわらず、シリーズの試合を一切中継しなかったのは、テレビ東京系列が地上波向けのテレビ中継放送権を全く確保できなかったことによる。
2023年には、阪神が9月14日(木曜日)に甲子園球場で催された巨人とのナイトゲーム(関西地方の地上波テレビ局ではサンテレビジョン衛星放送ではBS朝日で中継)で勝利したことによって、2005年以来18年振りのセ・リーグ優勝を決めた。この年の阪神では岡田彰布監督が優勝を「ARE」(アレ)という隠語で表現していることをきっかけに、「A.R.E.」(Aim! Respect! Empower!)というチームスローガンが設定されたことから、テレビ大阪では『18年ぶりのV! タイガースARE祭』と称する優勝記念特別番組を14日の深夜(15日の2:35 - 3:05)に当時の本社(大阪市中央区大手前の日経大阪電波会館内)のスタジオ(平日の夕方に自社制作で放送している『やさしいニュース』のセット)から生放送。ウーデンジェニファー里沙および、この年から当番組の阪神戦中継でベンチリポーターとして出演している加守哲朗(いずれも放送の時点でテレビ大阪のアナウンサー)の進行で、この年の当番組で解説を担当した阪神のOBから能見篤史福留孝介をゲストに迎えながら、岡田や阪神の主力選手に対するインタビューの映像などを放送した。ちなみに、阪神がレギュラーシーズンの全日程を終了した10月8日(日曜日)にも、この年のメイン解説者だった鳥谷敬や能見などをスタジオに迎えて、『ナマ虎スタジアムスペシャル!タイガースV感謝祭!アレの先まで突っ走れ』という特別番組を11:30 - 12:29に生放送。
阪神は、11月5日(日曜日)に京セラドーム大阪で催されたオリックスとの日本シリーズ第7戦(関西地方の地上波テレビ局では関西テレビが生中継)で勝利したことによって、1985年以来38年振りの「日本一」を達成した。この勝利を受けて、テレビ大阪では、『タイガース38年ぶり日本一 そらするよ そらそうよスペシャル』と称する日本シリーズ優勝記念特別番組を5日の深夜(6日の1:10 - 1:40)に生放送。ウーデンジェニファー里沙および、福谷清志(いずれも放送の時点でテレビ大阪のアナウンサー)の進行で、藤井と阪神OBの関本賢太郎(放送の時点では朝日放送テレビの野球解説者)をゲストに迎えて日本シリーズの映像などを放送した。さらに、YouTube上の「テレビ大阪ニュースチャンネル」では、生放送の終了後もスタジオからの生配信を実施している。

テレビせとうち

不定期にネット受けするが、放送対象地域兵庫県広島県[17]に挟まれているためか、対広島戦をネットすることが多い(特に、地元にある倉敷マスカットスタジアムでの開催試合が多い)。

ナイトゲームの場合、19時台と20時台の番組はその週の『土曜スペシャル』を休止して遅れネットされる。また雨天中止の場合は、雨傘番組として映画(洋画)が放送される。


  1. ^ ナマ虎スタジアム 東京ヤクルトVS阪神 - gooテレビ番組(関西版)・2016年7月12日
  2. ^ 2007年6月3日に放送された対北海道日本ハムファイターズ戦は、ネット局のテレビ北海道とBSジャパン(現・BSテレ東)でもこのタイトルのまま放送された。
  3. ^ それまでは火曜日に限り、最大で21:54までとして中継を延長していた。21:00からの『開運!なんでも鑑定団』は火曜日当日は放送休止とし、代わりに土曜日昼間に行っていた同番組の再放送の枠に振り替えていた(ABCテレビでは現在も、水曜日ナイター中継では、放送休止したレギュラー番組を同一週の土曜日午後の再放送枠に振り替えている)。
  4. ^ ただし、073での延長放送は標準画質(SD)である。延長放送の実施中の時間を含め、早く終了した場合は、『-鑑定団』を途中から放送(飛び乗り)する場合もあるが、071・072がハイビジョン画質(HD)であるのに対し、073が飛び乗り放送の場合は野球中継からの流れで標準画質となる(雨天中止や、20:54までに試合が終了するなど、マルチチャンネル編成を行わない場合はHD対応となる)。この旨についてはEPGの番組概要、並びに並列放送開始前にも「リモコンの上下キーの上矢印ボタンを押してください」との説明をしている(ホームページにはテンキー、EPG番組表選局でも073を合わせられることが記されている)。
  5. ^ 皆見清昭「地上波によるHD+SDマルチチャネル放送」『映像情報メディア学会誌』第70巻第1号、映像情報メディア学会、2016年、85-88頁、doi:10.3169/itej.70.85ISSN 1342-6907NAID 130006300777 
  6. ^ 阪神本拠開幕戦で江夏&田淵“黄金バッテリー”復活(『日刊スポーツ2017年3月17日付記事)
  7. ^ 北海道地区では北海道テレビ(テレビ朝日系列)が放送。
  8. ^ プロ野球中継2022 ナマ虎スタジアム | TVO テレビ大阪”. プロ野球中継2022 ナマ虎スタジアム | TVO テレビ大阪. 2022年3月28日閲覧。
  9. ^ この試合は9月12日(月曜日)に振り替えられたが、テレビ大阪が編成上の事情で放映権を返上したため、振替試合では地上波でのテレビ中継が見送られた。
  10. ^ 『開運!なんでも鑑定団』3時間半スペシャルの放送枠を関西ローカル向けに差し替え。この番組については、中継から1週間後(4月11日)に振り替え放送を実施。
  11. ^ 2022年3月29日のみ17時21分、2021年9月までは18時25分、9月以降は17時55分、2020年までは18時55分
  12. ^ 2020年までは18時55分
  13. ^ 放送枠の拡大を機に、後枠番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京制作)へステブレレスで直結。
  14. ^ 67コール
  15. ^ サントリードリームマッチ
  16. ^ 2012年:『江夏×金本 ズバッと本音を聞いてみた』』、2013年:『2013セ界最速V宣言 阪神優勝7つの真実』、2014年:『開幕直前スペシャル 大丈夫だよタイガース』、2015年:『2015タイガーススペシャル レジェンドが語る優勝への道』、2016年:『2016年タイガースキャンプスペシャル 石田純一と江夏豊が見た超変革の予感』
  17. ^ 直接受信できる地域(岡山県との県境に接する地域)がある他に、ごく一部の地域でケーブルテレビにおける再配信を実施中(広島県には現状TXNフルネット局は無い)
  18. ^ 阪神のDC(ゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーター)を務めていた2014年・2015年および、二軍監督を経てSEA(オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)へ就任した2018年以降にゲスト解説者として随時出演。阪神DC復帰前の野球解説者時代には、『掛布の遊びたいし!』という冠番組をテレビ大阪で制作・放送していた。
  19. ^ 2023年5月30日の西武対阪神ナイトゲーム(ベルーナドーム)では、現役時代に両チームへ所属していたことを背景に、野球殿堂入りのセレモニーが試合前(17:50頃)にグラウンド上で執り行われた。当番組では17:30から実況:前田拓哉、解説:能見という陣容で中継を始めていたため、松井稼頭央(西武)・岡田彰布(阪神)両監督からの花束贈呈や、本人による挨拶のシーンも生放送。





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