ナマン・ケイタとは? わかりやすく解説

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ナマン・ケイタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/08 03:25 UTC 版)

ナマン・ケイタ
ナマン・ケイタ(2006)
選手情報
フルネーム ナマン・ケイタ
国籍 フランス
種目 400m障害走
生年月日 (1978-04-09) 1978年4月9日(46歳)
生誕地 フランスパリ
身長 196cm
体重 86kg
自己ベスト 400mH : 48秒17 (2004年)
獲得メダル
フランス
陸上競技
オリンピック
2004 アテネ 男子 400mハードル
世界陸上選手権
2003 パリ 男子 4×400mリレー
ヨーロッパ陸上選手権
2002 ミュンヘン 男子 4×400mリレー
2006 イェーテボリ 男子 4×400mリレー
編集 

ナマン・ケイタ(Naman Keïta、1978年4月9日 - )は、フランスの陸上競技選手。400mハードルを得意とする選手で、4×400mリレーでも優れた成績を残している。2004年アテネオリンピックの銅メダリストである。父親がマリ出身であるため、ケイタも2000年までマリの代表として大会に出場していた。現在でも400mハードルのマリ記録を持っている。

経歴

ケイタは、2002年のヨーロッパ選手権の4×400mリレーで銅メダルを獲得。2003年の地元パリで開催された世界選手権では400mハードルと4×400mリレーに出場。400mハードルは準決勝で敗れたものの、4×400mリレーは決勝に進出し、アメリカに次いで2位でゴールした。しかし、後にアメリカのカルビン・ハリソンの薬物違反が判明し、アメリカは失格。フランスが繰り上がりの金メダルを獲得した。

2004年のアテネオリンピックの400mハードルでは、後方から追い上げるレースを見せ、7番手から最後の直線で前を走っていた選手を追い抜いてゆき、48秒26で、ドミニカ共和国フェリックス・サンチェスジャマイカダニー・マクファーレンに次いで銅メダルを獲得した。翌2005年のヘルシンキで開催された世界選手権では5位に終わっている。2006年のヨーロッパ選手権では、3番手を走っていたがゴール直前イギリスのリース・ウィリアムズにかわされ4位に終わった。しかし、4×400mリレーでは、3分01秒10で、イギリスをおさえ金メダルを獲得している。

ケイタは、2007年、大阪で開催された世界選手権に出場。400mハードルは準決勝で敗退したものの、試合後、ドーピング検査で陽性反応があり失格となった。大会後10月に2年間の出場停止処分が課され、北京オリンピックへの出場機会を逃すこととなった。

自己ベスト

  • 200m - 21秒48 (2006年)
  • 400m - 45秒74 (2004年)
  • 400mハードル - 48秒17 (2004年)

主な実績

大会 場所 種目 結果 記録
2002 ヨーロッパ陸上選手権 ミュンヘンドイツ 4×400mリレー 3位 3分02秒76
2003 世界陸上選手権 パリフランス 400mハードル 8位(sf) 49秒57
2003 世界陸上選手権 パリ(フランス) 4×400mリレー 1位 2分58秒96
2004 オリンピック アテネギリシャ 400mハードル 3位 48秒26
2005 世界陸上選手権 ヘルシンキフィンランド 400mハードル 5位 48秒28
2005 世界陸上選手権 ヘルシンキ(フィンランド) 4×400mリレー 6位 3分03秒10
2006 ヨーロッパ陸上選手権 イェーテボリスウェーデン 400mハードル 4位 49秒13
2006 ヨーロッパ陸上選手権 イェーテボリ(スウェーデン) 4×400mリレー 1位 3分01秒10
2006 IAAFワールドカップ アテネギリシャ 400mハードル 5位 49秒53
2006 IAAFワールドカップ アテネ(ギリシャ) 4×400mリレー 4位 3分03秒85
2007 世界陸上選手権 大阪日本 400mハードル -(sf) DQ
  • sfは準決勝

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