スペランツァ大阪 スペランツァ大阪の概要

スペランツァ大阪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 08:43 UTC 版)

スペランツァ大阪
原語表記 スペランツァ大阪
愛称 スペ大阪
クラブカラー   ブルー、  ブラック
創設年 1990年
所属リーグ 日本女子サッカーリーグ
所属ディビジョン なでしこリーグ1部
ホームタウン 大阪府河内長野市高槻市
ホームスタジアム 高槻市萩谷総合運動公園サッカー場
高槻市立総合スポーツセンター陸上競技場ほか
収容人数 3,000(高槻萩谷)
3,000(高槻総合)
運営法人 株式会社スペランツァ大阪
代表者 芋縄孟紀
監督 大野忍
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

概要

1990年に大阪高槻レディースサッカークラブとして創設され[1]、1991年に松下電器産業(現:パナソニック)の企業チームとなり松下電器LSC・バンビーナと改称[1](「バンビーナ」はイタリア語で「少女」の意)、同年より日本女子サッカーリーグに参加する。1994年シーズンにリーグ初優勝。

松下電器の撤退に伴って、2000年にスペランツァF.C.高槻(「スペランツァ」はイタリア語で「希望」)へ名称を変更して市民クラブ化された[1]

2012年、旧運営会社とよしもとクリエイティブ・エージェンシーとの共同出資にて運営会社「スペランツァFC大阪高槻株式会社」を設立[2]、それに伴いチーム名がスペランツァFC大阪高槻に変更された[2]。エンブレムは2012年のチーム改名に合わせてリニューアルされ、3つの「S」が並ぶデザインとなった。左から「高槻の土と郷土愛(橙)」「芥川(水色)」「北摂連山(緑)」を表す。

2015年には経営危機が明らかになり、一時は存続が危ぶまれていたが、2016年シーズンよりユニフォーム胸スポンサーであるコノミヤとの命名権契約締結によりコノミヤ・スペランツァ大阪高槻として活動することになり[3][4]、運営会社も「株式会社スペランツァ大阪」に移された[5]

2019年1月22日付でチーム名をスペランツァ大阪高槻に変更した[6]

下部組織としてラガッツァFC高槻スペランツァ(育成系下部組織)とUSED FC高槻スペランツァ(普及系下部組織、OGチームも兼ねる)が存在した。2005年にラガッツァFC高槻スペランツァが「FC VITORIA」として分離独立した。その後新規にスペランツァFCラガッツァが育成系下部組織チームとして立ち上げられている。また、U-12のスペランツァFC高槻ピンキーズも存在する。

2021年12月17日、大阪府下のより広い地域に根差したクラブ運営を目指し、チーム名をスペランツァ大阪に変更することが発表された[7]

歴史

1990年
1991年
  • 松下電器レディースサッカークラブ(LSC)・バンビーナ創設。松下電器産業株式会社をスポンサーとして日本女子サッカーリーグ(JLSL:当時の略称)に加盟
  • 創設の際に8名が移籍した大阪高槻レディースサッカークラブは下部組織となる。以下、トップチームを中心に記述。
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
  • 松下電器産業がスポンサーから撤退し、市民クラブチーム「スペランツァF.C.高槻」に
  • 下部組織も「ラガッツァFC高槻スペランツァ」と「ラガッツァ'99USED FC高槻スペランツァ」に
  • パン・パシフィック大会に木村理恵、鳥越恵、U-18日本代表に庭田亜樹子が選出
  • 第12回L・リーグ 5位 (9チーム)
  • 第21回全日本女子サッカー選手権大会 ベスト4
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
  • クラブ名を「スペランツァFC大阪高槻」へ変更[8]
2013年
  • リーグ戦未勝利で最下位となり、日本女子サッカーリーグで最多の3度目のチャレンジリーグ降格が決定。
2014年
  • チャレンジリーグ16勝5分1敗で優勝、1年でのなでしこリーグ復帰を果たす。
2015年
2016年
  • クラブ名を「コノミヤ・スペランツァ大阪高槻」へ変更[9]
  • リーグ戦9位となったため、ちふれASエルフェン埼玉との入替え戦に回る。2戦合計1-5で敗れ、2部降格となった。
2017年
  • リーグ戦は1勝17敗で最下位となりチャレンジリーグ降格。2年連続の降格となった。
2019年
  • クラブ名を「スペランツァ大阪高槻」へ変更[6]
2022年
  • クラブ名を「スペランツァ大阪」へ変更[7]
2023年
  • リーグ戦終了後、種田佳織監督が2024シーズンより強化育成統括兼アカデミーダイレクターに[10]大野忍コーチがトップチームの監督に就任する[11]ことが発表された。

  1. ^ a b c 矢内由美子 『なでしこの遺伝子―世界頂点へ。日本女子サッカー30年の戦い』、学研パブリッシング、2011年、10頁。
  2. ^ a b 【重要】チーム運営会社発足並びにチーム名変更のお知らせ』(プレスリリース)コノミヤ・スペランツァ大阪高槻、2012年2月16日http://www.speranzafc.jp/news/895/2017年11月3日閲覧 
  3. ^ “サッカー女子:「大阪高槻」チーム名変更し存続”. 毎日新聞. (2016年1月29日). https://mainichi.jp/articles/20160129/k00/00m/050/015000c 2017年11月3日閲覧。 
  4. ^ “【サッカー女子】プレナスなでしこリーグの大阪高槻 「コノミヤ」の支援でチーム存続”. 産経ニュース. オリジナルの2016年1月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160130062111/http://www.sankei.com:80/sports/news/160128/spo1601280020-n1.html 2017年11月3日閲覧。 
  5. ^ 「コノミヤ・スペランツァ大阪高槻」チーム運営会社変更のお知らせ』(プレスリリース)コノミヤ・スペランツァ大阪高槻、2016年3月14日http://www.speranzafc.jp/news/13202/2017年11月3日閲覧 
  6. ^ a b チーム名称変更のお知らせ』(プレスリリース)スペランツァ大阪高槻、2019年1月25日https://www.speranzafc.jp/news/17021/2019年3月13日閲覧 
  7. ^ a b チーム名変更について”. スペランツァ大阪高槻 オフィシャルサイト (2021年12月17日). 2021年12月19日閲覧。
  8. ^ 【重要】チーム運営会社発足並びにチーム名変更のお知らせ スペランツァFC大阪高槻 プレスリリース 2012年2月12日閲覧
  9. ^ プレナスなでしこリーグの大阪高槻、「コノミヤ」の支援でチーム存続 産経ニュース
  10. ^ 種田 佳織氏 2024シーズン 強化育成統括兼アカデミーダイレクター就任のお知らせ”. スペランツァ大阪高槻 オフィシャルサイト (2023年10月13日). 2023年10月13日閲覧。
  11. ^ 大野 忍氏 2024シーズントップチーム監督就任のお知らせ”. スペランツァ大阪高槻 オフィシャルサイト (2023年10月13日). 2023年10月13日閲覧。
  12. ^ 2020プレナスなでしこリーグ1部/2部リーグ開催延期 および 2020プレナスなでしこリーグカップ中止のお知らせ”. 2021年2月28日閲覧。
  13. ^ 2024シーズン ユニフォームスポンサー決定のお知らせ”. スペランツァ大阪高槻 オフィシャルサイト (2024年2月2日). 2024年2月4日閲覧。
  14. ^ PLAYER & STAFF”. スペランツァ大阪オフィシャルサイト (2024年2月16日). 2024年2月18日閲覧。
  15. ^ スペランツァ大阪”. 日本女子サッカーリーグ オフィシャルサイト. 2024年3月15日閲覧。
  16. ^ 大野 忍氏 2024シーズントップチーム監督就任のお知らせ”. スペランツァ大阪オフィシャルサイト (2023年10月13日). 2024年2月18日閲覧。
  17. ^ 家崎 幹哉氏 トップチーム コーチ就任のお知らせ”. スペランツァ大阪オフィシャルサイト (2024年2月6日). 2024年2月18日閲覧。





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