ジンバブエ スポーツ

ジンバブエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 05:48 UTC 版)

スポーツ

サッカージンバブエ代表

ジンバブエにおけるスポーツは、過去2回ワールドカップに出場経験のあるラグビー2003年ケニア南アフリカワールドカップを共催したクリケット、さらにはサッカーテニスなどが、国際大会で実績を残してきた分野である。

ゴルフでは、ワールドゴルフランキング1位にもなった1990年代を代表するプロゴルファーの一人であるニック・プライスを輩出している。さらに競泳では、五輪世界水泳で多くのメダル獲得や世界記録を打ち立てたカースティ・コベントリーが活躍している。

サッカー

ジンバブエ国内でも他のアフリカ諸国同様にサッカーが最も人気のスポーツであり、1980年にプロサッカーリーグのジンバブエ・プレミアサッカーリーグが創設された。ジンバブエサッカー協会英語版によって構成されるサッカージンバブエ代表は、これまでFIFAワールドカップには未出場である。しかしアフリカネイションズカップには5度の出場経験を有する。

ジンバブエ人の著名なサッカー選手としては、イングランドプレミアリーグで活躍したベンジャミン・ムワルワリが挙げられる。ムワルワリは、マラウイ系の両親の間にジンバブエ第2の都市ブラワヨで生まれ、国籍は生まれ育ったジンバブエを選択している。1998年に代表デビューを果たし、2006年からは代表チームの主将も務めた。

テニス

テニスは1990年代から2000年代前半にかけてバイロン・ブラックウェイン・ブラックカーラ・ブラックの「ブラック3兄妹」とケビン・ウリエットという、後に全員がグランドスラムダブルスタイトル保持者となる4人の白人選手の活躍により栄華を極めた。

男子国別対抗戦デビスカップでも、同国代表は最上位グループの「ワールドグループ」に3度出場するなど、選手層は薄いながらもテニス強国の一角を占めるまでに成長したが、2000年以降のムガベによる白人層の弾圧により4人の内ウリエットは他の多くの白人国民と同様にイギリスへの亡命を余儀なくされ[53]、ブラック兄妹も活動拠点をイギリスに移す事態となり[54]、これにバイロンとウェインの現役引退が重なる形で同国代表は主力選手を一気に失い、2002年のワールドグループ陥落から僅か7年で最下位カテゴリのアフリカゾーンⅣまで転落した[55]

女子テニスのフェドカップジンバブエ代表は90年代以降国際レベルで活躍している選手がカーラのみであり、国別対抗戦のフェドカップでカーラ一人に掛かる負担が大き過ぎたことや、2000年以降はムガベの独裁政治に対する抗議の意味合いも加わる形で1996年以降カーラがフェドカップ出場を拒否する状況が長年続いており[56]、カーラ個人の国際的な活躍と裏腹に代表は国別ランクで最下位レベルに低迷するばかりか、フェドカップ参加すら覚束ない状態となっている[57][58]

クリケット

クリケットは人気スポーツの一つとなっている。歴史は古く、1890年に初めてクリケットの試合がジンバブエ(当時はローデシア)で行われた[59]。1990年代には南アフリカの国内大会であるカリーカップに出場するようになり、試合の水準が更に向上した[59]。独立後、国際競技連盟国際クリケット評議会には1981年に準会員として加盟し、1992年には正会員に昇格した[59]。1983年にクリケット・ワールドカップに初出場し、オーストラリア相手に13点差で勝利し、国際舞台への歓迎すべき新星の誕生を示唆した[59]クリケットジンバブエ代表テスト・クリケットワン・デイ・インターナショナルトゥエンティ20のどの形式においても世界ランキングで上位に位置する。2003年には隣国の南アフリカやケニアとの3カ国共催でクリケット・ワールドカップを開催した。2027年のクリケット・ワールドカップは南アフリカとナミビアとの3カ国共催を予定している。

オリンピック


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