ゲッターロボG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/22 13:01 UTC 版)
スタッフ
- 原作:永井豪 石川賢とダイナミックプロ[99]
- 連載:テレビランド、週刊少年サンデー、冒険王
- 音楽:菊池俊輔
- 企画:別所孝治(フジテレビ)、勝田稔男、小田克也(東映動画)
- 制作担当:菅原吉郎
- 作画:金田伊功、葛岡博、友永和秀、山内昇寿郎、内山正幸、奥山玲子 他
- 背景:スタジオコスモス、アトリエローク、サンアートスタジオ、アドコスモ
- 撮影:藤橋秀行、平尾三喜、佐野禎史、山田順弘、池田重好、吉村次郎、町田賢樹、寺尾三千代、佐藤隆郎、菅谷信行、白井久男、清水政夫、片山幸男
- 編集:松原千佳子、田中修、千蔵豊
- 録音:波多野勲
- 効果:石田サウンドプロ
- 選曲:宮下滋
- 製作進行:竹澤裕美子、高山秀樹、多田康之、片岡修二、福島和美、井内秀治
- 記録:伊達悦子、安藤まるみ、的場節代
- 現像:東映化学
- キャラクター設計:小松原一男
- 制作:フジテレビ、東映
音楽
ここでは1975年のTVアニメ版『ゲッターロボG』の音楽についてのみ述べる。その他の派生・関連作品の音楽についてはそれぞれのページを参照。
前作『ゲッターロボ』で製作されたBGM・主題歌・挿入歌がそのまま使用されたほか[注 41]、『ゲッターロボG』用に新たにBGMおよび挿入歌が部分的に追加録音された。いずれも全ての楽曲の作・編曲は菊池俊輔による。
主題歌
- オープニングテーマ - 『ゲッターロボ!』
- 作詞 - 永井豪 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
- 前作に引き続きオープニング曲に採用された。
- 子門真人によるカヴァー・ヴァージョン(ビクターレコード)や池田鴻によるカヴァー・ヴァージョン(キングレコード)も存在する。
- 第2、7、10、17、22、24、25、32、39話では挿入歌として使用された。
- オープニング映像において、カラーリングや細部のデザインは違うもののメカ妖剣鬼、メカ地虫鬼、メカ海王鬼が先行登場している。
- エンディングテーマ - 『不滅のマシン ゲッターロボ』
- 作詞 - 和泉高志 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会
- 第1、19話では挿入歌として使用された。
- オープニング曲が前作と同じだったため、通常のシングル・レコードは発売されず、「われらのゲッターロボ」とともに「テレビまんがアクションシリーズ」EPレコードのA面に、SE・セリフ無しの素の状態で収録された(B面は前作の主題歌・副主題歌である『ゲッターロボ!』『合体ゲッターロボ』のSE入り版)[101]。
挿入歌・イメージソング
- 「われらのゲッターロボ」(第34話)
- 作詞 - 和泉高志 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお
- 映画『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』の挿入歌としても使用された。
以下、前作『ゲッターロボ』放映中に発売された主題歌・挿入歌LP[100]から、本作に使用されたものだけ記載する。
- 「戦いははてしなく」(第35、38、39話)
- 作詞 - 伊賀井直人 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 堀江美都子
- 「ぼくらのゲッターロボ」(第24、31、36話)
- 作詞 - 早乙女達人[注 42] / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - コロムビアゆりかご会
- 「ミチルのテーマ」(第12、39話)
- 作詞 - 早乙女達人[注 42] / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 堀江美都子
各話リスト
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 | 登場百鬼百人衆・百鬼メカ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1975年 5月15日 |
甦れゲッターロボ!! | 高久進 | 小湊洋市 | 落合正宗 | 辻忠直 | 一角鬼(声 - 緒方賢一)・メカ一角鬼 |
2 | 5月22日 | 恐るべき百鬼帝国の謎 | 生頼昭憲 | 野田卓雄 | 伊藤岩光 | 一角鬼・メカ一角鬼 独眼鬼(声 - 神弘無)・メカ独眼鬼 | |
3 | 5月29日 | 悪の罠! 空飛ぶ船団 | 上原正三 | 葛西治 | 山口泰弘 | 内川文広 | 牛面鬼(声 - 矢田耕司)・メカ牛面鬼 |
4 | 6月5日 | ベンケイ! 涙の勝利 | 田村多津夫 | 山口康男 | 小松原一男 | メカ針千本鬼 白髪鬼(声 - 矢田耕司)・メカ白髪鬼 | |
5 | 6月12日 | 恐怖の水爆大作戦 | 高久進 | 落合正宗 | 勝又激 | 暗黒鬼(声 - 神弘無)・メカ暗黒鬼 | |
6 | 6月19日 | 夢を裂く百鬼一族 | 上原正三 | 生頼昭憲 | 野田卓雄 | 内川文広 | 小竜鬼(声 - 緒方賢一)・メカ小竜鬼 |
7 | 6月26日 | 追跡! 黒いジェット機 | 田村多津夫 | 川田武範 | 中村一夫 | 勝又激 | 三頭鬼(声 - 加藤修)・メカ三頭鬼 |
8 | 7月3日 | 夜空に輝く二つ星 | 高久進 | 山口康男 | 小松原一男 | 川本征平 | 白骨鬼(声 - 野沢雅子)・メカ白骨鬼 |
9 | 7月10日 | SOS! ゲッターロボ応答せよ | 田村多津夫 | 生頼昭憲 | 野田卓雄 | 勝又激 | 飛竜鬼(声 - 矢田耕司)・メカ飛竜鬼 |
10 | 7月17日 | 悪魔の島を攻撃せよ! | 高久進 | 川田武範 | 中村一夫 | 川本征平 | 海王鬼(声 - 矢田耕司)・メカ海王鬼 |
11 | 7月24日 | 百鬼帝国! 将軍への道 | 上原正三 | 葛西治 | 野田卓雄 | 自雷鬼(声 - 神弘無)・メカ自雷鬼 自雷一族の要塞島 | |
12 | 7月31日 | 遥かなる荒野の決闘! | 田村多津夫 | 茂野一清 | 落合正宗 | 勝又激 | 邪角鬼(声 - 緒方賢一)・メカ邪角鬼 |
13 | 8月7日 | こうもり爆弾! 危機一髪 | 高久進 | 森下孝三 | 中村一夫 | 川本征平 | 紫電鬼(声 - 矢田耕司)・メカ紫電鬼 |
14 | 8月14日 | 友達は風になった | 上原正三 | 落合正宗 | 勝又激 | 地虫鬼(声 - 野沢雅子)・メカ地虫鬼 | |
15 | 8月21日 | 赤い蝶のバラード | 田村多津夫 | 山口康男 | 小松原一男 | 川本征平 | 胡蝶鬼(声 - 菊池紘子)・メカ胡蝶鬼 |
16 | 8月28日 | 死闘! 嵐吹く男の道 | 上原正三 | 生頼昭憲 | 野田卓雄 | 内川文広 | 鉄甲鬼(声 - 矢田耕司)・メカ鉄甲鬼 |
17 | 9月4日 | コロよ明日に吠えろ! | 田村多津夫 | 川田武範 | 中村一夫 | 福本智雄 | 闇竜鬼(声 - 緒方賢一)・メカ闇竜鬼 |
18 | 9月11日 | 危うし伊豆半島沖! | 落合正宗 | 青鉢芳信 | 川本征平 | 妖剣鬼(声 - 矢田耕司)・メカ妖剣鬼 | |
19 | 9月18日 | 早乙女博士を救出せよ! | 高久進 | 山口康男 | 伊勢田幸彦 | 内川文広 | 金剛鬼(声 - 神弘無)・メカ金剛鬼 |
20 | 9月25日 | 大攻撃! メカ要塞鬼 | 田村多津夫 | 生頼昭憲 | 野田卓雄 | 下川忠海 | 大輪鬼(声 - 緒方賢一) メカ大輪鬼・メカ要塞鬼 |
21 | 10月2日 | 大決戦! シャインスパーク | 白土武 | 伊勢田幸彦 | 川本征平 | 半月鬼(声 - 矢田耕司) メカ半月鬼・メカ要塞鬼 | |
22 | 10月9日 | 海底に消えたジャンボ機 | 高久進 | 川田武範 | 白土武 | 獣王鬼(声 - 緒方賢一)・メカ獣王鬼 | |
23 | 10月16日 | 月光に躍るピエロ | 馬嶋満 | 落合正宗 | 青鉢芳信 | 下川忠海 | 剣王鬼(声 - 矢田耕司)・メカ剣王鬼 |
24 | 10月23日 | 海に叫ぶ少年! | 上原正三 | 葛西治 | 野田卓雄 | 内川文広 | 百足鬼(声 - 矢田耕司)・メカ百足鬼 |
25 | 11月6日 | 湖に消えたミチル | 馬嶋満 | 笠井由勝 | 白土武 | 川本征平 | 大角鬼(声 - 緒方賢一)・メカ大角鬼 |
26 | 11月13日 | 鬼になったあいつ! | 田村多津夫 | 落合正宗 | 青鉢芳信 | 内川文広 | 暴竜鬼(声 - 森功至)・メカ暴竜鬼 |
27 | 11月20日 | ツバメよ元気に飛べ! | 馬嶋満 | 白土武 | 伊勢田幸彦 | 川本征平 | 鋼頭鬼(声 - 矢田耕司)・メカ鋼頭鬼 |
28 | 12月4日 | 緑の地球が死ぬ! | 高久進 | 生頼昭憲 | 野田卓雄 | 千葉秀雄 | 蛇王鬼(声 - 森功至 / つかせのりこ〈子供時代〉) 白蛇鬼(矢田耕司)・メカ蛇王鬼 |
29 | 12月11日 | 涙のあとに口笛を | 馬嶋満 | 落合正宗 | 内川文広 | 青鉢芳信 | 天魔鬼(声 - 加藤修)・メカ天魔鬼 |
30 | 12月25日 | ドライスノー奇襲作戦! | 山口康男 | 白土武 | 川本征平 | 鉄丸鬼(声 - 矢田耕司)・メカ鉄丸鬼 | |
31 | 1976年 1月8日 |
燃えろ! リョウの剣 | 田村多津夫 | 葛西治 | 木野達児 | 内川文広 | 大剣鬼(声 - 野田圭一)・メカ大剣鬼 |
32 | 1月15日 | 元気あの子ってなんなのさ! | 白土武 | 伊勢田幸彦 | 川本征平 | 鉄光鬼(声 - 矢田耕司)・メカ鉄光鬼 | |
33 | 1月22日 | 夕焼け空が知っている | 馬嶋満 | 葛西治 | 広田全 | 内川文広 | 恐角鬼(声 - 矢田耕司)・メカ恐角鬼 |
34 | 2月5日 | 対決! 百鬼三兄弟 | 田村多津夫 | 生頼昭憲 | 野田卓雄 | 川本征平 | 角面鬼三兄弟(声 - 矢田耕司)・メカ角面鬼 |
35 | 2月12日 | 百鬼老兵は死なず | 馬嶋満 | 白土武 | 伊勢田幸彦 | 千葉秀雄 | 牛剣鬼(声 - 矢田耕司)・牛餓鬼(声 - 曽我部和行) メカ牛剣鬼 |
36 | 2月26日 | ベンケイ暗殺計画 | 高久進 | 山口康男 | 木野達児 | 川本征平 | 電光鬼(声 - 矢田耕司)・メカ電光鬼 |
37 | 3月11日 | 危機迫る日本近海! | 馬嶋満 | 笠井由勝 | 広田全 | メカ雷電鬼・メカ輪魔鬼・メカ闇虫鬼 メカ甲角鬼・メカ電獣鬼[注 13]・メカ十方鬼 合体百鬼ロボット[注 14] | |
38 | 3月18日 | ブライ大帝 決死の大反撃! | 田村多津夫 | 生頼昭憲 | 野田卓雄 | 内川文広 | 合体百鬼ロボット[注 14]・闇虫鬼(声 - 矢田耕司) メカ闇虫鬼・メカ甲角鬼 |
39 | 3月25日 | 大決戦! 日本上空 | 川本征平 | 科学要塞島・合体百鬼ロボット[注 14] 輪魔鬼(声 - 矢田耕司)・メカ輪魔鬼 メカ十方鬼・メカ電獣鬼[注 13] |
1976年1月1日は「新春かくし芸大会」放送のため休止。
注釈
- ^ なお、『ゲッターロボ號』の漫画版は当作品の漫画版の時間軸上に存在していることになっているが、アニメ版においてはストーリー上の接点は無い。
- ^ ただし、これは大都社刊『ゲッターロボG・アンソロジー 決戦!ゲッターロボG』では「ゲッターもだめだ」となっていたフキダシのセリフが[1]、ラピュータ社の『完全復刻盤ゲッターロボ・ゲッターロボG -GETTER ROBOT JUVENILE-』に同作を再収録する際に改訂されたもの[2]である。
- ^ a b c d e f 本作品の劇中においては、石川賢の執筆による小学館週刊『少年サンデー』・秋田書店月刊『冒険王』連載漫画ならびにTVアニメのいずれにおいても、「ゲッターロボ」もしくは「新ゲッターロボ」であって、「ゲッターロボG」の呼称は作品タイトル以外では使用されていない(石川賢の小学館月刊『小学一年生』における連載では、一箇所のみ「ゲッターロボG」との呼称が劇中でも使われている[注 2])。それ以外の小学館月刊『小学三年生』で連載された桜多吾作による漫画版[3]をはじめとする、一部のコミカライズ[4]や当時の各学年誌・雑誌などの記事では「ゲッターロボG」あるいは「ゲッターG」、映像作品では映画『決戦! 大海獣』でのみ「ゲッターロボG」と呼ばれている。なお、後年に製作されたOVA作品や各種コミカライズ・各雑誌記事などを経て、現在では石川賢自身の執筆による続編漫画においても機体名を「ゲッターロボG」とするようになっている。
- ^ 永井豪はインタビューで当時を振り返って“「ゲッターロボG」の「G」はどうしてそうなったのか定かでない、というか覚えていない”と述べている[5]。
- ^ a b c ゲッター線増幅炉と呼ばれることもあるが[12][13](第1、5話ほか)、第9話での描写からすると、ゲッター線増幅炉の上部に備え付けられた心臓部こそが、ゲッター線増幅装置の本体であるとも受け取れる。ただし、第5話でゲッター線増幅炉から取り外されたと思われる小さなパーツも「ゲッター線増幅炉」と呼ばれているうえ、第9話で取り外されたゲッター線増幅装置とはまったく外観が異なっている。
- ^ 『ゲッターロボ全書』では、75年24号から改題されたと誤植されている[17]。
- ^ 直接の続編である漫画版『ゲッターロボ號』では、後に描かれる『真ゲッターロボ』で起きた出来事の断片が過去のこととして語られた(ただし内容には両者において若干の差異や錯誤が生じてしまっている)。15年前のゲッター線エネルギー暴走事故によって廃墟と化した早乙女研究所、その奥深くはゲッター線に汚染されて謎の結晶化現象を起こし、早乙女博士以下、研究所員はみな忽然と消えてしまった。以来、研究所内および周辺は高濃度ゲッター値が観測される危険地域として、立入禁止となっている。
- ^ 月刊『小学二年生』においてのみ、3人揃ってゲッター1でマシーンランドに特攻しており、火山から地底に飛び込む際に竜馬と隼人は脱出していたものの、武蔵だけが脱出に失敗したらしく死亡していた、という展開で描かれている[18]。
- ^ 漫画のタイトルは『グレート・マジンガー対ゲッターロボG 空中大激突!』であり、映画と違って中黒(・)と(!)が付く。
- ^ 洋泉社MOOK『まんが秘宝Vol.3ぶっちぎりヒーロー道・リターンズ!!まんがチャンピオンまつり』では、石川賢執筆の映画『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』のコミカライズ[注 9]において、“唯一(元)野球部員である、との言及がある”と解説されているが[25]、正確にはベンケイは“野球をやっていた(野球経験者である)”と語っているのであって[26]、野球部員だったかどうかまではさだかでない。
- ^ 研究所とは何のどんな研究所なのか(自身が設立したものなのか)といった詳細はいっさい書かれておらず不明。
- ^ a b 大都社スターコミックス(1985年)以降の単行本収録の際には「十方鬼が長男」のくだりと、それに伴う要塞島の進撃シーン[32]がカットされている[33]。
- ^ a b c d 劇中のクレジットでは“メカ電獣鬼”とされているが(第39話)、多くの資料では“メカ雷獣鬼”と記載されている[36][37][38][39][40]。シナリオでは合体メカロボットは登場しておらず、“メカ雷獣鬼”が、ブライ大帝自らが乗る最強の百鬼ロボットとしてゲッターロボと激闘を繰り広げることになっており[40]、これを踏まえてか当時の月刊『テレビランド』の記事でもそのように解説され、実際のアニメ本編とは異なる最終回の内容が紹介がされてしまっている[41]。なお、もともとの原案ラフには“メカ電獣鬼”と書き込まれていた[40][42]。
- ^ a b c d e 未クレジット。劇中では一貫して合体メカロボット(もしくは合体メカ、合体ロボット)と呼ばれており、“合体百鬼ロボット[43]”の名称は使われていない。
- ^ 角以外の場所にも遠隔操作によって起爆される自爆装置が仕込まれていると思われる描写がある(第5話など)。ほかに第15話の胡蝶鬼は爆弾ではない方法による遠隔操作で命を絶たれたような様子が描かれているが、どのような手段を用いたのかは映像からはよく判らない。
- ^ 近年では『ゲッター合金』とする書籍や資料も多い。この名称は徳間書店刊『ロマンアルバム(32) ゲッターロボ&G』[49]が初出と思われるが、それ以前の出典・根拠がハッキリしない。
- ^ ただし、アニメにおいて2種類あるゲッタードラゴン合体のバンクシーンでは、いずれも胸部は赤い部分も含めてライガー号からの変形となっていて、変形途中で色がスカイブルーから赤に変わるが、放映前のテレビランドのカラー記事などで新ゲッターとして紹介されたゲッタードラゴンの外観では胸部分が青く着彩されている[60]。そもそも第1話冒頭のゲットマシンの紹介で見られるように、各機が変形する部位は描かれる都度に違うことも多く、かなり曖昧である。
- ^ ほかに第33話では足の裏からロケット噴射している様子が見られる。
- ^ 鉄板の厚さを3メートルとする書籍もある[55][62]。
- ^ 漫画版では「ゲッターレーザーキャノン」という名称は登場していない[65]。
- ^ 「ゲッタードリル」と称する場合もある(第25話など)。
- ^ 第28話ではチェーンを切り離して分散しているが、引き続きポセイドンやドラゴンに合体して戦っており、ライガーの左腕(アンカー部分)を失っても特に合体や戦闘に支障はないらしい。
- ^ 漫画(「少年サンデー」「冒険王」連載)版ほかでは6枚で描かれているコマもあるものの[69]、多くは4枚の爪となっている[70][71][72]。
- ^ しかし同誌[75]の別のページでは、飛行速度を時速300キロとする矛盾した記述もされている[76]。
- ^ 第6話でリョウが「空中ではゲッターライガーは不利だ」と言っているが、その後の戦いでは空中戦でも全く敵に引けを取らない姿が見られる(第39話ほか)。
- ^ 設定ではゲッタードラゴンのマッハ3.5に飛行速度で劣るマッハスペシャルであるが、実際の映像本編では敵の追撃など緊急を要する場合はゲッターライガーにチェンジするのが常であり、明らかにマッハウイングよりも速いという扱いで描かれている(第9、18、28話など)。
- ^ 『決定版 大あばれロボット大図鑑』ではゲッタードラゴン、ライガーとも水中戦は苦手とし[77]、水中最高速度をドラゴン15ノット・ライガー10ノット・ポセイドン30ノットと記載しているが[78]、ドラゴン18ノット・ライガー20ノット・ポセイドン30ノットとする書籍もある[79]。
- ^ ただし、右手がドリル、左手がマニュピレーターで描かれているシーンも存在する[81]。
- ^ 1999年にリリースされた総集編ビデオ『ゲッターロボGメモリアル』内のナレーションでは全高45メートルと紹介している。
- ^ 漫画(「少年サンデー」「冒険王」連載)版でドラゴン号とライガー号の位置が逆になっている場面がある[89]。
- ^ その一方、同誌の別のページには飛行速度を時速200キロとする記述がある[76]。
- ^ さすがに単位の誤植ではないかと思われるものの、「えいっ!きょうは、10メートルもとんだ……と日記にかいておこう。〈原文表記ママ〉」などといったギャグめいた一文が添えられていることから、一概に誤植とも言い切れない[61]。
- ^ a b レディコマンドは前作のコマンドマシンと同様、劇中ではゲットマシンとして扱われている(第38話など)。
- ^ a b c 番組放映当時のミニカードの記載では、3機とも全長15m、重量はドラゴン号のみ110tでライガー号とポセイドン号は100tとされていた[50]。
- ^ a b c 発射口の正確な位置は設定が無く、劇中でも詳細には描かれていないため不明。通常は2門だが、第13話では1門で放たれている。
- ^ a b c ほかに映画『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』では、翼下に装備されたミサイルを撃っている。
- ^ ほかに機体底部から懸架式の2連装ミサイルを発射する(第11話)。第39話でハヤトが扱った際には、これも「コマンドミサイル」と称している。
- ^ 玩具販売時の登録名であり[96]、この名称は劇中ではいっさい使用されていない。
- ^ ゲッター線増幅装置の出力は1基で関東一円の全電力を賄えるほどだという(第6話)。
- ^ ミチルによれば、その座標は北緯8度・東経174度GoogleMap(第10話)。
- ^ 挿入歌として前作『ゲッターロボ』のアルバム[100]から適宜、劇中に使用された。
- ^ a b 早乙女達人は企画プロデューサーである勝田稔男の筆名である[22]。
- ^ 広島テレビ放送社史「あなたと共に20年」では、本作放送中に「ごらんの番組は次回からTSSで放送されます」とテロップが載った写真が掲載されているが、これは広島テレビが移行テロップを出した一例として掲載したものであり、同誌によると「先輩局の度量」と称賛されたという。
出典
- ^ 永井豪/石川賢/桜多吾作・著、大都社刊St COMICS『ゲッターロボG・アンソロジー 決戦!ゲッターロボG』ISBN 4-88653-130-X、1999年8月10日発行、140頁。
- ^ 『完全復刻盤ゲッターロボ・ゲッターロボG -GETTER ROBOT JUVENILE-』ラピュータ社、2001年1月25日、ISBN 4-947752-61-0、182頁。
- ^ 永井豪/石川賢/桜多吾作・著、大都社刊St COMICS『ゲッターロボG・アンソロジー 決戦!ゲッターロボG』ISBN 4-88653-130-X、1999年8月10日発行、294-295頁ほか。
- ^ 原作・永井豪・石川賢、まんが・ダイナミックプロ(実際の執筆者は秋元シゲル、石川賢、桜多吾作)、徳間書店刊テレビランドコミックス④『ゲッターロボG』けっさく選①「出動だ!!ゲッター」ISBNコードなし、1975年11月10日発行、14頁など。
- ^ EIWA MOOK『マジンガーZとスーパーロボット』英和出版社、2015年3月1日、ISBN 978-4-86545-130-6、8頁。
- ^ a b c 『決定版 大あばれロボット大図鑑 オール図解版グレート・マジンガー ゲッターロボG』朝日ソノラマ、1975年5月30日、ISBNコードなし、「新ゲッター50のなぞ?」53頁。
- ^ 全書 2005, pp. 27, 「第一章 SAGA GUIDE 石川賢『ゲッター』を語る」
- ^ 永井豪/石川賢/桜多吾作・著、大都社刊St COMICS『ゲッターロボG・アンソロジー 決戦!ゲッターロボG』ISBN 4-88653-130-X、1999年8月10日発行、138、148頁。
- ^ 『完全復刻盤ゲッターロボ・ゲッターロボG -GETTER ROBOT JUVENILE-』ラピュータ社、2001年1月25日、ISBN 4-947752-61-0、180、190頁。
- ^ 永井豪/石川賢/桜多吾作・著、大都社刊St COMICS『ゲッターロボG・アンソロジー 決戦!ゲッターロボG』ISBN 4-88653-130-X、1999年8月10日発行、179頁。
- ^ 『完全復刻盤ゲッターロボ・ゲッターロボG -GETTER ROBOT JUVENILE-』ラピュータ社、2001年1月25日、ISBN 4-947752-61-0、199頁。
- ^ 『決定版 大あばれロボット大図鑑 オール図解版グレート・マジンガー ゲッターロボG』朝日ソノラマ、1975年5月30日発行、ISBNコードなし、20-21頁「完全図解 早乙女研究所」。
- ^ 甦る!東映アニメアンソロジー04『グレートマジンガー&ゲッターロボG』毎日コミュニケーションズ、2005年6月20日、ISBN 4-8399-1811-2、65頁。
- ^ 全書 2005, pp. 65, 「第二章 MAGAZINE & COMICS GUIDE 各作品の単行本化の履歴」
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- ^ 全書 2005, pp. 52, 「第二章 MAGAZINE & COMICS GUIDE 小学館「小学二年生」での連載」
- ^ a b 全書 2005, pp. 128, 「第三章 TVシリーズ GUIDE 『ゲッターロボG』 設定資料〜キャラクター&美術〜」
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- ^ a b c WEEKLY漫画アクション1月14日増刊号『真ゲッターロボ総集編』 双葉社、1999年1月14日、20-29頁。
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- ^ a b 大全G 1999, pp. 110–113, 「強化プロジェクト㊙資料公開!「ゲッタードラゴン登場!」」
- ^ 甦る!東映アニメアンソロジー04『グレートマジンガー&ゲッターロボG』毎日コミュニケーションズ、2005年6月20日、ISBN 4-8399-1811-2、「勝田稔男インタビュー」80頁。
- ^ 岩佐陽一・編、洋泉社MOOK『まんが秘宝Vol.3ぶっちぎりヒーロー道・リターンズ!!まんがチャンピオンまつり』洋泉社、1998年4月2日、ISBN 4-89691-305-1、26頁。
- ^ 永井豪/石川賢/桜多吾作・著、大都社刊St COMICS『ゲッターロボ・アンソロジー ゲッターロボ大決戦』ISBN 4-88653-102-4、1998年2月5日発行、38頁。
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- ^ WEEKLY漫画アクション1月14日増刊号『真ゲッターロボ総集編』双葉社、1999年1月14日、59-98頁「ゲッターロボVSゲッターロボG」。
- ^ 大全 1998, pp. 82, 「主要キャラクター名鑑」
- ^ 小学館、月刊『小学二年生』1975年6月号、「ゲッターロボG大特集 百鬼帝国のひみつ」127頁。
- ^ 永井豪/石川賢・著、大都社刊STARS COMICS『ゲッターロボ』第3巻、ISBN 4-88653-307-8、1985年10月30日発行、193頁。
- ^ 原作・永井豪/石川賢、絵・石川賢、秋田書店刊サンデーコミックスSC-305『ゲッターロボG』第2巻、ISBNコードなし、1976年2月15日発行、63-65頁。
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