毛茛とは? わかりやすく解説

ウマノアシガタ

(毛茛 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/03 03:38 UTC 版)

ウマノアシガタ(馬の足形、毛茛、学名: Ranunculus grandis var. grandis または Ranunculus japonicus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の野草。別名キンポウゲ(金鳳花、毛茛)はウマノアシガタの八重咲のものを指す。群馬県佐波郡新潟県佐渡市、旧播磨国ではウマゼリと呼ぶ[6]


注釈

  1. ^ 第4刷以降は下部が「艮」の「毛茛」となっている。

出典

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ranunculus grandis Honda var. grandis ウマノアシガタ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月3日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ranunculus subcorymbosus Kom. subsp. grandis (Honda) Tamura ウマノアシガタ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月3日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ranunculus grandis Honda var. mutsuensis M.Kikuchi ウマノアシガタ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月3日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ranunculus grandis Honda var. akkanus M.Kikuchi ウマノアシガタ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月3日閲覧。
  5. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ranunculus subcorymbosus Kom. var. grandis (Honda) Kitag. ウマノアシガタ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月3日閲覧。
  6. ^ 八坂書房 編『日本植物方言集成』八坂書房、2001年、80頁。ISBN 4-89694-470-4 
  7. ^ 久志博信『「山野草の名前」1000がよくわかる図鑑』主婦と生活社、2010年、17ページ、ISBN 978-4-391-13849-8
  8. ^ a b c d e f g h 金田初代 2010, p. 186.
  9. ^ 加納喜光『植物の漢字語源辞典』東京堂出版、2008年、「金鳳花」項。
  10. ^ 《当代汉语词典》编委会『当代汉语词典』中华书局、2009年、「毛茛」項、「茛」項。
  11. ^ 汉语大词典编辑委员会汉语大词典编纂处『汉语大词典』第9巻、汉语大词典出版社、1992年、「茛」項、「莨」項。
  12. ^ 李時珍『本草綱目』草之六、毛茛。「茛乃草烏頭之苗此草形状及毒皆似之故名」
  13. ^ 諸橋轍次『大漢和辞典』修訂版、第9巻、大修館書店、1984-1986年、「莨」項。
  14. ^ 北原保雄編『明鏡国語辞典』第2版、第1刷、大修館書店、2010年、「きんぽうげ」項。
  15. ^ 三省堂編修所編『三省堂難読漢字辞典』三省堂、2009年、「毛莨 うまのあしがた」項、「毛莨 きんぽうげ」項。
  16. ^ 北原白秋『桐の花 抒情歌集』東雲堂書店、1913年、311頁。
  17. ^ 小野蘭山撰『本草綱目啓蒙』巻之13、1805年、414丁ウラ。
  18. ^ 松村任三『日本植物名彙』丸善、1884年、159頁。


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毛茛

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ウマノアシガタ」の記事における「毛茛」の解説

多く書籍ウェブサイトで、下部が「良」の「」を用いて毛莨と書かれているが、漢名下部が「艮」の「毛茛」である。 現代中国でも「毛茛(máogèn)」であり、「茛(gèn)」と「(láng, làng, liáng)」とは発音異な別の字である。。 明に編まれた『本草綱目』「毛茛(下部が『艮』)」の項には、「茛」はトリカブト指し、形と毒が似るのでこの名が付いたとある。また、下部が「良」の「」単字には毒草の意味はない。 一方で大修館書店明鏡国語辞典第2版第1刷-第3刷)や『三省堂難読漢字辞典』など、複数辞書の「きんぽうげ」や「うまのあしがた」の項目で「毛莨と書かれており、早く1913年北原白秋桐の花』で「毛莨きんぽうげ)」と書かれている。 『本草綱目』の解説書である江戸後期の『本草綱目啓蒙』では「毛茛 ムマノアシガタ コマノアシガタ」と日本名記され村松左衛門蔵書であった国立国会図書館デジタルコレクションのものには「毛茛」の項に「金風花 キンホウゲ」と書き込みなされている。また、明治の『日本植物名彙』では「キンポウゲ」の項目に「毛茛」のみが書かれている

※この「毛茛」の解説は、「ウマノアシガタ」の解説の一部です。
「毛茛」を含む「ウマノアシガタ」の記事については、「ウマノアシガタ」の概要を参照ください。

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