りっしゃく‐じ【立石寺】
読み方:りっしゃくじ
山形市山寺にある天台宗の寺。山号は、宝珠山。俗称、山寺。貞観2年(860)円仁の開創と伝える。比叡山延暦寺の法灯を根本中堂に分灯。芭蕉の「閑(しづか)さや岩にしみ入る蝉の声」の句碑がある。りゅうしゃくじ。
りゅうしゃく‐じ〔リフシヤク‐〕【立石寺】
読み方:りゅうしゃくじ
⇒りっしゃくじ(立石寺)
りっしゃくじ 【立石寺】
立石寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 07:33 UTC 版)
立石寺(りっしゃくじ)は、山形県山形市にある天台宗の仏教寺院。山寺(やまでら)の通称で知られ、古くは「りゅうしゃくじ[※ 1]」と称した。詳しくは宝珠山[1]阿所川院[2][3]立石寺(ほうじゅさんあそかわいんりっしゃくじ)と称する。本尊は薬師如来。
注釈
出典
- ^ 立石寺根本中堂鰐口には,「羽州最上安曽郡成生庄宝珠山立石寺中堂薬師瑠璃光如来御宝前」の銘文が見える。『角川日本地名大辞典(旧地名編)』より「県史15」を引く「成生荘(中世)」項。
- ^ 『角川日本地名大辞典(旧地名編)』より「河北町の歴史 上」によれば古くは阿蘇川院を称したという。
- ^ 「山寺攪勝志」『寒河江市史』上巻p.422
- ^ 自然公園・自然環境保全地域等索引図(21山形)(宮城県「自然公園等区域閲覧サービス」)
- ^ 『日本歴史地名大系 山形県の地名』
- ^ 外部リンク「山寺の歴史」
- ^ 田中日佐夫『仏像のある風景』(駸々堂、1989年)pp221 - 225
- ^ 『山形市内仏像調査報告書(追補版)』(山形市教育委員会・東北芸術工科大学文化財保存修復センター、2009年)
- ^ 『寒河江市史』上巻pp.379-380
- ^ 『応仁の乱人物データファイル120』2017年7月28日、講談社ビーシー
- ^ 山口博之「天台僧一相坊円海の時代」『米沢史学会』第36巻、2020年、 23-44頁、2022年5月11日閲覧。
- ^ 伊藤清郎 (2006年). “最上氏と山寺立石寺”. 最上義光歴史館. 2022年5月11日閲覧。
- ^ 『立石寺』 - コトバンク
- ^ a b 4位 立石寺(山形県)芭蕉も一句 格別の原風景『日本経済新聞』2020年12月12日・土曜朝刊別刷りNIKKEIプラス1「何でもランキング」(1面)2021年1月3日閲覧
- ^ 峯の浦 / 垂水遺跡(通称:裏山寺)山形・上山・天童三市連携観光地域づくり推進協議会(2019年11月10日閲覧)
- ^ 『廃道をゆく2』(イカロス出版)
- ^ 木造薬師如来坐像(「山形の宝検索navi、山形県サイト)、2020年12月20日閲覧
- ^ 「最澄と天台の国宝」プレスリリース(東京国立博物館サイト)、2020年12月20日閲覧
- ^ 木造十二神将立像(台東区サイト)、2020年12月20日閲覧
- ^ “宝珠山立石寺:映画「3月のライオン」死闘の場 山形市”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2017年12月24日). 2023年1月28日閲覧。
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