巨大滑り台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 20:55 UTC 版)
昭和25年(1950年)に寺が県立公園に登録されると観光ブームの煽りを受け、参拝客増加に対応するための「交通機関」として寺は全長約300m、高低差約150mの滑り台を建設した。これは参拝客に楽しく麓まで下ってもらうための意図があったとされるが、滑り台の斜面の角度が約30度ほどで加速がかなりつき、参拝客が尻に火傷したり転落して負傷したりする事態が頻発するなど安全面で問題視され、結局、1970年代の初めに廃止されたといわれている。ただし、遊園地のジェットコースターなどスリリングな遊具があまり無かったこの時代の人々にとっては好評であったようである。この遺構は現在も残されている。
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