Homeキー
【英】Home key
Homeキーとは、キーボード上にある特殊キーの1つで、キートップに「Home」と刻印されたキーのことである。
Homeキーは、一般的に、カーソルを作業中の行頭に移動させたり、画面表示をページの最上部にスクロールさせるなどの機能を持っている。
Homeキーの逆の動きをするキーとしては、Endキーがある。ソフトウェアによっては、HomeキーもEndキーも、ShiftキーやCtrlキーなどと同時に押すことで、特殊な動きが割り当てられているものもある。
なお、テンキーは、NumLockが無効の状態ではカーソルキーとして用いることができるものが多く、Homeキーは、一般的に左上のキー(数字の7の位置)に割り当てられている。
ホームキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/18 03:49 UTC 版)
ホームキー(HOMEキー、英:Home key)は、コンピュータ用のキーボードのキーの一つで、カーソルを行の先頭に移動する用途などに使用される。
概要
ホームキーは通常は「Home」と刻印されており、エンドキーの反対の機能を果たす。多くのコマンドライン環境、テキストエディタ、ワープロソフトなどでは、カーソルを現在の位置から行の先頭に移動(ジャンプ)する用途などに使用される。
歴史
ホームキーおよびエンドキーの由来は、手動式タイプライターにおける、紙をセットしているローラー部分を手動で左右に動かす操作と考えられる。[要出典] ローラー(紙)を右に動かせば、紙の左側に印字装置が来る。ローラー(紙)を左に動かせば、紙の右側に印字装置が来る。なお、この操作では改行(紙を上に移動する)は行われない。
初期のパーソナルコンピュータのキーボードでは、ホームキーは存在しないものもある。初代IBM PCではテンキーの一部で兼用されている。PC/AT互換機用のフルキーボードの多くで現在の位置(逆T字カーソルの上の、6個のキーのうちの上段中央)となったのは、101キーボード以降である [1]。
用途
Windows
現在のWindows用の文書編集環境(ワープロソフトやテキストエディタなど)では、通常はカーソルが現在の位置から、そのカーソルが位置していた行(ライン)の先頭に戻る(移動する)。文書が編集できない場合(例えばウェブブラウザやPDFファイルでの参照中)には、カーソルはその文書の先頭に移動する。なお、編集中でもコントロールキーとの併用(Ctrl+⭶ Home)により、文書の先頭に移動できる。
ホームキーはまた、編集中にシフトキーとの併用(⇧ Shift+⭶ Home)で、現在のカーソル位置から行の先頭までの全ての文字を、選択(ハイライト)することができる。
macOS
大半のMacのアプリケーションでは、HomeキーはオリジナルのUNIXのダム端末と同じ働きをし、新規ドキュメントの開始となる。
Linux
Linuxでは、Homeキーは基本的にはWindowsの場合と同じ働きをする。編集中には行の先頭にカーソルが移動し、他の場合は文書の先頭に移動する。またWindows同様、編集中にシフトキーとの併用(⇧ Shift+⭶ Home)で、現在のカーソル位置から行の先頭までの全ての文字を選択(ハイライト)できる。
参照
関連項目
注 : 図は109キーボードのもの。106の場合は「Win」記載のWindowsキー2つと、「Appl.」記載のアプリケーションキーが無い。なお各キートップの印字は、Windowsキーは「田」に似た形のWindowsロゴマーク、アプリケーションキーは「≣」(4つの横線)に似た形のコンテキストメニューのマークが多く使用されている。 |
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