volumetric efficiencyとは? わかりやすく解説

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体積効率

英語 volumetric efficiency

サイクルごとに吸入する新気の量は、機関出力性能直接支配するが、吸込み能力表示する効率として体積効率、充填効率2つがある。体積効率は、機関構造運転条件などによる機関自身吸込み能力を表す指標である。大気圧力をp、温度をtとしたとき、「r(p、t)のもとで実際にシリンダー吸入した新気の質量」を「r(p、t)のもとで行程容積占めるべき新気の質量」で割った値で表される

参照 充填効率
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

たいせきこうりつ 体積効率 volumetric efficiency

ガス圧縮機性能を示す数値ηνで ην= 圧縮機吸い込み直前の状態における吸い込みガス体積〔m3/h〕 /圧縮機ピストン押しのけ量〔m3/h〕 で示される。体積効率は圧縮比大きいほど、また圧縮機回転数大きいほど 小さくなる一般に7080%で使用される

体積効率

(volumetric efficiency から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 16:48 UTC 版)

体積効率(たいせきこうりつ)とは、4ストロークエンジンにおいて燃焼済みの排気と未燃焼の吸気を交換する能力を表す指標で、新気体積が当該気筒の排気量に対する比率を示す。大気圧や大気温度に依存しない指標である為、エンジン性能(能力)を示す指標として使用される。記号は、ηv (イータブイと発音)。


  1. ^ そのような仕組みがあると、ピストンによる排気ガスの押しのけ以外にも排気を促進する圧力が発生し、また、燃焼室直前で圧縮された新しい混合気は、エンジン外部の気温気圧に換算した場合に体積がより大きくなりやすいからである。自然吸気エンジンでも、吸気の慣性を最大限利用して効率を高める設計がなされる。
  2. ^ 4ストロークエンジンでは吸気と排気が完全に独立しているかのように模式化されるが、実際は両方が同時に行われている瞬間がある。これをバルブオーバーラップという。


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