v.s.駐日中国領事
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2009年5月、党国際部主任として日本の福岡で開催された国際会議に出席すると、九州国立博物館での宴席で名刺交換を交わした直後に美琴が民進党関係者と知った在福岡中華人民共和国総領事の武樹民から罵倒混じりの脅迫を受けた(原文は以下のとおり)。周囲の日本人を含む多くの外国人は中国語を聞き取れなかったため、美琴が武の発言を一字一句英語に翻訳すると武樹民に対する会場の視線は一変し、武は無言で会場を去った。 武:「(あなた方民進党の)陳菊(当時の高雄市長)が訪中した。今に台独の立場は変わっていくだろう。(你們陳菊都到大陸了,你們來看看,台獨立場就會改變)」 蕭:「訪中したからといって陳菊はその立場を変えておりません。あなた方がミサイルを撤去するならこちらも訪中いたしましょう。(陳菊去了對台獨的立場沒有任何改變。如果你們撤飛彈,我去的意願會高一點)」 武:「フン!(短距離)ミサイルを北京に撤去したところで、台湾が射程内の中長距離ミサイルもたくさんある。(哼!撤飛彈算什麼,搬到北京去我們還是打得到,我們不只短程飛彈,中程飛彈多得是!)」「あなた方民進党は8年執政したが、(元総統の)陳水扁は収監されてるじゃないか。何が国際空間だ。(新総統の)馬英九は『一つの中国』を受け入れたから、彼に空間を与えてやったが、お前たち台独民進党の末路は死あるのみだ。学術界の人間でもないのにこの国際学術会議に何をしに来たのか。『一つの中国』を受け入れない限り民進党に前途は無い!(你們搞了八年,陳水扁不是在坐牢嗎?什麼國際空間!馬英九接受一個中國原則,我們就給他國際空間。你們民進黨搞台獨,是死路一條!這是國際學術會議,你不是學術界的跑來這做什麼?民進黨是個沒有前途的黨,除非接受一個中國原則!)」 宴席が終わると中国の学者でさえ武の発言に対し謝罪を表明している。
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