uridine triphosphateとは? わかりやすく解説

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UTP

分子式C9H15N2O15P3
その他の名称UTP、pppU、Uteplex、Urd-5'-P3Uridine 5'-TriphosphateUridine 5'-(tetrahydrogen triphosphate)、ウテプレックス、5'-UTP、Uridine 5'-triphosphoric acidUridine triphosphateウリジン三りん酸、Triphosphoric acid α-(5'-uridyl) ester
体系名:ウリジン-5'-三りん酸ウリジン5'-三りん酸三りん酸α-(5'-ウリジル)


ウリジン三リン酸

同義/類義語:ウリジン5'-三リン酸
英訳・(英)同義/類義語:UTP, uridine 5'-triphosphate, UTP, uridine triphosphate

RNA合成前駆体となるヌクレオチドで、UMPに2個のリン酸高エネルギー結合した物質

ウリジン三リン酸

(uridine triphosphate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/07 20:11 UTC 版)

ウリジン 5'-三リン酸
一般情報
IUPAC名 ウリジン 5'-三リン酸
別名 UTP
分子式 C9H15N2O15P3
分子量 484.141 g/mol
形状
CAS登録番号 [63-39-8]
性質

ウリジン三リン酸(ウリジンさんリンさん、Uridine triphosphate、略号UTP)は 糖であるリボースの1'位で核酸塩基ウラシルと連結し、糖の5' 位に三リン酸のエステル化された構造の ピリミジン ヌクレオチドである。ウリジン三リン酸のおもな役割は、転写RNA合成の基質である。

他にはUTPには、ATPのように代謝反応の基質となることでエネルギー源や活性化因子となるの役割があるが、ATPの場合より特異性が高い。 UTPが活性化因子となる場合は、通常、基質はUDP化されて、無機リン酸が遊離する。

UDPグルコースグリコーゲン合成の出発点である。UTPはガラクトース代謝にも利用され、UTPガラクトースがUTPグルコースに変換される。ウリジン二リン酸グルクロン酸ビリルビン抱合にも利用され、水溶性の高い、ジグルクロン酸ビリルビンを生成する。

関連項目

  • CTPシンテターゼ


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