UHU
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UHU Der Alleskleber (ドイツ語版)(「ウーフ」)は、ドイツの薬剤師August Fischerが1932年に開発した合成樹脂接着剤。完全透明で、ベークライトすら接着できるとうたっている。ポリ酢酸ビニル樹脂溶液系接着剤)。当時ドイツで普及していた魚膠接着剤"#Syndetikon"の欠点を改良すべく開発した。Fischerが64歳のときであった。"UHU"という名称は「ミミズク」という意味のドイツ語"Uhus" (ドイツ語版)からつけたと言われている。"alleskleber" (ドイツ語版)とは「万能接着剤」という意味。 飛行船ヒンデンブルグ号(1936年運行)の胴体の接着にUHUが採用された。 UHU社は1971年にイギリスのビーチャムに買収され、MBOを経て1994年にイタリアのBolton Group (ドイツ語版)の完全子会社となった。2020年現在もUHU社からUHU Der Alleskleberという商品名の接着剤が販売されている。2020年頃時点の成分:固体成分32-35%、主成分ポリ酢酸ビニル、酢酸メチル。少量のエタノール、アセトン。黄色いチューブに黒い文字というデザインは当初から基本的に変わっていない(一時期除く)。
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