Syndetikonとは? わかりやすく解説

Syndetikon

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 03:01 UTC 版)

万能接着剤」の記事における「Syndetikon」の解説

Syndetikon (ドイツ語版)は1880年ドイツOtto Ringという者が発売したチューブ入り液状膠。処方残っていないが魚膠と言われており、魚臭いのが不評だった。Otto Ring & Co.社の販売拡大には、キャッチコピー"....klebt, leimt, kittet alles"(万事接ぐ貼る固める)の連呼新進のグラフィックデザイナーチームと連携して様々なポスター広告入り切手さまざまな紙面広告化・ペーパークラフト作成するなど、さまざまな広告技法駆使した。このチーム20世紀初頭にドイツ起こったBuchkunstbewegung(ドイツ語版)(書籍デザイン改革芸術運動)の立役者ひとつだったおかげで、その一人Friedrich Wilhelm Kleukens (ドイツ語版)がSyndetikonのパッケージデザイナーであることまで記録として残っている。 "Syndetikon"という語は辞書載り小説題名にもなるほど著名だった一般名化も進んだ。既に1893年薬局向け処方集の記述では「『アイシングラス』や"Syndetikon"と称する商品魚膠である。ただし最近のSyndetikonは、単に砂糖石灰混ぜただけというしろものが多い」とあり、英語圏でも砂糖石灰の糊や液状膠の別称のように扱われている。 のちに#UHUはじめとする合成樹脂系の接着剤駆逐され、ドイツで"Syndetikon"という商品単語忘れ去られた。

※この「Syndetikon」の解説は、「万能接着剤」の解説の一部です。
「Syndetikon」を含む「万能接着剤」の記事については、「万能接着剤」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Syndetikon」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Syndetikon」の関連用語

Syndetikonのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Syndetikonのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの万能接着剤 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS