タキシード【tuxedo】
Oracle Tuxedo
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 17:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動作者 | AT&T |
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開発元 | オラクル |
最新版 |
12.1.1.0
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プログラミング 言語 | C、C++、COBOL |
対応OS | UNIX・Windows |
プラットフォーム | Linux,Windows,Unix,OpenVMS,IBM i,z/Linux |
公式サイト | https://www.oracle.com/middleware/technologies/tuxedo.html |
Oracle Tuxedo(オラクル・タキシード、Tuxedo、Transactions for Unix, Extended for Distributed Operations)は、オンライントランザクション処理 (OLTP)を扱うためのトランザクションモニター(TPモニタ)を中核としたミドルウェア製品である。1984年にAT&Tによって Tuxedo として開発され、USL、ノベル、BEAシステムズ(BEA)を経て、オラクルにより販売されている。
歴史
1983年にAT&Tのベル研究所で、AT&T社内の UNIXベースシステムのための作業プロジェクトとしてAT&Tで開発が開始された。 1989年には USL に移管され、商用製品として販売された。 1993年に、AT&Tの子会社であるUSLがノベルに買収された際、AT&Tの持つ他のUNIX資産とともにノベルに売却された。1996年には、Tuxedo の再販業者であった BEAは、NetWare以外のプラットフォームにおける Tuxedo の販売および開発の排他的な契約をノベルと結び、BEA Tuxedo として販売されるようになった。 2008年4月29日に、BEAシステムズがオラクルに買収されたのちも、Tuxedo は、消滅することなく Oracle Tuxedo として販売が継続されている。
機能
Tuxedo は、アプリケーション・インターフェースとして、2相コミットのためのX/Open XA標準のインターフェース(XATMI,Application Transaction Management Interface)、および、Object Management Group(OMG)の CORBAに準拠したインターフェースを備えている。
データベース連携、アプリケーションサーバ、プラットフォームの異なる複数の分散システムの連携機能、CおよびCOBOLで作成されたアプリケーションに対応している。
外部リンク
Tuxedo
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 15:50 UTC 版)
Tuxedo は、分散コンピューティング環境での分散トランザクション処理を管理するミドルウェア。名称は Transactions for Unix, Extended for Distributed Operations から。 1984年、AT&Tが設計開発し、電子商取引用オンライントランザクション処理(OLTP)の市場を創造した。製品化前に AT&T には LMOS システムという研究プロジェクトがあり、Tuxedo 開発チームには LMOS のチームのメンバーが含まれていた。その後、AT&TのUNIX関連資産と共にノベルに移管され、さらにBEAシステムズが買い取った。 以下のような機能がある: 通信タイプ - 同期、非同期、対話型、任意の通知 型付きバッファ トランザクション管理 - グローバルトランザクション - 2相コミット /WS - リモートクライアント /QUEUE - 永続型キュー データ依存ルーティング(DDR) Event Broker プログラム可能な管理
※この「Tuxedo」の解説は、「BEAシステムズ」の解説の一部です。
「Tuxedo」を含む「BEAシステムズ」の記事については、「BEAシステムズ」の概要を参照ください。
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