ステイト・オヴ・コンフュージョン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 11:21 UTC 版)
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『ステイト・オヴ・コンフュージョン』 | ||||
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ザ・キンクス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1982年9月 - 1983年3月 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アリスタ・レコード | |||
プロデュース | レイ・デイヴィス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ザ・キンクス アルバム 年表 | ||||
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『ステイト・オヴ・コンフュージョン』(英語: State of Confusion)は、1983年5月に発売されたキンクスのアリスタでの6枚目のアルバム。
前年の1982年の11月にイギリスで「カム・ダンシング」が発売された全くヒットせず、続いて年が明けて1983年2月に「思い出のダンス」も発売されたがこれもヒットせず新作の噂は立ち消えた。前々から噂で上がっていたアルバム・タイトル『エンターテイナー』は名前も聞かなくなり1982年頃からのイギリスを含むヨーロッパ・ツアーは『カム・ダンシン・ツアー』と題され新作がファンからの期待から消えかけた頃、1983年春にアメリカで「カム・ダンシング」は発売されMTVの影響でチャートを駆け登りトップ10入りした。アルバムは『ステイト・オヴ・コンフュージョン』と改題されジャケットも『ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント』の二番煎じ風に差し替えられ急遽発売された。
「カム・ダンシング」はイギリスでも発売し直されトップ10入りを果たす程に売れ「思い出のダンス」も含めキンクスのシングルとしては一つのアルバムで二つの大ヒットを出す事になった。
「カム・ダンシング」は前年の来日中にカシオのキーボードを購入したレイがホテルで作曲したスカ・ナンバーが元で「バーナデッティー」は来日公演でデイヴとレイがヴォーカルを分け合って歌った曲である。来日公演の記事に於いて曲目表でこの曲を「バースデイ」と誤記した雑誌が多々あった。発売当時のカセット版には「ロング・ディスタンス」がボーナス・トラックで収められている。
キンクスは発売後アメリカを含むツアーを行っていたが秋頃デイヴの脱退騒動がありツアーを後半キャンセルした。後任のギターリストとしてクリス・スペディングがほぼ決まっていたがデイヴがソロ・アルバムとツアーの失敗に依ってバンド復帰を懇願した為に流れてしまった。この騒動以降キンクスは停滞しレイは映画『リターン・トゥ・ウォータール』の撮影・編集・サウンド・トラック作業にシフトしてしまう。一番セールス的に盛り上がった時期にチャンスを棒に振った残念な時期である。
曲目
全曲レイ・デイヴィス作詞作曲。
- 夜なき街角 - State of Confusion 2:33
- デフィニート・メイビー - Definite Maybe 4:22
- レイバー・オブ・ラブ - Labour of Love 3:56
- カム・ダンシング - Come Dancing 3:56
- プロパティー - Property 4:21
- 思い出のダンス - Don't Forget to Dance 4:39
- ヤング・コンサーバティブス - Young Conservatives 4:01
- ハート・オブ・ゴールド - Heart of Gold 4:02
- 語り尽くせなくて - Cliches of the World (B Movie) 4:53
- バーナデッティ - Bernadette 3:31
【ボーナス・トラック】
- 思い出のダンス(オリジナル・エクステンデッド・エディット) - Don't Forget to Dance (Original Extended Edit) 5:09
- ワンス・ア・シーフ - Once a Thief 4:06
- ロング・ディスタンス - Long Distance 5:23
- ノイズ - Noise 4:38
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「State of Confusion」の例文・使い方・用例・文例
- POTUSは「President of the United States」の略だ。
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
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