パーソナル化スコープ [personalization scope]
PersonalizationScope 列挙体
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)

Public Enumeration PersonalizationScope

メンバ名 | 説明 | |
---|---|---|
Shared | WebPartManager コントロールのスコープの場合、Shared スコープは、パーソナル化データがページ上のパーソナル化できるすべてのコントロールの全ユーザーに適用され、パーソナル化データをページ上に保存できることを示します。 Web パーツ コントロールのプロパティに関連付けられたスコープの場合、Shared スコープは、通常そのプロパティでは、すべてのユーザーに関連付けられたデータの読み込みと保存だけが許可されることを示します。 | |
User | WebPartManager コントロールのスコープを参照する場合、User スコープは、すべてのユーザーに適用されるパーソナル化データだけでなく、ユーザー固有のパーソナル化データがページ上のパーソナル化できるすべてのコントロールに読み込まれることを示します。ユーザー固有のパーソナル化データだけをページに保存できます。 Web パーツ コントロールのプロパティに関連付けられたスコープの場合、User スコープは、Shared スコープのページでの実行時、そのプロパティでは、すべてのユーザーに適用されるデータの読み込みと格納しかできないことを示します。ただし、プロパティのコントロールが User スコープで実行されている場合は、プロパティのユーザー別およびすべてのユーザーのデータが読み込まれ、マージされます。この場合でも、ページが User スコープで実行されているときに保存されるのはユーザー別データだけです。 |

パーソナル化スコープは Web パーツのパーソナル化の基本概念であり、WebPartManager コントロールを通じてページが実行されているスコープ、コントロールの各プロパティに関連付けられたスコープ、コントロールがページに追加された方法など、その他の設定に緊密に統合されます。パーソナル化スコープの詳細については、「Web パーツのパーソナル化の概要」を参照してください。
パーソナル化スコープは、さまざまなユーザーの集合に適用できるパーソナル化データの範囲を表します。一部のパーソナル化データは、特定のユーザーとページ上のコントロールだけに適用されます。サイトを表示するすべてのユーザーに適用されるパーソナル化データもあります。パーソナル化スコープは、取得や表示の対象となるデータのセットを示すために、パーソナル化のさまざまな領域で使用されます。
ページがパーソナル化スコープ Shared で実行されている場合、コントロールを表示するすべてのユーザーに適用される特定のコントロールのパーソナル化データだけを読み込む必要があることを示します。現在実行しているユーザーの権限に応じて、この広範に適用されるデータを修正し、データ ストアに保存することもできます。ページがパーソナル化スコープ User で実行されている場合、現在実行しているユーザーに基づいて、コントロールのパーソナル化データを保存して読み込む必要があることを示します。通常、これはユーザー固有のデータの読み込みと保存をコントロールで実行できることを示し、広範に適用されるデータ (または共有データ) はコントロールに表示することしかできません。
パーソナル化の高水準の有効期間を管理し、2 つのパーソナル化スコープのいずれかで実行される WebPartManager コントロール。


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
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