≪韓国語≫ノム
韓国語「ノム」とは、「ノム」の意味
会話の中で伝えたいことを強調して話す時に用いられる表現である。韓国語「ノム」は日本語に訳すと「とても」という意味だ。「ノム」には、「とても」をはじめ「すごく」や関西弁に訳すと「めっちゃ」などの意味に置き換えることができ、ポジティブな気持ちを伝える時に多く使われる言葉である。一方「ひどく」「〜しすぎ」といったニュアンスで使われることもあり、1つの言葉で様々な使い方ができて日常的に沢山使える表現だ。自分の気持ちをより強く伝えたい時に用いられるのは、「ノム」を「ノムノム」など何回か繰り返す表現である。愛情表現をする時によく使われ、韓国のドラマやアイドルの曲の歌詞にも沢山出てくるため、有名な韓国の表現の1つである。「ノム」は、家族や友人など親しい間柄で使うのが適している表現だ。「ノム」を使う時に注意することは、目上の方に頻繁に使うと大げさだと思われることがあるため注意が必要である。目上の方に使う表現としておすすめされているのが、「ノム」とほとんど同じ意味を持つ「アジュ」だ。「ノム」のかしこまった表現にあたり、敬語表現にあたるのが「アジュ」である。「ノム」はカジュアルに使えるため、ティーンエイジャーの間で人気があり、よく使われている言葉だ。年の離れた目上の方に使うのに適しているのは、語尾が「カムサハムニダ」で終わる文章である。
「ノム」と似た言葉として挙げられる「マニ」はマンタという言葉からきている表現だ。「マニ」の意味は「多く」「沢山」という意味である。一見「ノム」と同じ役割に見えるが、違いとして「マニ」は今までと今を比較して今の状態を伝える時に使い、「ノム」は今の状況だけを伝える時に使われる表現だ。使う場所や相手に合わせて、「ノム」と他の表現を使い分けることが気持ちを伝える時のポイントである。
韓国語「ノム」のハングル表記
「ノム」のハングル表記は、「너무」である。「너무」は文の中で、形容詞や形容動詞の前に置き、意味をより強調させたい時に使われる言葉だ。韓国語「ノム」の発音
「ノム」の発音は、空気を含むようにゆっくりなめらかに発音するイメージだ。特に「ノ」の発音が特徴的である。「ノ」を口を縦に伸ばすのではなく、「ア」を発音する時の口の形のまま「ノ」を発音するのがポイントだ。感情的に伝えたい時は、「ノーム」というように長く伸ばして発音することがポイントである。「ノム」を繰り返して発音する場合、2回3回以上繰り返しても問題なく、発音の工夫でより気持ちが伝わる言葉である。- ≪韓国語≫ノムのページへのリンク