majica
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 05:09 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
このページは「ドン・キホーテ (企業)」への統合が提案されています。議論は「Wikipedia:コメント依頼/ユニコの扱い」を参照してください。(2020年8月)
|
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。2020年8月)
( |
![]() |
この記事の参考文献は、一次資料や記事主題の関係者による情報源に頼っています。信頼できる第三者情報源とされる出典の追加が求められています。(2020年8月)
|
現在、削除の方針に従って、この項目の一部の版または全体を削除することが審議されています。 削除についての議論は、削除依頼の依頼サブページで行われています。削除の議論中はこのお知らせを除去しないでください。 この項目の執筆者の方々へ: まだ削除は行われていません。削除に対する議論に参加し、削除の方針に該当するかどうか検討してください。また、本項目を既に編集されていた方は、自身の編集した記述内容を念のために控えておいてください。 |
Wikipedia:コメント依頼/ユニコの扱いに、このページに関する議論があります。(2020年5月)
|
![]() |
majica(マジカ)はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス (PPIH) グループが導入している電子マネーである。ここではmajicaへ移行にともないサービスを終了したunikoも取り扱う。
概要
ドン・キホーテは、独自のプリペイドカード「マジカ (majica)」を2014年3月18日から導入している。全国のドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ、長崎屋、ドイトグループなどグループ全店で利用可能で、チャージ金額の1パーセント (%) がポイントとして付与される。会計時にマジカカードを提示すると、購入金額が1001円以上の場合に2020年7月1日以前は10円未満を切り捨て、以降は4円以下を切り捨て9円以下は5円と会計される。年間購入金額に応じたランク別特典や、対象品の割引購入など優遇があり、カード利用者が優遇特典を利用するためには、ClubDonpenモバイルかmajicaアプリでユーザ登録を要する。
登録会員に割引クーポンを発行し、モバイルサイトかアプリに表示されるQRコードかmajica磁気カードを発券機に認識させると、店舗が設定した割引クーポンが1商品につき1枚発行される。商品ごとに設定された発行上限に達すると商品選択ボタン上に「上限に達しました」と表示され、発行されない。1人が同じ商品について複数枚のクーポンは発行できない。まる得クーポンはメルマガ登録会員向けのサービスであったが、majica開始以降はmajica登録会員向けのサービスとなっている。
アピタ・ピアゴ各店(MEGAドン・キホーテUNYに転換した店舗を除く)では自社電子マネーのユニコ(uniko)を展開していることもあり、2019年にグループ入りした後もmajicaの利用が出来なかったが、2020年4月6日からmajicaの利用が出来るようになった[1]。unikoの利用終了によりmajicaへ移行を受け付け、残高などを引き継ぐ。なお円満快計はアピタ、ピアゴでは対象外である。
uniko
uniko(ユニコ)は、PPIH子会社のUCSが日本国内で展開するプリペイド方式の磁気型電子マネーである[2]。
2013年11月21日からサービスを開始して2020年4月30日に終了した。
アピタ、ピアゴ、およびアピタ・ピアゴ・MEGAドン・キホーテUNY内の一部専門店で利用ができた[2]。2016年8月21日に廃止となったユーホームや2017年10月31日までピアゴ関東が運営していたベンガ・ベンガでも利用が可能であった。ユーホームから改装したDCMカーマやフレスコ関東の運営になったベンガベンガは利用不可で、miniピアゴも導入されなかった。カードの申し込みは店頭のみで、ネット上では受け付けていなかった。
チャージ上限額の5万円を超えて支払う場合は、ユニコ残高からチャージ残高全額を引き、差額を現金、ユニー・ファミリーマートグループ商品券、UCSカードのいずれかで支払い、商品券やクレジットカードと併用可否は一部専門店は異なった。2020年4月2日以降はチャージ終了に伴い、ユニコ残高不足となる場合も同様だった。majicaと併用払いやunikoを含む支払いで、majicaのランク対象金額加算は一切出来なかった。
ポイントは200円につき1ポイント付与され、ファミリーマートをのぞいて即時還元されていたMEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNYは専門店も含め2020年1月4日から、閉店店舗は閉店前からそれぞれ実施された。2020年5月1日時点で保有するポイントは当面majicaポイントへ移行可能である。
名称の由来は、あなたの「ユー」とユニーグループの「ユニー」、お客様の笑顔「ニコッ!」を足したもので[2]、公式キャラクターは公募で「ゆにぴょん」とされた。
ユニー・ファミリーマートホールディングス発足後の取り扱い
ユニー・ファミリーマートホールディングス[3]発足後、ユニコカードはアピタ、ピアゴで利用が可能であった。
MEGAドン・キホーテUNYへ業態転換店舗は2020年1月31日まで利用可能であったが、アピタは毎月9日、19日、29日、ピアゴは毎週金曜日に行っている5%OFF感謝デーなど特典の対象からUCSカード、majicaとともに除外されたが、ドン・キホーテグループの電子マネーであるmajicaは適用されている、1000円以上の買い物で支払い金額の1円単位の額を切り捨てる、円満快計などの特典がほぼ同等で受けられた。現在はmajicaの他にUCSカードでも受けられる。カードへのチャージもチャージ機のみの取り扱いとなっていた。2019年12月31日にチャージの取り扱いを先行終了し、通常のドン・キホーテは利用不可となる。
サークルK、サンクスは、ファミリーマートへ移行していない店舗は、統合当初から移行直前まで利用が可能で、カードの販売を継続する店舗もあった。ファミリーマートへ移行した店舗、以前からファミリーマートとして営業していた店舗、サークルKやサンクス以外からの転換店舗は、それぞれ利用できなかったが、2018年4月24日から全店舗で取り扱いを開始した[4]。毎週土曜日、日曜日の2倍デーは対象外のほかポイント数の表示がされなかった。この他ファミリーマートではユニーグループのライバルに当たるイオングループ が手掛けるWAONを2009年10月より導入してきた。ユニコカードと競合する形になるが統合後も引き続き利用可能なほかサークルK、サンクスについても統合2日前の2016年8月30日より導入し両方が利用可能となっていた。のちのユニコ廃止後もファミリーマートではWAONが利用できる一方で、majicaは導入していない。
ファミリーマートは2020年3月31日23時に取り扱いを終了し、他店舗は2020年4月1日に入金を、2020年4月30日にサービスをそれぞれ終了し、以降はmajicaへの移行扱する。アピタ、ピアゴ、MEGAドン・キホーテUNY内の専門店は2020年秋の導入を予定し、2020年5月1日から当面の間ユニコ、majicaのいずれも利用出来ない。移行に際して2020年4月1日から12月31日まで、アピタ・ピアゴ(UDリテール転換店をのぞく)でuniko所持客にUNYmajicaを無償で配布する[5]。2020年4月6日からアプリで、5月1日からアピタ・ピアゴ店頭で[5]、それぞれ残高をmajicaへ移行できる
沿革
- 2013年11月21日 - アピタ(精華台店は除く)・ピアゴでサービスを開始。
- 2014年
- 2015年
- 2月20日 - UCSカード提示による現金支払いでの割引を終了(これをもってユニコに完全移行)。
- 2018年
- 4月24日 - ファミリーマートでも当カードの取り扱いを開始。
- 2019年
- 10月1日 - ファミリーマートの店舗(一部店舗を除く)にてキャッシュレス還元の対象となる。(即時2%還元)
- 12月2日 - アピタ市原店、アピタ大口店の翌年1月3日の改装閉店に伴い、支払時の残存ポイントが即座にオートチャージされる[6][7]。
- 12月8日 - アピタ岐阜店(現:MEGAドン・キホーテUNY岐阜店)での支払先行終了
- 12月9日 - アピタ富士吉原店、アピタ魚津店の翌年1月12日の改装閉店に伴い、支払時の残存ポイントが即座にオートチャージされる[8][9]。
- 12月10日 - アピタ小牧店(現:MEGAドン・キホーテUNY小牧店)での支払先行終了。同日にリーフウォーク稲沢にあったアピタ稲沢東店を改装して開店したMEGAドン・キホーテUNY稲沢東店での取扱を中止。(同月3日に改装オープンした、MEGAドン・キホーテUNY福井店、佐原東店での取扱が再開された)
- 12月14日 - アピタ市原店、アピタ大口店における、販売(新規入会)・チャージの先行終了。
- 12月18日 - アピタ富士吉原店、アピタ魚津店における、販売(新規入会)・チャージの先行終了。
- 12月31日 - ユニコカードの販売(新規入会)を終了[10] 。MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNYの店舗における、チャージの先行終了。
- 2020年
- 1月3日 - アピタ市原店、アピタ大口店での支払先行終了[6][7]。
- 1月4日 - MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNYの店舗にて、支払時の残存ポイントが即座にオートチャージされる。(4月30日まで決済可能な専門店も含む)
- 1月12日 - アピタ富士吉原店、アピタ魚津店での取扱先行終了[8][9]。
- 1月26日 - MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNYにて日曜日ユニコポイント2倍特典を終了。同時に通常のドン・キホーテを含めUCSカードでの日曜日Uポイント2倍も終了。
- 1月29日 - アピタ本庄店における、チャージの先行終了。
- 1月31日 - MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNYの店舗にて支払い終了(ただし専門店は4月30日まで利用可)[5]
- 2月5日 - ピアゴ豊明店における、チャージの先行終了。
- 2月10日 - ピアゴ ラ フーズコアアラタマ店にて、支払時の残存ポイントが即座にオートチャージされる。
- 2月16日 - アピタ本庄店、ラ フーズコア納屋橋店での取扱先行終了。
- 2月17日 - UCSカードのUポイントからユニコへの交換終了
- 2月23日 - ピアゴ豊明店、恵那店での取扱先行終了。
- 2月29日 - アピタ、ピアゴ店舗でのボーナスポイント特典終了(同時にUCSカードのクレジット払いでもボーナスポイント特典を終了)
- 3月1日 - アピタ、ピアゴの直営、専門店(対応店舗のみ)にて、支払時の残存ポイントがオートチャージされる。(2020年2月29日に失効のポイントは対象外)ファミリーマートは対象外。(MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNYの専門店(ユニコ対応店舗のみ)はそれらの直営と同じ1月4日より対応している)
- 3月8日 - ピアゴ・ラ・フーズコアアラタマ店での取扱先行終了。(ただしダイソーは3月20日まで利用可)
- 3月15日 - アピタ砺波店での取扱先行終了。
- 3月29日 - アピタ、ピアゴ店舗での日曜日ユニコポイント2倍特典終了。(同時にUCSカードのクレジット払いで日曜日Uポイント2倍特典も終了)
- 3月31日 - 23時00分にファミリーマート店舗でのチャージ、取扱先行終了[5]。これに伴い6月30日まで実施されるキャッシュレス還元もユニコは対象から外れる。またmajicaの導入予定はない。ユニコポイントのオートチャージは非対応であったほかmajicaへの交換も出来ない。
- 4月1日 - アピタ、ピアゴ店舗でのチャージ終了[5]。またアピタ、ピアゴ店舗にてユニコ提示(返却不要)でmajica配布開始[5]。(アピタンデザインは無料配布の対象外)ユニコと現金の併用払いによる5%引き特典開始。(アピタ宇都宮店など一部店舗では先行実施していた。他社クレジットカード、他社電子マネーの併用払いは割引対象外。)
- 4月3日-majicaアプリにてユニコからmajica(UNYmajica以外も含む。)への残高の移行を開始。
- 4月5日-アピタ、ピアゴ店舗のセルフレジでの取扱先行終了
- 4月6日 - アピタ、ピアゴ店舗の直営レジにmajica導入(専門店は2020年秋に対応予定、5月1日~当面の間ユニコ、majicaのいずれも利用不可)。majicaアプリでのunikoの残高移行開始[5]。
- 4月19日 - ユニコ(UCSカードも含む。)でのPOSAカード購入終了。アピタ宇都宮店の衣料品・暮らしの品売場での取扱先行終了。(新型コロナウイルス感染症の流行に伴い食品売場は6月7日まで営業を継続した為ユニコも他店同様4月30日まで利用可能であった。)
- 4月24日-ピアゴ店舗での5%引き終了。
- 4月29日-アピタ店舗での5%引き終了。
- 4月30日 - アピタ、ピアゴ店舗(ラスパ、ウォーク専門店も含む)、 MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNYの店舗内に出店している専門店での支払い終了[10][5]。これに伴い全ての加盟店での取扱を終了する。
- 5月1日 - アピタ、ピアゴ店舗のサービスカウンターにてユニコからUNYmajicaへの残高の移行を開始[5]。
- 5月17日-アピタ掛川店、ピアゴ香久山店でのユニコ提示でのmajicaの無料配布及びユニコからmajicaへの残高の移行先行終了。
- 8月23日-アピタ会津若松店、アピタ精華台店、アピタ高森店でのユニコ提示でのmajicaの無料配布及びユニコからmajicaへの残高移行先行終了。
- 9月6日-ピアゴ吉良店でのユニコ提示でのmajicaの無料配布及びユニコからmajicaへの残高移行先行終了。
- 12月31日 - アピタ、ピアゴ店舗でのユニコ提示でのmajicaの無料配布終了[5]。(一部店舗は閉店に伴う先行終了あり。)
出典
- ^ “PPIH の電子マネー「majica」に「UNY majica(ユニーマジカ)」が新登場! アピタ・ピアゴ全店でご利用可能に 2020年4月6日(月)よりサービス開始!”. 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(2020年1月6日作成). 2020年1月15日閲覧。
- ^ a b c “ユニーグループ電子マネー「uniko(ユニコ)カード」誕生! (PDF)”. ユニーグループ・ホールディングス (2013年10月8日). 2013年11月3日閲覧。
- ^ 2016年9月1日付でユニーグループ・ホールディングスが(旧)ファミリーマートに吸収合併。
- ^ “ファミマでもユニコカード 来春、1万7000店に対応拡大”. 中日新聞 (2017年10月14日). 2017年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “ユニコ会員さまへ大事なお知らせ”. アピタ・ピアゴの電子マネー ユニコ. 株式会社UCS (2019年10月24日). 2019年11月3日閲覧。
- ^ a b “アピタ市原店(2020年1月3日(金)18時をもちまして直営売場は一時閉店致します。 ※一部専門店は引き続き営業致します)│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ”. web.archive.org (2020年1月3日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b “アピタ大口店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ”. web.archive.org (2019年8月15日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b “アピタ富士吉原店(2020年1月12日(日)18時をもちまして直営売場は一時閉店致します。 ※一部専門店は引き続き営業致します)│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ”. web.archive.org (2020年1月3日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b “アピタ魚津店(2020年1月12日(日)18時をもちまして直営売場は一時閉店致します。 ※一部専門店は引き続き営業致します)│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ”. web.archive.org (2020年1月3日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b “ドン・キホーテの電子マネー「majica(マジカ)」 アピタ・ピアゴ全店でご利用可能に! 2020 年春よりサービス開始 publisher=株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス” (プレスリリース), (2019年10月23日) 2019年11月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
|
|
|
Weblioに収録されているすべての辞書からmajicaを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- majicaのページへのリンク