Mペサとは? わかりやすく解説

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Mペサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 03:51 UTC 版)

Mペサ(M-Pesa)は、ケニアの通信会社Safaricom(英語版)と、南アフリカ共和国ボーダコム (英国ボーダフォン系列) による、携帯電話を利用した非接触型決済送金マイクロファイナンスなどを提供するサービス。

概要

2007年4月にケニアの学生によりソフトウェアの開発が開始され、その後Safaricomが携帯電話を使用した新しい決済サービスおよび送金サービスを開始した。ユーザーは正規M-Pesa取次店にアカウントを開いてお金をデポジットとして預け、携帯電話のSMSを利用してメッセージとして送金することができる。送金を受けた側は、 Safaricom取次店でお金を受け取ることができる。サービスの料金は、他の送金サービスに比べ安く、少額を頻繁に送金できる料金設定になっている[1]

2010年南アフリカのボーダコムがモバイル・マネー「M-Pesa」を開始すると報道される。ローカル金融グループであるNedbank(英語版)と提携して事業を進める[1]

サービス範囲

ケニア

最初にサービスが開始された地域である。

タンザニア

2008年、ボーダコムによって開始されたが、当初の顧客獲得数は予想を下回った。

アフガニスタン

2008年、ボーダコムがRoshanと組み、この地域最初のサービス提供者となった[2][3]

南アフリカ

インド

ICICI銀行と緊密な連携をくみ、2011年11月に進出した[4]

ヨーロッパ地域

ルーマニアを始め東ヨーロッパに拡大。西ヨーロッパにも進出する予定

他地域

2013年、エジプトモザンビークレソト王国にサービスを拡大した。その他の地域は、公式サイトで確認できる。

脚注

関連項目

外部リンク




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