erewhonとは? わかりやすく解説

エレホン【Erewhon】

読み方:えれほん

バトラーの小説。1872年刊。架空の国エレホンにかこつけ、当時の英国社会を風刺したユートピア小説。題名は「nowhere(どこにもない場所)」を逆さに綴った造語。


erewhon

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 15:14 UTC 版)

erewhon
出身地 日本
ジャンル J-POP
活動期間 2022年7月 - 2024年2月
事務所 Nプロダクション
公式サイト nproduction-japan.com
メンバー
  •   雨音じゅり
  •   萌羽ゆゆか
  •   永眠すみれ
  •   梦月りり
  •   葉瑠うな
  •   日凪なのは
旧メンバー

erewhon(エレホン)は、日本の女性アイドルグループ。Nプロダクション所属[1]。

概要

「きゅるりんってしてみて」や「ONE BY ONE」などのアイドルグループが所属していたNプロダクションからデビューした6人組のアイドルグループで、2022年7月結成時の5人の平均年齢は14.6歳だった[2]。

デビュー曲「りぴりぴ」を含めたミニアルバム『erewhon』では全ての曲をミュージシャンで作詞家・作曲家の佐々木喫茶が書き下ろしており、キャッチーでキュートな楽曲の多さを特徴としている[1]。

略歴

2022年

  • 6月21日、公式TwitterにてNプロダクションから新たなグループのデビューを発表[3]。
  • 7月2日、メンバーの名前とビジュアル写真を発表し、グループとしての活動をスタートした[4][5]。翌3日にはデビュー曲「りぴりぴ」のミュージック・ビデオが公開され、戦慄かなのが自身以外のグループに初めて振付を担当したことでも話題を呼んだ[5]。
  • 7月9日、下北沢ADRIFTにてお披露目ライブ「nowhere」を開催[5]。8月上旬にデビューミニアルバムを発売することを発表[2]。
  • 8月3日、「りぴりぴ」を含めた5曲を収録したデビューミニアルバム『erewhon』をリリース[1]。

2023年

  • 愛瀬りおが体調不良のため、1月22日の生誕ライブを持って活動休止[6]、のち本人及び家族より今後の活動継続が困難との申し入れがあり、2月6日に脱退が発表された[7]。
  • 2月11日、新メンバー追加オーディションを開始[8]。
  • 5月5日、SHIBUYA DESEOにて新体制お披露目ライブ「everywhere」を開催[9]。3日に公式Twitterにて加入が発表された新メンバーの葉瑠うな、日凪なのはの2名が初お披露目[10]。またライブではメンバー6名が新衣装で登場し、新曲「オムライス」「アルファった」「マシュマロ」の3曲を含む計8曲を披露した[11]。
  • 7月27日、萌羽ゆゆかが学業のため活動を一時休止[12]。
  • 11月10日、2024年2⽉開催予定のワンマン最終公演をもって解散する事を発表。Nプロダクションより理由として「それぞれのメンバーの意向を尊重し、プロデューサーおよび弊社と協議を重ね、この度双⽅が合意したこと」としている[13]。

2024年

  • 2月25日、新宿MARZにて解散ライブ「nowhere」を開催[14]。アンコールでは活動休止中だった萌羽ゆゆかも出演し、6人が揃った中で約1年半のグループ活動に終止符を打った。

メンバー

名前 生年月日(年齢) 担当色 備考
雨音 じゅり
あまね じゅり
(2006-12-14) 2006年12月14日(17歳)   水 元・アクアノート
旧名:双葉樹里
萌羽 ゆゆか
もえは ゆゆか
(2008-07-12) 2008年7月12日(15歳)   赤
永眠 すみれ
えいみん すみれ
(2007-01-12) 2007年1月12日(17歳)   紫 元・Chöu Chöu.
旧名:花岡すみれ
梦月 りり
むつき りり
(2007-01-27) 2007年1月27日(17歳)   黄
葉瑠 うな
はる うな
(2005-11-30) 2005年11月30日(18歳)   緑
日凪 なのは
ひなぎ なのは
(2009-05-15) 2009年5月15日(14歳)   オレンジ

旧メンバー

名前 生年月日(年齢) 担当色 備考
愛瀬 りお
あいせ りお
(2007-01-26) 2007年1月26日(17歳)   ピンク 元リーダー
JCミスコン2019グランプリ
旧名:高木凜汐
ONE BY ONEの桜良はなは姉

作品

アルバム

# タイトル 発売日 販売形態 収録内容
1 erewhon 2022年8月3日 (2022-08-03) CD
  1. りぴりぴ
  2. なんにでもれもん
  3. スイチュー!
  4. LUCK+
  5. かみかみ
    全作詞・作曲:佐々木喫茶

楽曲

  • オムライス
  • アルファった
    • 作詞・作曲:Alicemetix
  • マシュマロ
    • 作詞・作曲:nagomu tamaki

主なライブ・イベント

2022年
  • nowhere(7月9日、下北沢ADRIFT) - デビューライブ[5]。きゅるりんってしてみて、ONE BY ONEとのスリーマンライブ[2]。
  • サマサマサマー Vol.2(8月11日、品川グランドホール)
  • Nプロ定期vol.11(8月13日、Spotify O-WEST) - 初のNプロ定期[15]。
  • OSAKA MECCHA SUKIYANEN(8月20日、りんくう野外文化音楽堂)
2023年
  • 吉田豪&南波一海の"このアイドルが見たい"2023子日月(1月28日、LOFT9 Shibuya)
  • 放課後ちょっと話せる?(2月18日、池袋Hoteyes) - バレンタイン特別企画トークライブ&チェキ会。
  • anywhere(4月15日、新宿MARZ)
  • 最南端トラックスpre.-ROMANTIC LOOPS-(5月4日、aube shibuya)
  • everywhere(5月5日、SHIBUYA DESEO) - 新体制お披露目ライブ[9]。

脚注

出典

  1. ^ a b c “5人組アイドルグループ・erewhon、デビューの心境は?“振り付け担当”戦慄かなのの印象も明かす”. モデルプレス (2022年8月12日). 2022年8月30日閲覧。
  2. ^ a b c “平均年齢14.6歳の新グループ・erewhon、デビュー!”. Pop’n’Roll (2022年7月9日). 2022年8月30日閲覧。
  3. ^ “erewhon”. Twitter (2022年6月21日). 2022年8月30日閲覧。
  4. ^ “erewhon”. Twitter (2022年7月2日). 2022年8月30日閲覧。
  5. ^ a b c d “erewhon 平均年齢14.6歳のグループがデビュー。戦慄かなのが振り付けを担当”. IDOL REPORT.com (2022年7月5日). 2022年8月30日閲覧。
  6. ^ “【愛瀬りお 休養のお知らせ】”. Nプロダクション (2023年1月24日). 2023年2月16日閲覧。
  7. ^ “【愛瀬りお 脱退のお知らせ】”. Nプロダクション (2023年2月6日). 2023年2月16日閲覧。
  8. ^ “Nプロダクション所属アイドル・erewhon、新メンバーオーディション開催!”. Pop’n’Roll (2023年2月11日). 2023年5月7日閲覧。
  9. ^ a b “erewhon、新メンバーお披露目ライブ開催”. OTOTOY (2023年4月15日). 2023年5月7日閲覧。
  10. ^ “erewhon 新メンバーを発表。2023年5月5日のライブでお披露目”. IDOL REPORT.com (2023年5月3日). 2023年5月7日閲覧。
  11. ^ “erewhon、新メンバー2名加入で平均年齢15歳に!新体制初のライブも敢行”. WWSチャンネル (2023年5月5日). 2023年5月7日閲覧。
  12. ^ “【お知らせ】萌羽ゆゆか活動休止について”. Nプロダクション (2023年7月26日). 2023年11月11日閲覧。
  13. ^ “【お知らせ】”. Nプロダクション (2023年11月10日). 2023年11月11日閲覧。
  14. ^ “erewhon”. Twitter (2024年2月25日). 2024年2月29日閲覧。
  15. ^ “erewhon”. Twitter (2022年8月11日). 2022年8月30日閲覧。

外部リンク


エレホン

(erewhon から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 01:08 UTC 版)

エレホン
Erewhon
著者 サミュエル・バトラー
発行日 1872年
発行元 Nicholas Trübner
John Ballantyne
ジャンル 小説
国 イギリス
言語 英語
形態 文学作品
次作 エレホン再訪(Erewhon Revisited)
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示
Map of part of New Zealand to illustrate Erewhon and Erewhon Revisited

『エレホン』(えれほん、Erewhon)は、イギリスの作家サミュエル・バトラーの小説。1872年刊[1]。架空の国「エレホン」にかこつけて当時のヴィクトリア朝社会を風刺したユートピア小説として知られている[2]。

題名は「nowhere(どこにもない場所)」のアナグラムである[3]。

主人公が未知の国エレホンを発見するまでの数章は、実際に1860年から1864年までの約4年間ニュージーランドで羊飼いとして働いていたバトラー自身の経験に基づいている。バトラーは南島の内陸部を探検し、『A First Year in Canterbury Settlement』に著した。

本作はチャールズ・ダーウィンの『種の起源』や産業革命の影響を受けており、人工知能を扱った最初の小説の一つでもある。

内容

大部分はエレホンの説明で構成されている。エレホンの性質は曖昧であり、一見エレホンはユートピアのようにみえるが、そうではないことが明らかになる。しかしながら、ジョージ・オーウェルの『1984年』のようなディストピアでもない。

こうした風刺的なユートピアについてはジョナサン・スウィフトの古典的小説『ガリバー旅行記』と比較されることがあり、当時の大英帝国における自己観とも強く酷似している。また、ウィリアム・モリスの『News from Nowhere』と比較されることも多い。

本作は刑事罰、宗教、人間中心主義など、ヴィクトリア朝社会のさまざまな側面を風刺している。たとえば、エレホンの法律によれば犯罪者は病気であるかのように扱われ、病人は犯罪者とみなされる。また、機械が登場しないことも特徴であり、これはエレホン人にとって機械が危険であるという潜在的意識が共有されているためである。

受容

ジョージ・オーウェルは本作を賞賛し、「バトラーは機械が有用であると同時に危険でありうることを見抜いた」と述べた[4]。

影響

フランスの哲学者ジル・ドゥルーズは、自身の差異哲学の展開のさまざまな場面でバトラーの著書からアイデアを得た。『差異と反復』(1968年)の中で、一般的に「イデア」と呼ぶものを「エレホン」と呼んでいる。

C・S・ルイスは、死後に出版された作品集『God in the Dock』(1970年)の中のエッセイ『The Humanitarian Theory of Punishment』で本作を示唆している。

オルダス・ハクスリーは小説『島』(1962年)と『知覚の扉』(1954年)の中で本作を引用している。アガサ・クリスティは『ナイルに死す』(1937年)の中で本作を引用している。エリザベス・ボウエンの短編小説『The Cat Jumps』(1934年)にはこの本のコピーが登場する。

日本語訳

脚注

  1. ^ Erewhon, or Over the Range (1st ed.). London: Trubner & Co.. (1872). https://archive.org/stream/ErewhonOverrang00Butl#page/ii/mode/2up 2016年3月5日閲覧。 
  2. ^ George Orwell, Erewhon, BBC Home Service, Talks for Schools, 8 June 1945
  3. ^ “エレホンとは”. コトバンク. 2024年3月2日閲覧。
  4. ^ Orwell, Collected Works, I Belong to the Left, pp. 172–173
  • "Mesopotamia Station", Newton, P. (1960)
  • "Early Canterbury Runs", Acland, L. G. D. (1946)
  • "Samuel Butler of Mesopotamia", Maling, P. B. (1960)
  • "The Cradle of Erewhon", Jones, J. (1959)
  • The Day of the Dolphin (1973 film starring George C. Scott); it is the name of a motorboat that appears approx. 12 min. into the film.

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