antonymとは? わかりやすく解説

対義語

読み方:たいぎご
英語:antonym

対義語(たいぎご)とは、意味が反対または対照的な関係にある言葉を指す。例として、「高い」と「低い」、「明るい」と「暗い」、「進む」と「退く」などが挙げられる。対義語は、言語学において意味の範囲明確にするために用いられる。これらの言葉は、文脈に応じて相反する概念表現する際に重要な役割を果たすまた、対義語は、文章会話において比較対比を行う際にも活用される例えば、「夜は静かであるが、昼は賑やかである」といった表現において、「静か」と「賑やか」が対義語として機能している。対義語を理解することは、言葉の意味深く把握し豊かな表現力身につける上で有効である。

antonym

別表記:アントニム

「antonym」とは・「antonym」の意味

「antonym」とは、ある単語の意味反対である別の単語を指す言葉である。例えば、「大きい」という単語のantonymは「小さい」であり、「上」という単語のantonymは「下」である。英語ではopposite」とも言われることがある

「antonym」の語源

「antonym」は、ギリシャ語の「anti」(反対の)と「onyma」(名前)を組み合わせた言葉である。これらの要素組み合わさり、「反対の名前」を意味する言葉として成立している。

「antonym」の発音・読み方

「antonym」の発音は、アクセント最初音節置かれ、「æntənɪm」と発音される日本語では「アントニム」と読むことが一般的である。

「antonym」の対義語

Synonym

「antonym」の対義語は「synonym」である。「synonym」は、ある単語と同じ意味を持つ別の単語を指す言葉である。例えば、「大きい」という単語synonymは「巨大な」であり、「上」という単語synonymは「頂上」である。

Synonymの発音

synonym」の発音は、アクセント最初音節置かれ、「sɪnənɪm」と発音される日本語では「シノニム」と読むことが一般的である。

「antonym」の使い方・例文

「antonym」は、英語の文章や会話対義語を指す際に用いられる。以下に例文を示す。 1. The antonym of ""hot"" is ""cold.""(「hot」の対義語は「cold」である。)
2. Can you give me an antonym for ""rich""?(「rich」の対義語教えてもらえますか?)
3. ""Empty"" and ""full"" are antonyms.(「empty」と「full」は対義語である。)
4. The word ""ancient"" has several antonyms, such as ""modern"" and ""new.""(「ancient」にはいくつかの対義語がある。例えば、「modern」や「new」などである。)
5. In the English language, ""begin"" and ""end"" are antonyms.(英語では、「begin」と「end」は対義語である。)
6. The antonym of ""accept"" is ""reject.""(「accept」の対義語は「reject」である。)
7. ""Increase"" and ""decrease"" are examples of antonyms.(「increase」と「decrease」は対義語の例である。)
8. The antonym of ""success"" is ""failure.""(「success」の対義語は「failure」である。)
9. ""Arrive"" and ""depart"" are antonyms in terms of travel.(旅行に関して、「arrive」と「depart」は対義語である。)
10. The word ""generous"" has an antonym, which is ""stingy.""(「generous」には対義語があり、「stingy」である。)

アントニム【antonym】

読み方:あんとにむ

対義語反対語。⇔シノニム


対義語

(antonym から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/17 04:33 UTC 版)

対義語(たいぎご、: antonym)とは、意味が反対となるや、意味が対照的になっている語。アントニム反義語反意語反義詞反対語対語などともいう。「対義語」の対義語は「類義語」「同義語」などである。

概要

対義語・アントニムはあらゆる言語に普遍的にみられる意味構造であり、とくに意味構造においてペア(対)と認識されるものを指す。初等教育では初学者の語彙力を強化する目的で対義語や類義語の学習をしばしばおこなう。対義語対の分類については一般的・慣用的に用いられているものを蒐集したものが冊子(教本)化されている。

感性語の取り扱いにおいて対義語ペアを軸とした情報処理は画像検索システムなどに応用されている。

なお、言語としては対義語の関係を成すようであっても、実際にはその言語が指す事象同士が対の関係になっているわけではないという場合もある。例として「進化」と「退化」は語としては対義語のようになっているが、進化論的には退化は進化における一様態(側面)であり、進化と退化は対になる概念ではないとされる(詳しくは退化の項も参照)。

対義語や類義語のもつ意味構造はしばしばレトリックとして利用される(充填された語)。

分類

対となる語彙は、一般的・慣用的に用いられている物を蒐集したものが教本化されたものであり、その中には一定の法則性が存在していることが指摘されている。

漢字二字からなる対義語は、以下の4種類に分かれる。

  1. 漢字一字の意味が反対になっているもの。例:「優等」と「劣等」、「通例」と「異例」、「幸運」と「凶運」
  2. 漢字二字の意味が反対になっているもの。二字のどれかが対義関係となる。例:「優越」と「劣後」(優-劣、越-後)、「高大」と「卑小」(高-卑、大-小)、「貴重」と「軽賎」(貴-賎、重-軽)
  3. 熟語全体として意味が反対になっているもの。例:「普通」と「特別」、「超過」と「未満」
  4. 打ち消しの漢字(不・・未・非)を使って一方の意味を消しているもの。例:「平凡」と「非凡」、「完全」と「不全」

漢字に限らず、意味での分類は3種類ある[1]

  1. 一方を否定すれば必ず他方になる関係。例:、同じ-異なる
  2. 程度の差を表すもの。例:優-劣、大-小、貴-賎、遠い-近い、frequent-rare、gut-schlecht
  3. 一つの事柄を見方や立場を変えて表現するもの。例:売る-買う、教える-学ぶ、父-息子、anterior-posterior、unvereinbar-unteilbar

ただし、互いに対義語とされる2語が同じ品詞ということは必ずしもない[注釈 1]

この他にも、対義語の持つ構造上の曖昧性は多く指摘されており、例えば色調(黒-白)の対義語については

のアント(ニム)は。けれども、白のアントは。赤のアントは黒。」(人間失格

文脈によっては明確に対義語と認識できても本来の対義語とみなせるかどうか不明なもの

はいつも実物より小さく描かれるが、はいつも実物より大きく描かれる」(スウィフト

など、どのペアを対義語ととらえるかはその言語がもつ文化的背景や、その言語が使用される文脈に大きく影響される。

脚注

注釈

  1. ^ 日本語の場合、ラ行五段活用動詞である「ある」の対義語とされている「ない」は形容詞であり、互いに異なる品詞である。また、英語の"in"は、前置詞とされているが、「~の中」の意としての対義語となる"out of"は複数語句の組み合わせとなる。

出典

  1. ^ goo辞書「対義語」[1]

文献情報

  • 「反意考 A Note on Antonymy」氏家文昭(日本大学文理学部人文科学研究所第17号研究紀要1975年)[2][3]
  • 椋木雅之、田中大典、池田克夫「対義語対からなる特徴空間を用いた感性語による画像検索システム (<特集>ITSとモバイルコンピューティング)」『情報処理学会論文誌』第42巻第7号、一般社団法人情報処理学会、2001年7月15日、1914-1921頁、NAID 110002725915 

関連項目

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