XmlSchemaValidationFlags 列挙体
この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。
名前空間: System.Xml.Schemaアセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)

<FlagsAttribute> _ Public Enumeration XmlSchemaValidationFlags

メンバ名 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AllowXmlAttributes | スキーマで定義されていない場合でも、xml:* 属性を許可します。属性は対応するデータ型に基づいて検証されます。 |
![]() | None | ID 制約、インライン スキーマ、スキーマ位置ヒントを処理せず、スキーマ検証警告を報告しません。 |
![]() | ProcessIdentityConstraints | 検証を実行しているときに検出された ID 制約 (xs:ID、xs:IDREF、xs:key、xs:keyref、xs:unique) を処理します。 |
![]() | ProcessInlineSchema | 検証を実行しているときに検出されたインライン スキーマを処理します。 |
![]() | ProcessSchemaLocation | 検証を実行しているときに検出されたスキーマ位置ヒント (xsi:schemaLocation、xsi:noNamespaceSchemaLocation) を処理します。 |
![]() | ReportValidationWarnings | 検証を実行しているときに検出されたスキーマ検証警告を報告します。 |

XmlReader で XmlSchemaValidationFlags の値を使用する際の考慮事項を次に示します。
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XmlSchemaValidationFlags の値は、スキーマ検証 XmlReader が、あるスキーマに対して XML 検証を実行する際に使用する検証オプションを定義します。検証 XmlReader に対して XmlSchemaValidationFlags の値を指定するには、ValidationFlags プロパティを使用します。
AllowXmlAttributes 値を使用する際の考慮事項を次に示します。
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場所の指定されていない Xml 名前空間をスキーマがインポートする場合
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AllowXmlAttributes が true (既定) に設定され、インスタンス ドキュメントに Xml 属性が含まれている場合、検証エンジンは、既定の Xml 名前空間のスキーマを検証に使用します。インスタンス ドキュメントで使用されている XML 属性が既定のスキーマに存在しなかった場合、そのドキュメントは検証されません。
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AllowXmlAttributes が false に設定され、スキーマによって明示的に許可されていない Xml 属性がインスタンス ドキュメントに含まれている場合は、検証エンジンによってエラーが報告されます。
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AllowXmlAttributes が false に設定され、スキーマによって明示的に許可された Xml 属性がインスタンス ドキュメントに含まれている場合、検証エンジンは、既定の Xml 名前空間のスキーマを使用し、他の属性を検証するときと同じように、その属性を検証します。
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カスタム schemaLocation が指定された、カスタムの Xml 名前空間のスキーマをインポートする場合
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AllowXmlAttributes が true (既定) に設定され、インスタンス ドキュメントに Xml 属性が含まれている場合、検証エンジンは、カスタムの Xml 名前空間のスキーマを検証に使用します。インスタンス ドキュメントで使用されている XML 属性が、指定したスキーマに存在しなかった場合、そのドキュメントは検証されません。
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AllowXmlAttributes が false に設定され、スキーマによって明示的に許可されていない Xml 属性がインスタンス ドキュメントに含まれている場合は、検証エンジンによってエラーが報告されます。
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AllowXmlAttributes が false に設定され、スキーマによって明示的に許可された Xml 属性がインスタンス ドキュメントに含まれている場合、検証エンジンは、指定された Xml 名前空間のスキーマを使用し、他の属性を検証するときと同じように、その属性を検証します。
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インスタンス ドキュメントに Xml 属性が含まれ、スキーマで、processContents が省略されるか、"strict" に設定された属性ワイルドカードが指定されている場合、検証エンジンは、XmlSchemaSet に存在する Xml 名前空間のスキーマを使用します。Xml 名前空間のスキーマが指定されていない場合、検証エンジンは次のように動作します。
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AllowXmlAttributes が true に設定されている場合、検証エンジンは、既定の Xml 名前空間のスキーマを使って検証を行います。
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インスタンス ドキュメントに Xml 属性が含まれ、スキーマで、processContents が "skip" に設定された属性ワイルドカードが指定されている場合、検証エンジンはその属性の検証を省略します。
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インスタンス ドキュメントに Xml 属性が含まれ、スキーマで、processContents が "lax" に設定された属性ワイルドカードが指定されている場合、検証エンジンは、XmlSchemaSet に存在する Xml 名前空間のスキーマを使用します。Xml 名前空間のスキーマが指定されていない場合、検証エンジンは次のように動作します。
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AllowXmlAttributes が true に設定されている場合、検証エンジンは、既定の Xml 名前空間のスキーマを使って検証を行います。
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Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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