Word Lens
Word Lensとは、Googleが提供する翻訳アプリ「Google翻訳」に追加されたカメラ翻訳の機能である。もともとはクエストビジュアル(Quest Visual, Inc.)が開発して提供していたモバイルアプリであるが、2014年に企業ごとGoogleに買収されてGoogle翻訳へ組み込まれた。
Word Lensを起動してモバイル端末のカメラで外部の文字を捉えると、文字が認識されて翻訳され、その訳語をディスプレイ上に表示できる。すなわち、対象にカメラを向ければその場で訳語を参照できる。現実世界で目にする看板やメニューなどの情報も、端末にテキストを入力する手間なく、リアルタイムに翻訳して見ることが可能となる。
Word Lensで翻訳できる言語は限られており、英語と西欧圏の数カ国語を中心とする。2015年1月時点で英語と西欧圏の6言語に対応、2016年5月に中国語にも対応した。
Google翻訳には「カメラ翻訳モード」という翻訳機能もあり、これはカメラに写した画像をスキャンして文字を抽出し、翻訳するテキストを指定するといった手間が必要となるが、日本語を含む数十カ国語に対応している。
また、2016年5月にはGoogle翻訳(Android版)に「タップして翻訳」機能も追加されている。これは他のAndroidアプリ内のテキストを任意にタップして翻訳できる機能である。
カメラで写してディスプレイに翻訳結果を表示するという方式の翻訳アプリとしては、NTTドコモの「うつして翻訳」などもある。
モバイルアプリ: | トークアプリ Viber WeChat Word Lens We Heart It ワンクリック詐欺アプリ Yahoo!ホーム |
- Word Lensのページへのリンク