VIA_C3とは? わかりやすく解説

VIA C3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 06:55 UTC 版)

VIA C3(ヴィア シースリー)は、台湾VIA Technologies (VIA) が開発したパーソナルコンピュータx86アーキテクチャCPUであり、C3はかつてCyrix III(サイリックス・スリー)という名で販売されていた。C3・CyrixIIIともにVIAがIDTから買収したWinChipシリーズの設計を行っていたセントールテクノロジーのコアをベースとしている。2005年後継製品としてVIA C7(シー・セブン)が発表された。


注釈

  1. ^ CyrixIII/C3の前身のIDT WinChipにおいては、ほぼ同機能のFCRレジスタがMSR 0x107に存在する。データシートに記載は無いものの、CyrixIII/C3でも互換性がある様子で、FCRはMSR 0x1107とMSR 0x107のどちらからでもアクセスできる。このため0x107を使っても同様のことができる可能性がある。なおWinChipについては、データシートによればFCRのbit 0が"Reserved"となっており、同様の機能 (AIS) が存在するのかどうかは不明。

出典

  1. ^ Platform Conferenceレポート VIAがSamuel2を、AMDはAMD-760MPマザーボードを世界初公開!”. PC WATCH (2001年1月24日). 2017年12月18日閲覧。
  2. ^ Cyrix III 700MHzが発売に、マーキングと電圧に変化あり”. AKIBA PC Hotline! (2001年2月24日). 2017年12月18日閲覧。
  3. ^ 【速報】Samuel2コア「VIA C3」のES品が販売開始!”. ASCII.jp (2001年4月17日). 2017年12月18日閲覧。
  4. ^ a b 古いVIAのx86プロセッサにバックドアが存在していたことが発覚”. GIGAZINE (2018年8月13日). 2018年8月14日閲覧。
  5. ^ ハードウェア乱数発生器の詳細な解説
  6. ^ C3相当のコアを搭載する新CPU“1Giga Pro”オンボードのマザーが発売
  7. ^ ようやくVIAのSocket 370用CPU「Cyrix III」がデビュー果たす 500MHzが7,800円、533MHzが9,500円”. AKIBA PC Hotline! (2000年7月29日). 2021年12月30日閲覧。
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  9. ^ 関東電子、69,800円のCyrix III 550MHz搭載PC
  10. ^ 「VIA C3+LindowsOS」で、デスクトップPCが破格の$199に
  11. ^ KDV939EW/2カタログ
  12. ^ ソニー ブロードバンドAVルータ「HN-RT1」
  13. ^ FMV-TC5210
  14. ^ 日立、400GB HDD搭載ハイブリッドレコーダ「WOOO」
  15. ^ a b c 17年前の「VIA C3」プロセッサにバックドアが見つかる”. PC WATCH (2018年8月13日). 2018年8月14日閲覧。
  16. ^ a b 後藤弘茂 (2002年10月16日). “VIAの次世代CPU「Nehemiah」がMPFに登場”. PC Watch. 2022年7月5日閲覧。



「VIA C3」の例文・使い方・用例・文例

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