アウト・オブ・オーダー実行
アウト・オブ・オーダー実行とは、マイクロプロセッサの処理を高速化するための手法の1つで、プログラムで記述されている順序とは異なる順序でプログラム中の命令を実行することである。
アウト・オブ・オーダー実行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/12 04:24 UTC 版)
アウト・オブ・オーダー実行(アウト・オブ・オーダーじっこう、英: out-of-order execution)とは、高性能プロセッサにおいてクロックあたりの命令実行数(IPC)を増やし性能を向上させる手法の1つである。これは、機械語プログラム中の命令の並び順に依存せず、データなどの依存関係から見て処理可能な命令を逐次開始・実行・完了させるものである。頭文字で'OoO'または'O-o-O'と書かれることもある。「順序を守らない実行」の意である。
- 1 アウト・オブ・オーダー実行とは
- 2 アウト・オブ・オーダー実行の概要
アウト・オブ・オーダー実行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/05 07:56 UTC 版)
「命令レベルの並列性」の記事における「アウト・オブ・オーダー実行」の解説
メモリアクセスによるパイプラインストールを減らす。だが製造価格に大きく影響するほどのハードウェアリソースを必要とするため、かつては純粋な実装は現実的でなかった。近年は新しいスキームの提案や改良を加えたアーキテクチャの実装により実現している。
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アウト・オブ・オーダー実行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 07:22 UTC 版)
「Alpha 21264」の記事における「アウト・オブ・オーダー実行」の解説
同時代の他のマイクロプロセッサをしのぎ、複数のパイプラインの各ステージを合わせると、最大80個の命令を同時に処理する能力を有する。 デコードした命令を命令キュー群にキューイングし、オペランドが利用可能となった命令から発行する。整数命令キューには20命令、浮動小数点命令キューには15命令まで蓄えることができる。それぞれのキューは対応するパイプライン群と同数の命令を発行できる。
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