V-ROCK FESTIVAL '09
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「V-ROCK FESTIVAL」の記事における「V-ROCK FESTIVAL '09」の解説
2009年10月24日、25日に幕張メッセ9、10、11ホールで開催されたロックフェスティバルである。国内のヴィジュアル系バンド40組以上とおよび数組の海外バンドを招聘して開催された。ヴィジュアル系バンドが中心となったロックフェスティバルとしては、日本初の開催であった。 本興行は、海外へ向けて日本のヴィジュアル系バンドを紹介することを目的として2007年から制作されてきた『Visual-kei DVD Magazine』のプロデューサーである大島暁美が、同DVDシリーズの制作をきっかけとして「V-ROCK FESTIVAL実行委員会」を組織し開催した。同委員会の構成の詳細については公表されていないが、主導者である音楽ライターの大島暁美は、自身が同委員会を構成する一員であることを明らかにしている。また、主催側の一員としてバックステージプロジェクト代表の杉本圭司が関与した。 かつてのヴィジュアル系シーンにおいて、シーンを活性化させる中心的役割を担っていたのはヴィジュアル系の音楽専門誌であったが、同イベントの協賛、協力、主催、後援のいずれにも、ヴィジュアル系シーンでは特筆すべき音楽専門誌を発行している出版社の社名は掲載されなかった。 9ホールにメインステージとなる「Lステージ」と「Rステージ」が設置され、出演者はこの2ステージを交互に使用するかたちで演奏した。10ホールはフードコートが設置された。11ホールにはやや小規模なステージである「Sステージ」と「Vステージ」が設置され、こちらは主に若手バンドが出演した。 本興行の1週間前に同会場でLOUD PARKが開催されており、その舞台装置の大半をそのまま流用して使用したが、客層の違いを考慮し、女性客用の化粧室なども設置された。 「V-ROCK FESTIVAL実行委員会」の一員である大島暁美は、本興行の一部を映像化し『Visual-kei DVD Magazine Vol.4「V-ROCK SPECIAL」』と題したDVDを発売した。
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