Tcとは? わかりやすく解説

マツダSCSエンジン(TC)

それまで吸気スワールベースにしたマツダ希薄燃焼方式に、Nox低減のためのEGR導入斬新な着想気化器取り込んで空燃比自動補正という制御実現した
EGR2系統吸気系還流され、そのうちの上EGR気化器ベンチュリバイパスするエア混合しEGR時に空燃比自動補正する
燃費両立する昭和53年規制適合排出ガスシステムとして、科学技術庁長官賞機会学会賞受賞した

保管場所:マツダ(株)(〒730-8670広島県安芸郡府中町新地3-1)

製作(製造)年:1977

製作者(社):東洋工業(株)

資料種類:設計図文献

現状:公開

型式 / 製作
型式:TC

種類:ガソリン

会社名:マツダ

通称名:マツダSCSエンジン

搭載車:ファミリアAP

製作年:1977

諸元
シリンダ配列・数:直列4気筒

サイクル冷却方式:4/

型式/数:SOHC, 2弁/気筒

燃焼方式:希薄燃焼

燃焼室:多球形燃焼室

総排気量:1272cc

内径×行程:73.0×76.0mm

圧縮比:9.2

質量(重量):127kg

寸法:570×620×635mm

点火システム:イグニッション

性能
最大出力:70PS/5500rpm

最大トルク:10.4kgm/3500rpm

燃料消費率:220g/PSh(3000rpm)

装置
吸気系:自然吸気

エピソード話題性:A/FとEGR連動しながら変化させる空燃比自動補正装置気化器という先進的技術の開発採用に、昭和53年排出ガス規制達成した

特徴:スワール利用した希薄燃焼方式に、新たに空燃比自動補正装置気化器組合せることで、“マツダ安定燃焼方式(SCS)”にして燃費向上エミッション低減実現した

参考文献:内燃機関Vol.24No313(1985年12月号)P11-12
マツダ広報資料FAMILIA ファミリア30年歩み」(1994年6月発行)

その他事項:燃料供給方式:気化器;排気浄化装置:2系統EGRAIS三元触媒;





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