T-SQUAREへ改名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 00:56 UTC 版)
「T-SQUARE」の記事における「T-SQUAREへ改名」の解説
1987年12月、アメリカのフュージョンバンド・ヒロシマのライブのオープニング・アクトを務めることとなり、渡米。この時の演奏がエピック・レコードのプロデューサーの耳に留まり、翌1988年にアルバム『TRUTH』を全米で発売、そして初の全米ツアーを実現させることとなった。この時、アメリカですでに似た名前のバンド「SQUARES」があったため、かの地ではバンド名を「T-SQUARE」とし、1989年より日本でもこのバンド名に改名して活動するようになった。「T」の字に赤い四角というT-SQUAREの現在のロゴは米エピックのデザイナーによって全米デビュー時に制作されたもので、これも同時に日本で使われることとなった。また、この頃から伊東はそれまで使用していたリリコンからAKAIのEWIに変更した。改名後も活発に活動を続ける中、1990年末に安藤とともにデビュー以来の主要メンバーであった伊東がLAでのソロ活動に専念するため突然の脱退。かねてからソロアルバムではフィリップ・セスを始めとしたLAのミュージシャンと共演、また全米進出前後からソロでの海外ライブ出演が多くなっていたこともあり、そうした伊東のLA志向が脱退を後押しした形となった。伊東のCM出演によってバンドがブレイクした経緯もあって、スクェアの顔であり続けていた伊東の脱退は大きな衝撃となった。伊東の後任には、1990年に行われたスペシャル・ライブにてホーン・セクションとして参加していた本田雅人が加入。本田は前年のツアーにブラスセクションで参加しており、それがオーディション代わりだったとのこと。初のフロントマンの交代ということもあり、翌1991年の2月にはこれを記念した「FAREWELL & WELCOME LIVE」が行われた。
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