SoundPlayer.Load メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

SoundPlayer.Load メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

サウンドを同期的に読み込みます。

名前空間: System.Media
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub Load

Visual Basic (使用法)

Dim instance As SoundPlayer

instance.Load

C#

public void Load ()

C++

public:
void Load ()

J#

public void Load ()

JScript

public function Load ()

例外

例外の種類	条件
TimeoutException	読み込み時の経過時間が、LoadTimeout で指定された時間 (ミリ秒単位) を超過しました。
FileNotFoundException	SoundLocation で指定したファイルが見つかりません。

解説

Load メソッドは、現在のスレッドを使用して .wav ファイルを読み込み、読み込みが完了するまでそのスレッドが他のメッセージを処理しないようにします。

注意
Load メソッドは、大きな .wav ファイルの読み込みで遅延が発生する場合があります。また、描画などの他のイベントは、読み込みが完了するまでブロックされます。LoadAsync メソッドを使用してサウンドを非同期的に読み込むと、呼び出し元のスレッドは中断されることなく続行できます。

このメソッドは、読み込みが正常終了しなかった場合でも、読み込みが完了すると LoadCompleted イベントを発生させます。

使用例

LoadAsync メソッドを使用して、.wav ファイルを SoundPlayer クラスのインスタンスに結び付けるコード例を次に示します。このコード例は、SoundPlayer クラスのトピックで取り上げているコード例の一部分です。

Visual Basic

Try
    ' Assign the selected file's path to the SoundPlayer object.
    player.SoundLocation = filepathTextbox.Text

    ' Load the .wav file.
    player.Load()
Catch ex As Exception
    ReportStatus(ex.Message)
End Try

C#

try
{
    // Assign the selected file's path to 
    // the SoundPlayer object.  
    player.SoundLocation = filepathTextbox.Text;

    // Load the .wav file.
    player.Load();
}
catch (Exception ex)
{
    ReportStatus(ex.Message);
}

.NET Framework のセキュリティ

• WebPermission  (HTTP インターネット リソースへのアクセス許可)Connect (関連する列挙体)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
SoundPlayer クラス
SoundPlayer メンバ
System.Media 名前空間
LoadAsync
LoadCompleted
その他の技術情報
SoundPlayer クラスの概要