Sodium succinateとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 化学物質辞書 > Sodium succinateの意味・解説 

こはく酸ナトリウム

分子式C4H4Na2O4
その他の名称ソズキシン、こはく酸ナトリウム、Soduxin、Sodium succinate、Succinic acid disodium、Succinic acid sodium、Disodium succinate
体系名:こはく酸ナトリウム、ジナトリウム=スクシナート、こはく酸ジナトリウム


コハク酸ナトリウム

(Sodium succinate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/25 14:06 UTC 版)

コハク酸一ナトリウム
Monosodium succinate[1]
識別情報
CAS登録番号 2922-54-5
特性
化学式 C4H5NaO4
モル質量 140.07 g mol−1
外観 白色の結晶または粉末
危険性
半数致死量 LD50 >8000mg/kg(ラット経口)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
コハク酸二ナトリウム
Disodium succinate[2]
識別情報
CAS登録番号 6106-21-4
特性
化学式 C4H4Na2O4
モル質量 162.05 g mol−1
外観 白色の結晶または結晶性粉末
匂い 無臭
融点

120℃で結晶水を放出して分解

への溶解度 35g/100cc(25℃)[3]
溶解度 エタノールジエチルエーテルに難溶
危険性
半数致死量 LD50 >2000mg/kg(六水和物、ラット経口)[4]
関連する物質
関連物質 クエン酸ナトリウム
5'-リボヌクレオチド二ナトリウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

コハク酸ナトリウム(コハクさんナトリウム、: Sodium succinate)は、コハク酸ナトリウムである。コハク酸はジカルボン酸であり、コハク酸一ナトリウム: Monosodium succinate)とコハク酸二ナトリウム: Disodium succinate)が存在する。いずれも白色の結晶または粉末で、コハク酸二ナトリウムは六水和物で安定する[4]

用途

コハク酸二ナトリウムは貝類うま味を呈し、シーフード風味のインスタントラーメン漬物ソーセージ醤油、合成などの調味料として、グルタミン酸ナトリウムと併用される[3]pH調整剤酸味料[5]、平板培養試薬の原料[4]としての用途もある。日本における年間生産量は約3000トンである[4]。日本では食品添加物として広く使われているが、アメリカ合衆国ではコハク酸二ナトリウム、EUではコハク酸一ナトリウムが、使用許可の要望がなく、2000年時点で未承認である[6]

脚注



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Sodium succinate」の関連用語

Sodium succinateのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Sodium succinateのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコハク酸ナトリウム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS