Sodipodiとは? わかりやすく解説

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Sodipodi

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 07:13 UTC 版)

Sodipodi
Debian GNU/Linux上で動作しているSodipodi
開発元 ローリス・カピンスキー(Lauris Kaplinski)
最終版
0.34 / 2004年2月11日 (21年前) (2004-02-11)
リポジトリ
プログラミング
言語
C
対応OS Linux, Microsoft Windows
種別 ドローソフト
ライセンス GNU General Public License
公式サイト sourceforge.net/projects/sodipodi
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Sodipodiとはオープンソースドローソフトで2004年に開発終了し、Inkscapeに引き継がれた。

開発

ラフ・レヴィン英語版が開発したドローソフトであるGill[1]、からのフォークとして開発された。メイン開発者はローリス・カピンスキー(Lauris Kaplinski)でその他複数の開発者が携わっていた。2003年に本ソフトウェアのフォークであるInkscapeに引き継がれる形で更新されなくなった[2]。Sodipodiという言葉はエストニア語の子供言葉である"mish mash"や"hodgepodge"を意味する[3]

本ソフトウェアは使いやすいベクターグラフィック編集とアーティスト向けのドローソフトとして開発することを主な目標としていた。SVGを本ソフトウェアのネイティブファイルフォーマットメタデータを保持するためのいくつかのエクステンションを含む)としていたものの、SVG標準の完全な実装を意図するものではなかった。また、SVGデータのインポートとエクスポートが可能で、PNGラスターグラフィックスとしてエクスポートすることも可能だった。インターフェイスはGIMPと同様Controlled Single Document Interface (CSDI)が採用されていた。

LinuxMicrosoft Windowsに対応しており、2004年2月11日に公開された0.34が最終バージョンだった。また、GNU General Public Licenseのライセンスで公開された自由ソフトウェアだった。

派生

Sodipodiは世界中の記号やのSVG形式クリップアートを収集する作業を始めたが、 この作業はOpen Clip Art Libraryを盛り上げるきっかけとなった[4]

2003年、Sodipodiの開発者集団がインターフェイスの再設計やSVG標準のより近い適合を含む異なる目標を掲げSodipodiのフォークとしてInkscapeの開発を始めた[5]

関連項目

脚注

  1. ^ SVG in Gnome”. Levien.com. 2012年7月23日閲覧。
  2. ^ Sodipodi project management”. SourceForge. 2015年12月9日閲覧。
  3. ^ Linux.com Interviews Lauris Kaplinski - 3/3”. Linux.omnipotent.net. 2012年7月23日閲覧。
  4. ^ OpenClipArt”. OpenClipArt. 2012年7月23日閲覧。
  5. ^ SodiPodi - Inkscape Wiki”. Wiki.inkscape.org (2010年1月6日). 2012年7月23日閲覧。

外部リンク




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