Seongdeok of Sillaとは? わかりやすく解説

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聖徳王

(Seongdeok of Silla から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 15:43 UTC 版)

聖徳王(せいとくおう、生年不詳 - 737年)は、新羅の第33代の王(在位:702年 – 737年)であり、姓は金、は興光。元の名は隆基であったが、玄宗と同名であったため712年に唐の勅命によって改名させられた[1]。第31代の神文王の第二子であり、母は一吉飡(7等官)の金欽運(『三国史記』新羅本紀・神文王紀の分注には金欽雲)の娘の神穆王后。王妃は伊飡(2等官)の金順元の娘の徳王后[2]。先代の孝昭王は同母兄であり、孝昭王が子を儲けないままに702年7月に死去したため、王位に就いた。


  1. ^ 『三国史記』新羅本紀・聖徳王紀の分注には『唐書』を引いて改名後の名を金志誠とするが、『唐書』は『旧唐書』『新唐書』のいずれでもなく『冊府元亀』の誤り。
  2. ^ 『三国史記』新羅本紀・聖徳王紀においては、704年5月に蘇判(3等官)の金元泰の娘を王妃として迎えていたが、716年に耕地・宅地を賜って王宮から出させている。この元の王妃を成貞王后、分注では厳貞王后とする。そして720年3月に伊飡(2等官)の金順元の娘を新たに王妃に迎え、同6月に王后に冊立したとする。『三国遺事』王暦では、先の王妃を元泰迊飡(3等官)の娘の陪昭王后(諡は厳貞、または成貞)、後の王妃を順元角干(1等官)の娘の占勿王后(諡は徳)と伝える。
  3. ^ 731年の日本と新羅との交戦については、『続日本紀』など日本側の記録にはみられないが、8世紀頃の記事については両者で一致しない例が多い。(→井上訳注1980 p.287)
  4. ^ →井上1972。
  5. ^ 『三国遺事』王暦では陵は東村の南、あるいは楊長谷にあるという。


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