骨品制
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骨品制(こっぴんせい)は、朝鮮半島の古代国家新羅で導入されていた身分制度である。
- ^ 日本大百科全書『骨品制』 - コトバンク
- ^ 中名生・朴(2004),pp.127-130
- ^ 金庾信,王京人也。十二世祖首露,不知何許人也。以後漢建武十八年壬寅,登龜峯,望駕洛九村,遂至其地開國,號曰加耶,後改為金官國。其子孫相承,至九世孫仇充,或云仇次休,於庾信為曾祖。羅人自謂少昊金天氏之後,故姓金。庾信碑亦云:「軒轅之裔,少昊之胤。」則南加耶始祖首露與新羅,同姓也。 — 三国史記、巻四十一
- ^ 主簿は厳密には高句麗の3等官という序列ではないが、主簿に続けて高句麗官位と新羅官位の対比を記した『三国史記』職官志下の記述から、3等官に相当すると見られている(武田幸男 編 『朝鮮史』山川出版社〈世界各国史〉、2000年8月、94-95頁。ISBN 978-4634413207。)。
- ^ 「飡」の文字について、書籍では「飡(にすいに食)」とするものが多いが、朝鮮の金石文では「湌(さんずいに食)」とするものが多い。(金富軾 著、井上秀雄 訳 『三国史記 第1巻』平凡社〈東洋文庫372〉、1980年、35頁。)『三国史記』の底本については、奎章閣韓國學研究院の影印本が「飡(にすい)」とし、慶州重刊本(1512年)を1931年に影印とした古典刊行会本(学習院東洋文化研究所の学東叢書本)が「湌(さんずい)」としている。
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