SUPER GT/スーパーフォーミュラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 15:26 UTC 版)
「小林可夢偉」の記事における「SUPER GT/スーパーフォーミュラ」の解説
F1の2014年シーズンが終了後、所属していたケータハムは翌年の参戦が不透明に。そんな中キャリア初期を支えたトヨタからスーパーフォーミュラ岡山テストへの参加オファーを受ける。テストにはチームルマンから参加。そして迎えた2015年、トヨタのモータースポーツ体制発表会にてスーパーフォーミュラへのフル参戦が決まった。実に12年振りの日本国内でのレースとなる。2戦目にして優勝争いに加わり多くの表彰台を獲得する善戦を見せるものの、先んじて参戦していた石浦宏明や中嶋一貴に阻まれPP・優勝は一度も獲得できなかった。 2016年も同チームから参戦するが、モノコックに微細なダメージが入っていたこともあり、入賞わずか1回に終わった。 2017年はチームルマンからKCMGに移籍した。また8月に開催された鈴鹿1000キロでは、TEAM WedsSport BANDOHから初めてSUPER GTに参戦した。KCMGのチーム力と裏腹に優勝に絡む活躍を見せたが、結局PP・優勝ともにならなかった。特にもてぎではトップを快走しながら、ピットの右前タイヤ交換作業で20秒近くを失うミスにより勝利を逃すという、象徴的なレースとなった。 2018年はスーパーフォーミュラに加えてTEAM SARDよりSUPER GTのGT500クラスにもフル参戦。チームメイトは元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン。第4戦チャン・インターナショナルサーキットで優勝。これが国内メジャーレースにおける初の(そして現状唯一の)優勝となった。 2019年〜2020年はスーパーフォーミュラに参戦。何度か2位表彰台に上るも、こちらの初優勝はお預けとなった。またSUPER GT×DTMの特別交流戦富士スピードウェイ戦では、GT500のメーカーに所属する日本人ながら、唯一DTM陣営としてBMWから参戦するという離れ業をやってのけている。レース1では決勝14位、レース2では5位であった。 2021年はCOVID-19の影響もあり、スーパーフォーミュラに1戦のみの参戦となった。
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