STAGE-0- ENTRANCE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 04:54 UTC 版)
「コードギアス」の記事における「STAGE-0- ENTRANCE」の解説
角川スニーカー文庫より発売。『ザ・スニーカー』2007年4月号に先行して一部内容が掲載された。 アニメ版から7年前、ルルーシュとナナリーが枢木家へ人質として送られて、そこでスザクと出会う話が描かれる。 ルルーシュとナナリーは名目上「留学生」という事で日本に行き、枢木家の土蔵に住んでいた。しかし体裁を取り繕った交渉道具というのは明らかで、内々では既に皇位継承権を失っていた。ナナリーはルルーシュが居ないと部屋の中で無意識に暴れるなど、心が病んでいた。だが、スザクと親しくなった事で少しずつ癒されていく。 当時の日本は反ブリタニアの中華連邦やEUになびき、経済制裁を行っていた。またマスメディアによって反ブリタニアの世論が強くなっていた(スザクの父、枢木ゲンブの差し金)。ゲンブはブリタニアとの戦争を起こすことで日本を売り渡し、自らの権勢を広げようとしていた。またブリタニア皇家の派閥抗争で2人を生かしておきたくない勢力と交渉しており、ナナリーを殺しルルーシュを切り札として利用しようとしていた。 スザクはルルーシュにナナリーの事を託され、父と対峙し、その結果父を殺害する。桐原はゲンブの死を利用して「最善の負け方」を選び、後に日本人が立ち上がる事に希望をかけていた。 「ザ・スニーカー」に掲載されていた物では実際にゲンブがナナリーを始末しようとしている描写があり、そこに乱入したスザクによってゲンブが刺された事になっている。 アッシュフォード家は、ルルーシュとナナリーを守ろうとしており、彼らを皇族としては死亡扱いとして、ランペルージ姓を名乗らせることになる。戦争が起こる数か月前の話。 コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE-0- ENTRANCE ISBN 9784044223076(2007年4月28日発売)
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