SBCLとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > SBCLの意味・解説 

Steel Bank Common Lisp

(SBCL から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/05 14:04 UTC 版)

SBCL
作者 William Newman により CMUCL からフォーク
開発元 Various
初版 1999年12月 (25年前) (1999-12) (fork)
最新版
2.5.10  / 27 October 2025年 (9日前) (27 October 2025)
リポジトリ
対応OS Linux, Solaris, DragonFly BSD, FreeBSD, NetBSD, OpenBSD, macOS, 実験的: Microsoft Windows
プラットフォーム クロスプラットフォーム
対応言語 Common Lisp
種別 コンパイラおよびインタプリタ
ライセンス パブリックドメイン, MITライセンスBSDライセンスでカバーされている部分を含む (宣伝条項なし)
公式サイト www.sbcl.org
テンプレートを表示

Steel Bank Common Lisp (SBCL)は、高性能なネイティブコンパイラ、Unicodeサポート、ネイティブスレッドのサポートを特徴とするフリーCommon Lisp実装。

"Steel Bank Common Lisp"という名前は、SBCLがフォークしたCarnegie Mellon University Common Lispにちなんだものである (アンドリュー・カーネギーは鉄鋼業(Steel)で財を成し、アンドリュー・メロンは銀行家(Bank)として成功した)。

歴史

SBCLはCMUCLから派生したもので、CMUCLは、Spice Lisp,[1]の子孫である。 CMUCLは、1980年代、IBM RT PC上のMachオペレーティングシステム等で、Spice Lispは、Three Rivers Computing CorporationのPERQコンピュータで動作した。

SBCLはWilliam Newmanにより1999年12月にCMUCLの派生として公表された。[1][2] 派生当時の主な特徴は、処理系のクリーンなブートストラップ手法であった。CMUCLはCMUCLのソースコードをコンパイルするために、すでにコンパイルされた実行バイナリを必要とするが、SBCLはあらゆるANSI Common Lisp規格準拠の処理系からのブートストラップを理論的には可能とした。

SBCLは2000年9月にSourceForgeプロジェクトとなる。フォークの元々の理由は、当時すでに成熟して多く使われていたCMUCLの実装を不安定にすることなく、Newmanが行った初期の作業を継続することであった。フォークは友好的に行われ、以来、二つのプロジェクト間でコードの重要な流れやその他の相互作用が行われてきた。

フォーク以来、SBCLは何人かの開発者を集め、複数のハードウェアアーキテクチャやオペレーティングシステムに移植され、[3]、SBCLプロジェクトの範囲を超えていると考えられるいくつかのCMUCL拡張(Motifインターフェイスなど)のサポートを削除した一方で、ネイティブスレッドやUnicodeサポートを含む多くの新機能を開発するなど、多くの変更と改善が施されてきた。

2006年11月にはバージョン1.0がリリースされ、現在も活発な開発が行われている。

2008年の4月にWilliam Newmanはプロジェクトの管理者からの降任を表明したが、[4]数人の開発者がリリースの暫定的な管理を引き継いでいる。

SBCL10周年[5]、20周年[6]を記念して、ワークショップが開催された。

参照


外部リンク




英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語
  •  SBCLのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「SBCL」の関連用語

SBCLのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



SBCLのページの著作権

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのSteel Bank Common Lisp (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS