GNU_Common_Lispとは? わかりやすく解説

GNU Common Lisp

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 03:34 UTC 版)

GNU Common Lisp
開発元 GNUプロジェクト
最新版
2.6.14 / 2023年1月13日 (15か月前) (2023-01-13)[1]
リポジトリ
対応OS Unix系Microsoft Windows
種別 インタプリタコンパイラ
ライセンス LGPLv2[2]
公式サイト www.gnu.org/software/gcl/
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GNU Common Lisp (GCL) は、GNUプロジェクトによるCommon Lispコンパイラである。Kyoto Common Lispは直接の先祖にあたる。処理系は、Common LispのコードからCのコードを生成し、次にCコンパイラを呼び出すことでネイティブのオブジェクトコードを生成する。

GCLは、大規模プロジェクトにおいて実装言語としての採用の実績がある。代表的なものには、MaximaAXIOMHOL88ACL2等の数式処理システムや自動定理証明器などがある。GCLは、11種の計算機アーキテクチャ上のLinuxFreeBSDSolarismacOSMicrosoft Windows等のOS上で稼動する。

GCLの最新の安定版リリースは2023年1月13日である[1]

関連

  • CLISP – GNUプロジェクトによる別のCommon Lisp処理系

脚注

  1. ^ a b GCL – an implementation of Common Lisp”. GNU Project (2023年1月13日). 2023年1月15日閲覧。
  2. ^ GNU Common Lisp”. Free Software Directory. Free Software Foundation (2014年10月28日). 2022年8月30日閲覧。

GNU Common Lisp (GCL)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 19:06 UTC 版)

Common Lisp」の記事における「GNU Common Lisp (GCL)」の解説

Kyoto Common Lisp から発展したGNUプロジェクト製品である。完全な ANSI 準拠ではないが、数学ツールMaximaAXIOM、ACL2 などを含むいくつかの大規模なプロジェクト採用されている。この処理系11異なアーキテクチャ上の Linux動作しWindowsSolarisFreeBSD でも動作する

※この「GNU Common Lisp (GCL)」の解説は、「Common Lisp」の解説の一部です。
「GNU Common Lisp (GCL)」を含む「Common Lisp」の記事については、「Common Lisp」の概要を参照ください。

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