VAX_LISPとは? わかりやすく解説

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VAX LISP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 16:08 UTC 版)

VAX LISP
登場時期 1984年6月 (40年前) (1984-06)
最終リリース 3.1/ 1990
方言 Common Lisp
プログラミング言語 Lisp, BLISS, VAXアセンブリ言語
プラットフォーム VMS, Ultrix
関連言語 Lisp
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VAX LISP は、VMSULTRIX 等 32-bit VAX 上で稼動する Common Lisp 処理系。

概要

Lispマシン等のLisp専用機ではなく汎用機上で稼動する初のCommon Lisp実装とされる[1]

開発当初は、カーネギーメロン大学Spice Lispから、ブートストラップされたが、VAXの大きなコールスタックを活用できるよう再構築された。

また、初期開発者の中にはCMUからやって来た開発者もいた。

機能

  • Emacs風のエディタ(Common Lispで拡張可能)を中心としたダム端末ベースのIDE
  • DECwindows-や(X11-)ベースのIDE (GUIのエディタ、デバッガ、インスペクタ)
  • POSIXスレッドベースのマルチスレッディング
  • 高速にロードできる中間ファイルを生成するコンパイラ
  • 仮想マシン全体の実行状態の書き出しと読み出しのための特許取得済みの機構

バージョン4.0はリリースされることなく、プロジェクトは、Lucid社に売却された。

参考文献

  1. ^ pg 72/294 of Gabriel 1985

参照資料


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