OKI Common Lisp
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開発元 | 沖電気工業株式会社 |
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初版 | 1991年10月 |
最新版 |
"2.00" / 1992年6月17日
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対応OS | OKI UX, SunOS, HP-UX |
プラットフォーム | i860, SPARC, PA-RISC |
対応言語 | Lisp, Common Lisp |
種別 | コンパイラおよびインタプリタ |
OKI Common Lisp (開発コードネーム Tachyon Common Lisp) は沖電気工業によるCommon Lispの実装である。
当時最も高速であったLucid Common Lispよりもインタプリタで6倍、コンパイラで2倍の高速性を誇り、一部のベンチマークでは最適化されたCコードよりも同一マシン上で高速であったため、開発者によりC(物理の光速度)よりも高速という意味を込めてTachyon Common Lispと名付けられた[1][2]。
言語仕様
開発当初はCLtL2準拠であったが、後にANSI規格への準拠が進められた[3]
動作プラットフォーム
OKIstation 7300を初期動作プラットフォームとしたが、後にSPARC、PA-RISCを搭載するマシンへも移植された。
脚注
- Tachyon_Common_Lispのページへのリンク