TSV
読み方:ティーエスブイ
別名:タブ区切り
TSVとは、文字や文字列の間にタブ記号を挿入して区切りを設けること、あるいは、そのようにして各データを区切って管理するファイル形式のことである。
TSVは、表計算やデータベースのデータをテキストファイルで保存する場合などに利用される。カンマによってテキストデータを区切るCSV形式と共に、よく利用されるファイル形式であるといえる。
TSVもCSVも共にテキストファイルとして扱うことができるため、テキストエディタなどで手軽に編集することができ、大容量のファイルも比較的開きやすいといった利点がある。表計算ソフトで開けば、セルをピンポイントで修正したり、行や列を随意に挿入したり削除したり、といった操作も容易である。
ExcelやOpenOfficeのCalcなどでは、文書を新たに保存する場合、ファイルの種類としてCSVは選択可能であるがTSVは直接指定できない格好になっている。CSVの区切りをカンマからタブに変更することで、TSVとして出力することはできる。こうした背景もあってか、タブで区切られたTSVファイルもCSVと呼ばれるケースがままある。
Tab-Separated Values
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 15:05 UTC 版)
Tab-Separated Values (TSV) は、データベースにおける表や表計算データなど、表形式でデータを格納するためのシンプルなテキスト形式のデータ形式であり[1]、データベース間で情報を交換する方法の1つである[2]。
注釈
出典
- ^ How To Use Tab Separated Value (TSV) Files Published by the International Monetary Fund
- ^ a b “Definition of tab-separated-values (tsv)”. Internet Assigned Numbers Authority (IANA). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “cut(1) - Linux manual page”. man7.org. 2023年11月20日閲覧。
- 1 Tab-Separated Valuesとは
- 2 Tab-Separated Valuesの概要
- 3 例
- 4 脚注
- Tab-Separated Valuesのページへのリンク